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太っ腹すぎ!? 港北インター近くのホームセンター「コーナンPRO」の朝だけ無料な「自販機」のヒミツに迫る!

ココがキニナル!

港北インター近くの『コーナンPRO』は朝なら自販機のジュースが無料!なんでこんな太っ腹なサービスをしているの?(スさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

早朝のコーヒー無料イベントは集客のため、来店していただいた働く職人さんたちに対して気持ちよく仕事に向かってもらうためのサービスだった。

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ライター:細野 誠治

解決! 匠のホームセンター



―まぁ、なんということでしょう?
この不況のご時世、早朝に来店すればジュース(コーヒー)が無料とは・・・。

そんなキニナルお店の舞台は、建築系職人さんご用達のプロ仕様に特化したホームセンター「コーナンPRO」。

「匠」を支えるお店に突撃です。
 


港北インター近く。最寄りは市営バス41系統「折本町」からすぐ


IKEA港北の隣がホームセンターのコーナン。コーナンPROはその裏にあります
 


バス停から向かうと、そこここに「コーナンPRO」を知らせる告知が見える
 

ノボリや看板などPOPがたくさん!
 

バス停から徒歩3分くらい。こちらがコーナンPRO
 

投稿に添付された写真を頼りに探すと・・・
 

ありました!


敷地を入って左、建物の自動ドア横に鎮座していた。
 


自販機の上にはサービスの告知


メーカーは飲料大手のもの、紙カップ式のものだった。
 


午後に来たので買ってみる(コーラをチョイス。うん、普通に美味い)


これがオープンの午前6時半から午前9時までの2時間半の間、無料になる。
「どうしてだろう?」・・・ということでお店の方に。

入店すると・・・ドーーンとプロ仕様の資材や道具が。男子は家電量販店同様、訳もなくドキドキすると思います。
 


ゾンビに襲われたら、ここに篭ろう・・・


それと、店内に入ると分かります。何かね、店員さんがキビキビしてます。
 


爆裂に明るい店員の北川さんに案内されて・・・
 

館長の山川豊博(とよひろ)さんの元へ


半年前に大阪から赴任してきたという山川さん。お話を伺ってみよう。

1978(昭和53)年に創業したコーナン商事株式会社が運営、関西圏・中部地方を中心に展開しているホームセンター「コーナンPRO」。
近年は関東圏への進出も。ここ、港北インター店は2012(平成24)年11月にオープンしたという。
投稿にあった「早朝ジュース(コーヒー)無料」は開店と同時に催されたそうだ。
 


オープン当初から続くサービス


コーナンPRO全体が、このサービスを開始したのは2001(平成13)年から。この試みは、コーナンPRO全店で行われているという。

ではズバリ、なぜこのようなサービスをしているのか? 

それは・・・

「ウチのお店は建築職人さんがメインターゲットです。朝、職人さんたちが買い物を済ませて店の前でよくコーヒーを飲んでいましたので。これから仕事だ、という前に来ていただいたお客さまに、何かお返しができないかと・・・。その答えが早朝のコーヒー無料サービスですね」と山川さん。
 


「何か、お返しがしたい」


コーナンPROを展開するコーナン商事さんにも問い合わせると・・・
「ご来店していただく建築職人さんたちに、少しでも喜んでいただき、その日1
日のお仕事を頑張っていただくために始めたサービスです」と。

いいね。
 


「ジュースが無料」とあったが、正確にはコーヒー飲料が無料になるサービス


基本的に、無料となるのはコーヒー飲料。そして1人1杯まで。ズルして1人で何杯も飲む人はいないんだろうか?
「精々、来店して1杯、買い物をしていただいて帰りがけにもう1杯・・・とか。無限に何杯も、という方でしたらご注意もすると思いますが」

皆さん、きちんとルールは守られているようだ。

プロの方が利用されるお店。一般の方も利用されるんですか?

「土日とか、いらっしゃいますよ。個人でフローリングの張替えを、という方とかいらっしゃいます」
 


DIY好きな方も利用するそうで


そうなんだ!
 


ちょっと頑張ってDIYから・・・
 

プロフェッショナルまで


山川さんに店内を案内してもらい商品群を見ていると、何だか自分でもチャレンジしてみたくなる。

と、ここで山川さんイチオシの商品を・・・。
 


それが「空調服」!


ブルゾンに小さな扇風機が内蔵されており、快適だとか。

「暑けりゃ脱ぎゃいいじゃん・・・」と思うが、そういうことでもないらしい
(照り返しの厳しいところや、安全面とか)。
山川さん:「オススメ商品で、ヒットしています!」
 


ブオーッ! っと涼しいです


気づけば、すっかり楽しいホームセンター見学。
よし、次は実際に早朝、無料サービスを利用されている方に話を聞いてみよう。