横浜開港祭2015は盛り上がったのか?
ココがキニナル!
開港祭の花火は休日だともっと盛り上がると思う。6月2日にこだわらず、休日に花火を開催できない? 休日ならいいことづくめ。警備や交通の集中など不安もありますが(いってよし夫さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
警備面や安全性の課題などから、実行委員長は休日にこだわらず6月2日に花火を開催することがベストとの見解だが「柔軟に対応していく」という
ライター:はまれぽ編集部
山積する課題
「THANKS TO THE PORT~市民が創りあげた国際港都(こうと) みんなで祝おう誕生祭~」をテーマにした「横浜開港祭2015」が2015(平成27)年5月30日(土)、31日(日)、6月2日(火)の3日間、横浜市西区みなとみらいの臨港パーク周辺で行われた。
2014(平成26)年は土・日・月の3日連続の開催で約80万人(主催者発表)が訪れたが、今年は日程が飛び石だったこともあり、来場者は現在集計中だが、前年より若干少なくなる見込み。それでも横浜市民をはじめ、多くの人が足を運んだ。
「でんぱ組.inc」も開港祭を盛り上げた
今年はインターネットを通じて不特定多数のひとから財源の提供を募る「クラウドファンディング」という手法を採用し、集まった資金をごみの処理費用に充てるなどといった新しい試みを行った。
しかし、メインの花火は平日開催。投稿にあるように週末や休日に開催すれば盛り上がるのではないか。実際、クラウドファンディングではどの程度の金額が集まったのかなども含め、祭りを振り返っての課題などを実行委員会に聞いた。
よろしくお願いします
お話を伺ったのは殿内崇生(とのうち・たかお)実行委員長。自身は開港祭の運営に携わるのは初めてだったそうで「やりきったというより、もっとできることがあったというのが率直な気持ち」と答えてくれた。
具体的には演出を含め、ステージでのイベントを来場者にうまく伝えられないことだったり、イメージキャラクターである「ハマー君」の露出が極端に少なかったことだという。
LINEスタンプにもなったのに・・・
次にクラウドファンディングについて。
2014(平成26)年の開港祭の際には3日間で100トン以上のごみが出され、その処理費用は約500万円だった。1口500円から協賛できるクラウドファンディングでは300万円を目標に設定し、最終的には301万3000円(6月9日時点での概算)が集まった。
500円協賛するともらえたオリジナルバンド
集まった金額は全額ごみ処理費用に充てられるが、今年はどれだけのごみが出て、どれぐらいの費用が掛かるかはまだ把握できていない。
ただ、殿内委員長によると、前述のように来場者が減る予想に加え、昨年は60台近く出展していたキッチンカーが今年は日程の関係などで約3分の1となる20台に減少したこともあり、ごみの量は減ることを見込んでいる。
昨年に比べてごみは減る?
クラウドファンディングについては、来年以降も「ごみの処理費用に充てるかどうかは分からないが、続けていきたいと考えている」と話していた。