検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
  • はまれぽ.com無料掲載について

ココがキニナル!

神奈川県の県名はなぜ「神奈川」を採用したの?「横浜」でも良かったのに。(もといさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

県名に「神奈川」を採用した理由は、はっきりとわかっていないが、明治新政府が対外関係を重視したため、「神奈川」の名を使ったと推測される。

  • LINE
  • はてな

2011年08月09日

ライター:鈴木 亮介

なぜ「横浜県」でなく「神奈川県」なのか?確かにそう言われればそうだ。
そもそもどうやって県名は決められたのだろうか。

現在のような都道府県制になったのは、1871年(明治4年)7月の廃藩置県 によって決められたのだが、この時点ではすでに神奈川県は成立して数年を経ている。

神奈川県のホームページや横浜市のホームページを見ても、名称決定の経緯については明記されていない・・・。
こんなときは、この道のプロに聞くのが一番!さっそく、プロに尋ねてみよう。

ということで、訪れたのは県立歴史博物館。学芸員の寺嵜(てらさき)氏に話を伺った。

 


いざ、神奈川県立歴史博物館へ




神奈川県誕生の経緯

聞くところによれば、「神奈川県」の誕生経緯は、横浜開港の歴史に大きく関係していた。

1858年(安政5年)に結ばれた日米修好通商条約により、神奈川湊を開港することが決まった。
しかし、当時東海道の宿場町としては最大規模の都市であった神奈川湊を開港すると庶民と外国人とが接することが多くなり、攘夷(じょうい)派と対立する危険性があったほか、神奈川は江戸と陸路でつながっているため、治安が悪化してしまうことも懸念された。そこで幕府は急遽、三方を海で囲まれている貧しい漁村であった「横浜村」を開港場とした。

これに対し、「神奈川を開港するといったのに約束が違う」と諸外国は猛反発。そこで幕府は野毛村(現在の神奈川県立図書館付近)に神奈川奉行所を、関内の現在神奈川県庁が建つ位置(横浜市中区日本大通)には神奈川運上所を設置し、「横浜村は神奈川湊の一部だ」と主張した。
 


大変丁寧にご回答頂きました


1868年(明治元年)旧暦3月19日、神奈川奉行所および神奈川運上所は、明治新政府に接収されて横浜裁判所となり、次いで同年4月20日に神奈川裁判所と改称。

当時の「裁判所」とは行政機関を指す言葉で、機能は県庁と同じであり、これが実質的に現在の神奈川県にあたる。
そして、同年6月17日に神奈川府、同年9月21日に神奈川県へと改称した。

こうして今に至るのだが、肝心の「神奈川」を県名にした理由については疑問が残る・・・。

経緯を教えてくれた寺嵜さんもこれに関してはわからないということで、元神奈川県立公文書館職員である樋口雄一氏の論文を見せてくれた。

論文によれば、この頃慣例的に「横浜県」と呼ぶ人もいたようだが、正式な文書には登場していないという。
また、当時の明治新政府が対外関係を重視し、明治新政府の外交責任者であった東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)氏を神奈川裁判所総督に任命していることから、樋口氏は「神奈川府となったのは明治新政府の新たな指示によることが明らかである」と記している。

日本が開国し、明治新政府ができた要因は外国からの圧力によるところも多く、外国との窓口を重視していたことは東久世氏の就任に象徴的に現れているのである。

しかし、大政奉還後、明治新政府の体制を整える過程での命名だったため、はっきりと分かる史料が残っておらず、「誰がどのように『神奈川府(県)にしろ』と決めた」のかは判然としない。

ただ、樋口氏の研究を踏まえて考察すると、明治新政府が地方制度の確立を目指し全国に府県を設置した際に、諸外国と幕府が締結した条約上の開港場であった「神奈川」という名をそのまま引き継ぐよう指示したのではないかとみられる。


ではなぜ、横浜という地名はメジャーになったのだろうか?その核心にせまる!次のページ ≫
 

おすすめ記事

普段は閑散としている「宮前商店街」、提灯祭の由来とは?

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

しょぼい駅「神奈川駅」。名付けられたその真相は!?

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

絶品!!「麺」特集(1月10日)

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

【プレイバック】はまれぽライブラリー特別編「サイクリングの日スペシャル」

みなとみらいの絶景を独り占め。絶品料理とサービスが魅力の「屋形船すずよし」で最高の横浜クルージングを

  • PR

新着記事

横浜の運送会社「大松運輸」って、休みも取りやすく働きやすいホワイト企業って本当?

    • PR
  • 2018年06月18日

横浜生まれのプロレスラー、鈴木みのるさんを徹底解剖!【前編】

    • 面白かった184
    • 面白くなかった2
    • コメント0
  • 2018年06月19日
花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
中華街/路地裏グルメ特集
イベントカレンダー

はまれぽ編集部のイチオシ

不動産の「困った 」を総合的に解決。 有効活用への道を開く「日経管財株式会社」

  • PR

訪れた誰もがきっと笑顔に! 日常を豊かにする、本場の味。焼肉店「金城園」

  • PR

医療同様に地盤にもセカンドオピニオンを! 過剰な地盤改良を未然に防ぎ、住宅建築コストを削減!

  • PR

地域に密着し、ベストな保険プランを構築し、アドバイスしてくれる保険代理店「ほけんのいっぽ」

  • PR

タイヤ販売から車の修理、日本初? のタイヤプリントも。 タイヤのかかりつけ医「タイヤセンター戸塚」

  • PR

結婚相談所って怪しくない?「マリッジクラブ ウィッシュ横浜」で結婚相談所の疑問を徹底解決してきた

  • PR

横浜屈指のパワースポットを目指して、眺望も楽しめる「LM総合法律事務所」

  • PR

お気に入りの紅茶がきっと見つかる、横浜元町老舗の紅茶専門店「ラ・テイエール」

  • PR

職人さん全員集合! 安さと納車速度に絶対の自信を持つ、軽バン中心の中古車ショップ「Cars 4U」

  • PR

店の縁、人の縁。関内駅前にある、行けば何かが待っている愛嬌酒場「えにし」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 来年の京浜急行本社移転にあわせて、デハ230の復元が展示に向けて進んでいますが、その時に一緒に復元展...

  • 元町・中華街から西武秩父までS-Trainが運転されて1年が経過しましたが、東上線には同種の列車が登...

  • 黄金町は知る人ぞ知るインターナショナルスポットになっている?英会話カフェ、インターナショナルバー、ワ...

あなたはどう思う?

サッカーの「ワールドカップ」は見る?

最近のコメント