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横浜ベイサイドマリーナで今年もタモリが熱狂!「タモリカップ2015」ジャパンファイナルツアー横浜大会をレポート!

ココがキニナル!

東北大会が嵐のコンサートで中止になったことで話題になったタモリカップが今年も9月12日に横浜大会が開催されるようなので取材をお願いします。(コビン・ケスナーさん・秋沙さん)

はまれぽ調査結果!

昨年をはるかに凌ぐ熱気は雲を吹き飛ばし奇跡の快晴となった。そして朝8時から飲み続けたタモさんのコンガの演奏は今夜も最高だった

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ライター:永田 ミナミ

海の男と海の女たち、横浜に集う



2014(平成26)年9月6日(土)に前夜祭、翌7日(日)にレースが開催された「タモリカップ2014」から1年。「来年も」と楽しみにしていたらみるみるうちに「タモリカップ2015横浜大会」がやってきた。
 


サルサで会場が一体となった前夜祭の盛り上がりは昨日のよう

 
今年は「2015 JAPAN TOUR」として7月18~19日に富山大会、8月1~2日に福岡大会が開催され、9月12日の横浜大会でツアーファイナルとなる。

本来のファイナルだった9月20日の東北大会が諸事情により中止になってしまったことはご存じの方も多いだろう。中止は大変残念だが、横浜大会が2015年最後の大会となったということは、昨年を上回る盛り上がりを見せるにちがいない。と楽しみに胸膨らませていたら横浜シーサイドライン・鳥浜駅に着いた。

8月の後半からほとんど毎日雨のような天気が続き、横浜大会直前の水曜日、木曜日には関東地方に大雨という言葉では形容しきれないほどの大雨を降らせた雲は過ぎ、よく晴れた穏やかな朝となった。
 


ひさしぶりに気持ちよく晴れた日に海に出られるという幸せ
 

開催場所はもちろん昨年と同様、横浜ベイサイドマリーナである
 

午前8時にマリーナに到着すると、各艇が着々と準備を進めている

 
昨年は土曜日の夕方から前夜祭、翌日曜日の朝からレースという日程だったが、今年の横浜大会は、午前9時30分からの海上パレードのあと、レース開始。午後3時にレース終了、午後5時に全クラスの帰着申告締切、午後6時から9時まで表彰式と大バーベキューパーティー、という密度の濃い1日となっている。
  


大会パンフレットにはこのようにある。確かにパーティーは心置きなく騒ぎたいだろう
 

出発時間の午前9時まではあともう少し。次第に日差しは強さを増していく
 

思えば前回は風強く波高く、降る雨がときに強さを増すワイルドな天候だった

 
今年はまた昨年とは異なるレースの雰囲気を味わうことができそうだなと思いながら、出発の時間を待った。
 


今年のスタッフTシャツ。イグアナがとてもかっこいい




1年ぶりの再会、そして出航



空いた時間を利用して朝食がてらサンドイッチでも、と近くのコンビニエンスストアまで出かけてみたが、サンドイッチはおろか、ロールパンといくつかの菓子パンを残して手に持って食べられるものはおにぎりも巻き寿司もなくなっており、これはこれでタモリカップの盛り上がりを見たような気がした。
 


そしてスフレを頬張りカフェオレのストローをくわえながら戻ると出発の時刻

 
運営本部ゼネラルキャプテンの木原さんがプレスの案内をしてくださって「じゃあ、はまれぽさんはこちらの船に乗ってください」と伸ばした手の先を見ると、何と昨年もお世話になった土屋さんだった。カフェオレ片手に編集部・山岸と「昨年の土屋さん、いい人でしたよね」と話していたので、嬉しい再会だった。

さらに木原さんから「上の会議室にお弁当があるので、好きなものを持って行っていいですよ」という嬉しい言葉も。
  


喜び勇んでハンバーグ弁当を選び、土屋さんのあとに続いて歩いていくと
 

いよいよマリーナのなかへ。やあ、懐かしいな
 

前回は雨に濡れた桟橋だった
 

Manoa号とも1年ぶりの再会を果たし
 

「では、今回もよろしくお願いします」と乗船

 
Manoa号に乗り込んで荷物を置き、ライフベストを着ている間に土屋さんが素早く出発の準備をすると、エンジンが始動。今回のプレス艇はアウトドアブランドPRの仕事をしている花井さんも一緒である。
 


さらば陸よ。港内は最徐行で引き波を立てないように航行しなければならない
 

土屋さんの安心な操縦でマリーナの外へと向かっていくと
 

同じようにゆっくりと海へ向かっていくマストが見えてきた

 
ヨットは帆に風を受けて進む船だが、今回出場しているのは「クルーザー」と呼ばれる船体にキャビン(船室)があるタイプのヨットで、動力もついているので帆を張らなくてもこうして進んでいくことができる。もちろんレースが始まれば頼れるのは風という自然の力だけである。

