センター北、阪急の上にある観覧車について教えて!
ココがキニナル!
センター北の都筑阪急の観覧車がいつのまにか、緑色♪(*^^)v、どのタイミングでオレンジ色から緑色に変わるのか気になる♪^^;(たろーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
街のランドマークとなるため設置された観覧車の照明は毎年2月中旬にオレンジからグリーンに変更される。9月中旬から再びオレンジにとお色直し
ライター:細野 誠治
観覧車のある街
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインの駅、センター北。
センター北といえば観覧車、というほど街のランドマーク。
センター北の顔、といっても良いのでは・・・
そんな観覧車、投稿にあるようにいつ、どのタイミングで色が変わるんでしょう? 阪急さんに聞いてみよう。
改札を出ればすぐに現れます・・・
もう目の前! 駅の真ん前! 屋上に観覧車!
観覧車はモザイクモール港北の屋上にあります
こちらモザイクモール港北は、関西圏を中心に展開される「阪急阪神東宝グループ」のショッピングタウン。
地下1階、地上6階建てで約180のショップが軒を連ねている総合エンターテインメント施設。この屋上部分に観覧車はあります。
さっそく登ってみると・・・
5階天井がガラス張りになっており、観覧車が見える
近づいてみると・・・
観覧車乗り場があるモザイクモール港北の5階部分はフードコートとレストランのフロア。そこにガラスで仕切られた乗り場がある。
ここで広報をされている松井さんと待ち合わせ。
運営サービス部部長、松井久子さん(58歳)
「ようこそ!」と元気な声で迎えていただく筆者。
それにしても・・・。観覧車も、デパート屋上のアミューズメント施設(遊園地)もよく見慣れているはずなのに、何となく不思議な感じがする。
大きくて、優しい感じで溢れている
昔よくあった屋上遊園地の観覧車って、どこか郷愁を誘うんだけどモザイクモールの観覧車には、それがない。それなのに、知らないのに懐かしさとワクワク感が去来する。
心が揺れつつ、挨拶もそこそこにインタビューを。
―こちらの観覧車は、いつできたのでしょう?
「はい。こちらの観覧車は、モザイクモール港北のオープンと同じく2000(平成12)年3月17日に開業いたしました」
ミレニアム開業、今年で15歳の大観覧車
―どうしてデパートの屋上に?
「まず、阪急というデパートは、関東地方でまだまだ知名度があまりありませんでしたので目立つものを作ろうと。そしてこちら、センター北駅のシンボルにしよう、という想いで建てられました」
街のシンボル! 確かに「センター北と言えば観覧車」って思います(そんな人、多いのでは?)。
そんな観覧車、1日の乗客数は多い日では約1000人もの集客があるという。
うん、間違いなく街のランドマークだ
そしてちょっとキニナル総工費だが、屋上にただ設置したというワケではなく、建物の骨組み自体に組み込まれている設計で、観覧車のみの工費は算出されていないそうだ。
ここでキニナル投稿の疑問をぶつけてみる。
いつ、観覧車の色(ライトアップ)がオレンジからグリーンに?
「色の変更は年に2回、行っています。2月の中旬、定期検査と同じ日にオレンジからグリーンへと変更をします。そして9月中旬、今度はグリーンからオレンジへとライティングを変えております」
―なるほど、そうなんですか。
昼間は塗装面の白が映える。ここにライトアップで色彩を施す
写真にあるライトを交換することによって色が変化
オレンジは秋冬間のライトアップで、紅葉をイメージ。春夏に施されるグリーン照明は新緑をイメージしているそうだ。
オレンジは紅葉、グリーンは新緑。街に季節を届ける
―では、つい最近、ライトの交換を行ったんですね?(取材時は3月2日)
「いえ、実は天候と風の影響でまだ交換ができていないんです。近日中には緑になりますよ」
交換する日は営業開始を1時間ずらして、照明を取り替えるという。
ぜひとも交換作業を見学したいものだが、こちらの取材は叶わなかった(残念)。
しばらく張り込んでグリーンに変わった観覧車もお届けしよう。