2014年「おひとりさま」用で美味しいクリスマスケーキが買えるお店を教えて!
ココがキニナル!
“おひとりさま”でも楽しいクリスマスを過ごせるようなクリスマスケーキを探して!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
1人でも楽しめる「LA・NEIGE」「カナール」「パピヨン」「Rose Dange」「patisserie IKEDA」「フロランタン」のケーキをご紹介!
ライター:桐生 由美子
クリスマスケーキ企画も今回で3回目。
12月に入り、街にクリスマスイルミネーションが光り出したころ、編集部から1本の電話が入った。
「最近、編集部・山岸の機嫌が悪いんです」
昨年末に“おひとりさま”となった山岸。「寂しさの限界なんじゃないか?」と、心配顔の後輩編集担当たち。
そこで前回まではワイワイ仲間や家族、カップルで楽しめる「ホールケーキ」を中心に紹介してきたが、今回は山岸のような“おひとりさま”でも楽しい気分になれる手軽に購入できるケーキをリサーチすることに!
口コミを元に探しあてた「ひとりでも楽しい気分になる」ケーキ!
【ひとりでペロリと食べたいケーキ】
本牧「LA・NEIGE(ラ・ネージュ)」の「ブッシュ・ド・ノエル(518円)」
中にサンドされたイチゴクリームにはすりつぶしたイチゴの成分入り
このブッシュ・ド・ノエルはクリームのくちどけのよさがこだわりポイント!
今から28年前に足立区五反野に1号店を開店。本牧店は2号店で、2014(平成26)年で17年目。手間を惜しまず一つひとつのケーキをつくるオーナーは職人肌。午前中に売り切れてしまう人気ケーキも多いので、早めの来店がおすすめ。県外から足を運ぶ固定客も多く、一度来店したらファンになるお客さんが多い。
オーナーの鮎田さん
「一人用からあるクリスマスケーキは予約を中心に受け付け、クリスマスシーズンには店頭にも並びますが、すぐになくなってしまうので、事前に電話で問い合わせを!」と鮎田さん。
ウエディングパーティーのケーキも数多く手掛ける同店
繊細でアートのようなデコレーションケーキや季節のフルーツを使ったケーキが宝石のよう
戸塚「カナール」の「リト(432円)とフルーツプリン(475円)」
小ぶりでかわいらしい!
トッピングされたグロゼイユ(アカスグリ)の酸味がほどよく利いた「リト」(写真左)と、子どもに人気の高いフルーツがたっぷりのった「フルーツプリン」(写真右)。(フルーツプリンのカップはデザイン変更の可能性あり)
創業1953(昭和28)年の老舗洋菓子店。ケーキは、イチゴが丸ごとサンドされたスタンダードな生クリームのデコレーションケーキ「インペリアル」から、旬のフルーツをたくさんのせた「タルトフリュイ」など種類も豊富。創業当初はレストランからスタートしたカナール。現在も本店に併設されているレストランで、ハヤシライスやオムライスなどのランチもいただける。
スタッフの吉澤絵理さん。奥の工房では、カナール全6店舗分のケーキをつくっている
本店の店内。生洋菓子のほか、焼き菓子なども豊富にそろう。クリスマスギフトは地方配送も可
本店は駅から直通のトツカーナ地下1階で、いつもにぎわっている
クリスマスのホールケーキは12月20日までに要予約。1粒から買えるチョコレートも人気!
金沢文庫「パピヨン」の「パピヨット(432円)」と「グリオッティーヌ(410円)」
見た目だけでもかなり豪華な感じ!
チョコクリームと生クリームを米粉のスポンジで包んだ「パピヨット」(写真左)と、コーヒー味のスポンジにリキュールに漬けたチェリーがアクセントの「グリオッティーヌ」。
1974(昭和49)年に創業以来、40年以上続く老舗の洋菓子店。季節のフルーツを使ったタルトは女性や子どもに人気。甘さひかえめの「ババ・オ・ラム(サバラン)」は、男性にも好まれる味。オーナー自ら素材を厳選し、一つひとつ丁寧につくるケーキは、「親子三代で食べています!」というファミリーファンも!
