横浜の開港を祝う日

1859（安政6）年6月2日に海外との自由貿易が始まってから158年。港とともに発展してきた横浜にとって、「6月2日」は特別な日。

そんな横浜発展の礎となった日を祝う「横浜開港祭2017」が6月2日（金）・3日（土）の2日間にわたって、横浜市西区みなとみらいの臨港パークを中心に開かれる。
　

港への感謝を込めて
　

2日正午から行われたオープニングセレモニーで、開港祭を主催する横浜青年会議所の森大樹（もり・だいじゅ）理事長が壇上に立ち、「6月2日は、港とともに発展してきた横浜の原点とも言える日。市民が笑顔になれるよう、さまざまなイベントを企画した。3日までの2日間ではあるが、楽しんでいってほしい」とあいさつした。

続いて、同会議所のエバンジェリスト（広報親善大使）で、この日の夜にライブが予定されているクレイジーケンバンド（CKB）の横山剣（よこやま・けん）さんの決めポーズ「イィ～ネッ！」とともに、開会を宣言した。
　

「開港祭、イィ～ネッ！」
　

続いて、開港祭をPRする「横浜開港祭親善大使」がステージに。

今年の大使は「歌って踊れる」をテーマに、「イーネッ！　☆ガールズ」という名前で、横浜市歌を開港祭バージョンにアレンジした歌とダンスを披露した。
　

　

こんな大使、見たことない！
　

横浜開港祭の会場は「横浜開港発祥ストリート」、「ランドエリア」、「マリンエリア」、「潮入りの池ランドエリア」、「ぷかり桟橋・遠方エリア」、「円形プラザエリア」に分かれていて、各会場でさまざまなイベントが行われている。
　

各エリアでイベント目白押し（横浜開港祭実行委員会ホームページより）
　

会場には特設コースが設けられ、2014（平成26）年の開港祭で20年ぶりに復活した「チビッ子ミニ駅伝」を今年も開催。
　

会場内の特設コースを元気いっぱい駆けまわるチビッ子たち
　

エンジン付きゴムボートでみなとみらいの海を走る「スーパーキッズ体験操船会（＝1回100円。2・3日）」、横浜の新しい観光ツールとなる水陸両用バス「スカイダック（＝大人2000円、小人1000円。2日のみ）」の有料乗船会なども人気だった。
　

操船会には、この行列
　

みなとみらいをクルーズして、気分は船長さん！
　

陸からも海からも横浜を間近に感じられる「スカイダック」
　

福島県いわき市の移動水族館「アクアマリンふくしま」も人気！
　

また、「横浜の港から世界へ送るスウィーツ祭」をテーマに、横浜市民が選ぶ横浜ナンバーワンスイーツを決める「YOKOHAMAスウィーツパラダイス」には例年以上に多くの人が足を運び、甘味に舌鼓を打っていた。
　

ナンバーワンスイーツは3日に決定！