横浜きっての観光地、元町・中華街。
　

世界各国から観光客が集まる

　
土日ともなれば車で来訪する人も多く、駐車場選びにひと苦労。ただでさえ混雑しているのに、駐車場に入るまでに時間がかかることも珍しくない。

そんな悩みを払拭するかもしれない新時代の駐車場が、本日、2018（平成30）年7月1日午前10時にオープンする！
　

その名も「ダイレクトパーク元町中華街」


横浜スタジアムから元町商店街方面へ真っ直ぐ進む（Googlemap）

　
この立体駐車場、ご存知の方もいるだろうがもともとは「山下町新井パーキング」として営業していた駐車場。
　

リニューアルのため、2018年6月5日から休業していた

　
どちらかと言えばJR石川町駅に近く元町商店街寄りの場所。しかし中華街まで徒歩で3〜4分ほどの距離なので、地元の方にも観光客の方にも使い勝手の良い立地だ。

そのため入り口は2つ用意されている。
　

こちらの元町口と


中華街口（写真は改装中のもの）

　
以前の運営元は中区に本社を持つ株式会社新井清太郎商店。リニューアルを機に、相模石油株式会社に運営会社が変更となった。
キニナル料金や仕組みを、相模石油株式会社の阿久津恵介（あくつ・けいすけ）さんにうかがう。
　
　
　
ダイレクトパーク元町中華街
　
相模石油株式会社は1924年（大正13年）創業、平塚市に本社を置く老舗企業だ。さまざまな事業展開をする内のひとつとして駐車場運営事業部があり、神奈川県及び静岡県を中心に24時間対応のコインパーキングを管理・運営しているという。

そして、これまでの運営ノウハウを集結させた最新の駐車場が「ダイレクトパーク元町中華街」というわけだ。
　

利用方法（クリックして拡大）

　
上階に行くほど料金が安くなることについては、「通常、立体駐車場は下の階から埋まっていくので、どうしても上階の利用率は低くなるという問題点があります。それを逆手に取ったのがこの駐車場です。利用時間によって駐車する階数を使い分けていただければと思います」と、阿久津さん。

時間貸しで一番お得なのは、60分100円の6階部分。6階は土日も金額が変わらないので、観光客にも嬉しいところだ。
　

土日関係なく8階は1日最大900円！　（クリックして拡大）

　
7、8階よりも6階が安い理由については、「今まで数百の駐車場を運営・管理してきたデータをもとに料金を設定した経緯があります」とのこと。全ての階をまんべんなく利用してもらうための工夫のようだ。

確かに、料金が安ければ上階を利用する人も増えるだろう。そうは言っても、時間を惜しむ人や上るのが面倒な人は、やはり下の階を使うものではないだろうか。
しかし、ただ安いだけじゃないのがダイレクトパーク元町中華街の魅力だった！