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横浜のココがキニナル!

主力放出が続く横浜F・マリノス、今シーズンはどんな体制で戦うの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果

中村俊輔選手や榎本哲也選手といった生え抜きの流出について新社長は一切触れず。新加入の元日本代表・扇原貴宏選手らとともに名門復活を期す

ライター:田中 大輔 (2017年01月17日)

1993(平成5)年のJリーグ開幕から25年目のシーズンを迎える今年、開幕時からリーグに参加を続ける横浜F・マリノス(当初は横浜マリノス)もまた創設から25周年を迎える。

このところ度重なる主力選手の流出など、ファンにとっては胃の痛くなるようなニュースの続くチームではあるが、1月15日、25回目のシーズンに向け新体制発表会を開催した。
 


新加入選手や新ユニホームが発表された
 



クラブがピンチを迎える中

前身である日産自動車サッカー部時代から、日本サッカー界を代表するチームであり続けた現在の横浜F・マリノス。Jリーグ開幕時から参入している10チーム、いわゆる「オリジナル10」に数えられる老舗クラブだ。鹿島アントラーズとともに、2部リーグであるJ2リーグへの降格経験がないたった2つのチームのひとつでもある。
 
しかし、Jリーグでの優勝は2004(平成16)年以来遠ざかっていて、2016年シーズンも18チーム中10位と振るわなかった。
 


長く低迷が続く栄光のトリコロール
 

加えて、1997(平成9)年の入団以来(2003〈平成15〉年から2009〈平成21〉年は海外でプレーのため除く)、チームのアイコンであり続けた中村俊輔(なかむら・しゅんすけ)選手がジュビロ磐田へ完全移籍をすることになった。
 


チームを去ることになった中村選手(2012年撮影)
 

さらには、それと前後して小林祐三(こばやし・ゆうぞう)選手や榎本哲也(えのもと・てつや)選手、兵藤慎剛(ひょうどう・しんごう)選手ら、チームを支えてきた選手たちも相次いでクラブを離れることとなり、戦力ダウンは避けられない事態に陥ってしまっている。
 


退団が噂される齋藤学(さいとう・まなぶ)選手。去就未定で「グレー表示」?
 

そんな状況にフロント陣と現場の確執を指摘する声も上がる中、新体制発表会の会場となった日産グローバル本社にある日産ホールには、多くの報道陣と抽選で選ばれたファン・サポーターが詰めかけた。



キャプ翼世代の新社長

発表会の冒頭、登壇したのは同日付で社長に就任した古川宏一郎(ふるかわ・こういちろう)氏。本人いわく「『キャプテン翼』世代」と言う41歳の若さで、社長に抜てきされた。

古川新社長は2000(平成12)年に上智大理工学部電気電子工学科を卒業後、ノキア・ジャパンを経て2004(平成16)年6月に日産自動車に入社。2016(平成28)年4月には日本マーケティング本部EV事業部長に就任している。

古川社長はJリーグ開幕戦を観戦した思い出を語るなどした上で、「サッカーは心が躍るスポーツであり、エンターテインメント」と話し、「感動を届けるエンターテインメントにはさまざまなジャンルがあるが、心が躍る、熱狂するようなエンターテインメントはスポーツしかないのではないかと思う」と自身のスポーツ感を披露した。
 


この日に社長就任となった古川氏
 

チームについては、「F・マリノスには短期的、中長期的に改善を図らなければならない課題がある」と現状を認識しているとして、「100%の情熱を持って真摯に取り組んでいきたい」と意気込んだ。

チームがてんやわんやの時期での社長就任となったが、「サッカーが好きで経営に興味のある人間にとっては魅力的なポジション」と、数年前から自ら希望していたことを明かし、就任の打診が来た際には「素直にうれしくて、ワクワクした」と続けた。
 


挨拶を終え、サポーターに頭を下げる古川社長
 

挨拶では主力選手の相次ぐ移籍流出については触れず、発表会後の囲み取材の際も「きょうは初めてサポーターの皆さんの前に出る場だった。まずは私のことを知っていただくこととご挨拶に注力した」と話し、チームの現状について具体的な言及はなかった。


チームはどう生まれ変わる?・・・キニナル続きは次のページ
 

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