ちなみに1~2人乗りでキャビンを持たない渚を滑るヨットは「ディンギー」と呼び、基本的に動力はついていない。
 


カメラを向けると気さくに応じてくれる大らかなシーピープル
 

このように思い思いに正装してタモさんのもとへ向かうヨットも少なくない

 
思い思いに工夫を凝らした装いをしているのは、これも競技のひとつだからである。「タモリカップの観艦式みたいなものである」とタモさんが言う「海上パレード」では、森田名誉会長をスタートに向かう参加者を激励するのだが、そのときのパフォーマンスで「ベストパフォーマンス賞」が選ばれるのである。

ちなみにこのエントリーナンバー158「はやとり」とはこのあと何度も遭遇することになるのだが、このときはまだそのことは知らない最初の初の邂逅(かいこう)であった。 
 


そして沖へと進む無数のマストたちの壮観な風景を眺めていたら
 

気持ちは浮かれ、知らないうちに笑っていた
 

陸のほうを見ると、遠くにランドマーク然とそびえるランドマークタワーも見えた 

やがてマリーナの外に出ると水平線が広がり、光る海面の向こうに3本マストの帆船「みらいへ」が見えてきた。

 

森田名誉会長が乗る旗艦である




海上パレード、言ってみれば観艦式

続々と港から出ていくヨットのなかに、昨年もうねる波を物ともせず抜群の安定感を見せていたカタマラン(双胴艇)を見つけたりしながら、われらがManoa号も「帆船みらいへ」のほうへ。
 


ヨットの群れのなかを悠然と進んでいく大きな船体はジンベエザメのような迫力
 

そして旗艦の正面にまわっていくと華やかな海上パレードが見えてきた
 

そしてぐぐっとズームインするとレンズの向こうにタモさんの笑顔が見えた
 

そしてそんな素敵な海上パレードの様子を動画でどうぞYouTubeにリンクしています)

 
動画のなかでタモさんも話しているが、今回のタモリカップ横浜大会は昨年の参加艇数167艇を大きく上回る総エントリー数189艇という「日本の歴史上初めて」の大きな規模となった。

昨年は空が暗く、雨や波飛沫でそれほど遠くまで見渡すことができなかったので、今回の見晴らしのいい海に浮かぶマストの数に興奮していたが、実際の数も昨年より20艇以上多いのだ。

さらに仕事で全国各地のヨットレースを観戦している同乗者の花井さんが「一般のヨットレースは多くて100艇ほど」と教えてくれ、ヨットの数に驚いているのを見ると、今回のタモリカップの圧倒的なスケールの大きさがよく分かる。
 


タモリカップ2015横浜大会の記録を破るのは来年の横浜大会2016だろうか
 

「Blackbird」はその名にふさわしいカラス的コスチュームでパレード
 

お、さっきの「はやとり」だ。カメラを向けたらサービスしてくれた
 

お、マストの中腹に猛者を発見
 

「Lucky Lady VIII」か。覚えておこう
 

お、「はやとり」もタモさんの前でパフォーマンスを披露している
 

こんな趣のあるヨットも。素敵だなあと思って眺めていたら
 

挨拶をしてくれた。楽しんでくださいね
 

ほかにも「海は誰でも楽しめる」と掲げた日本視覚障害者セーリング協会のヨットや
 

華やかなコスチュームに思わず見とれてしまうヨットや
 

空手の型を決めてくれる勇ましいヨットや
 

シャンパングラスを持った森田名誉会長風クルーが甲板に立つヨットなど
 

一艇一艇すべてのヨットに「いってらっしゃい」と声をかける森田名誉会長は
 

とても楽しそうであった

 
昨年も引用したが、今年も大会パンフレットの言葉を引用しておこう。

毎回、参加艇各チームのパフォーマンスには圧倒される。
タモリカップに参加するセーラーたちを心底誇りに思う。
今回もまた、恥も外聞もなぐり捨て、大いに笑わせてくれることを願う。
いい歳こいてナニやってんだと。
そこに価値を見いだせない人間は不幸だ。
いい歳こいてるから出来るのだ。

───大会名誉会長 森田一義

 
昨年の言葉に加わった「いい歳こいてるから出来るのだ」の1行が心に響くが、そんなことを言うのも、もはや野暮だろう。
 


なぜなら今この海にいるのは、そこに価値を見いだせる幸福な人間だけだからだ