14日、横浜市交通局の職員であり市営バスの運転手であるM容疑者（40）が、強姦の疑いで麻生警察署（川崎市）に逮捕された。

報道によれば、事件が起こったのは5日午前0時10分ごろ。

川崎市麻生区内の駐車場にM容疑者が車を止め、ワゴン車内から「新横浜まで行きたいが道が分からないので、カーナビをセットしてほしい」と歩いていた女性に声を掛けたという。

女性がセットしたところ「お礼に足つぼマッサージをさせてほしい」と後部座席に乗せ、そのまま車内で、同区に住む保育士女性（26）を暴行した疑い。
　

市営バスの運転手は高給取りで知られている

M容疑者が勤務するのは、横浜市営バス若葉台営業所。

まだまだ詳細が不明のこの事件。交通局ではこの件をどのように対応しているのだろうか。
早速取材に向かうことにした。



男性の職場はどうなってる？

旭区若葉台二丁目にある若葉台営業所。
たくさんのバスが出入りしており、バスの運行は正常に行われているようだった。
　

旭区にある横浜市営バス若葉台営業所

早速、詳細を聞こうと思ったが、担当課長から出た言葉は「こちらも突然のことで驚いているんです。今回の件も営業所ではなく、交通局本部の方に連絡があったものですから」というもの。
　

若葉台営業所の入口、「地域の輪」という文字もある

営業所が連絡を受けたのは14日の15時過ぎ。
M容疑者からは突然「体調不良で休みます」とだけ電話があったそうだ。

それでもバスは正常に運行しなければならないため、調整に奔走していたところ、M容疑者が逮捕されたという連絡が交通局本部からあったという。

それ以上詳しい内容については、全て交通局総務部を通すようにと指示を受けているようで、残念ながら取材はここまで。逮捕される前日まで通常通り勤務していたこともあり、とにもかくにも、寝耳に水という状態だったようだ。