オーナーの奥さまの大久保聖子(まさこ)さん
2代目のオーナー、大久保義彦さんとともに“地元の味”を守る奥さま。クリスマスホールケーキの予約は12月20日まで。
こぢんまりとした店内には、あふれんばかりの生洋菓子と焼き菓子が!
京浜急行線金沢文庫駅からすぐ
「毎年子どものバースデーケーキを注文しています」という地元ファンも多い。
焼き菓子も豊富にそろう。ケーキに合う紅茶も一緒に買えるのが嬉しい!
【ちょっと大きめだけどひとり占めしたいケーキ】
鴨居「Rose Dange(ロゼダンジュ)」の「シュトーレン(2100円)」
保存期間が比較的長いので・・・
すでに販売中!
1994(平成6)年創業以来、「良質な素材でも気軽に買える価格のケーキ」を目指し、鴨居の街で愛されている。フランス産のクリームチーズを極限まで柔らかい食感にした「白山ちーず」や、4層のチョコレートケーキ「鴨居の石畳」など、地元を意識したオリジナル商品も。野尻シェフの豊かなバリエーションが光る。
ほかのケーキは19日(金)までの予約。しっとりとした生地の中には、ラム酒で漬け込んだチェリーやパイン、赤ワインなどで煮込んだトルコ産最高級ドライフィグ(いちじく)がたっぷり!
スタッフにはシェフ野尻さんの奥様(左から2番目)も
「ドイツではクリスマスの2週間前ごろからシュトーレンを少しずつ食べる習慣があるので、楽しんでみてくださいね。ホールのクリスマスケーキもいろいろありますよ」と野尻さん。
年々お客さんが増え、ショーケースを拡大したばかり!
JR鴨居駅のそば。親しみやすい雰囲気
ホールケーキも「最高級品を手頃な価格で」。中央の笑ったイチゴがかわいい!
センター南「patisserie IKEDA(パティスリーイケダ)」の「ちびデコショート(1188円)」
1人でもデコレーションケーキが楽しめる。予約は19日(金)まで
スポンジの間にはぎっしりとイチゴが。フルーツケーキが得意だという「イケダ」ならでは!
パリを拠点に、日本でマカロンを広めた名店で修行をつんだ池田オーナーが4年前にオープン。横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩1分の立地も手伝い、すぐさま港北ニュータウンの人気店に。果物で季節を表現するようなケーキや、柿の種入りのマカロンなど、遊び心も忘れない。
「毎年、クリスマスケーキは新作を用意。今年はマスカルポーネチーズと木苺ソースを組み合わせたルージブラン(2200円)。モンブランや焼きショコラなども味わってみてくださいね」と池田オーナー。
生菓子、焼き菓子、マカロン、ジャムと品ぞろえ豊富
入口はスロープでベビーカーも安心
ここでしか味わえない「オリジナルマカロン」も人気!
同店ではクルミが香ばしい「ノア(220円)」をはじめ焼き菓子も充実している。
弘明寺「フロランタン」の「スイートショコラ(小 1200円)」
甘すぎない濃厚チョコレートがたっぷり入った素朴な味のケーキ。2倍サイズ(2500円)もある
35年前、元オーナーのご主人が45歳、現オーナーの奥さまが40歳のときに創業。素朴で優しい味はファンも多く、地元ファミリーのみならず遠方からのリピーターも! 2013(平成25)年開催、第32回横浜開港祭第4回横浜スウィーツパラダイスではグランプリを、2014(平成26)年の第5回では第3位を獲得している!
オーナーの娘さんの中村公仁代(くによ)さん
「父と母がつくり出した味を受け継いでいます。母の陽気な性格もしっかり受け継いじゃいました(笑)!」
落ち着いた雰囲気の店内
「ここでしか買えない逸品があります」
近所の小学校で考案したケーキを商品化!
現在73歳のオーナー、中村キヨ子さんがずっと担当してつくっている焼き菓子