金沢区の三井アウトレットパーク横浜ベイサイドが9月に閉館! テナント数倍増の新施設とは?
ココがキニナル!
三井アウトレットパーク横浜ベイサイドが建て替えのために9月2日に一時閉館!これまでの経緯やどんなアウトレットになるかキニナリます!(ぷーさん/黒くてもシロッコさん/よこはまいちばんさん/あきもちさん)
はまれぽ調査結果!
三井アウトレットパーク横浜ベイサイドは、建て替えのために9月2日に一時閉館。2020年春には、テナント数が倍になった3階建ての新施設がオープン予定!
ライター:はまれぽ編集部
横浜シーサイドラインの鳥浜駅から徒歩5分ほど、金沢区の「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」は、平日でも買い物客でにぎわう人気のショッピングエリアだ。
港町らしい風車が目立つアウトレットパーク
広さ3万2000平方メートル(横浜スタジアム約1.2個分)の敷地には約80店舗が軒を連ね、海辺の町をイメージしたお洒落な雰囲気の中で買い物や食事を楽しむことができる。
カフェの上には灯台(のモニュメント)もある
1998(平成10)年の開業以来、地域のみならず多くの人々に愛されてきたこの施設だが、惜しまれながらも2018年9月2日に一時閉館を迎えることになる。その後、全面的な施設建て替えを行い、2020年春に再び開業する予定だという。
その後は3階建ての施設になり、延べ床面積で約2倍の規模になるというから、かなり大規模な建て替えとなりそうだ。
水色部分が建て替え予定のアウトレットパーク
まずは閉館を間近に控えた、現在の施設の様子を見てみよう。
港町で流れるゆったりとした時間
閉館セール中の正面入り口。閉館だけど、どこかポジティブ
横浜ベイサイドは、海のすぐ近くという立地を意識した建物や装飾が、あちこちに用意されている。敷地面積に対して店舗が詰め込まれておらず、余裕のある構造であるとも言えそうだ。
建物の中庭には憩いのスペースや水遊びのできる噴水がある
夏休み期間中の平日のためか、小さな子どもを連れたファミリーが多く訪れていた。海沿いでマリーナなども近いため、ベビーカーを押しながら港を見たり周囲を散歩する姿も見られ、非常にゆったりとした時間が流れている。
敷地面積はそれほどでもないのだが広々としており、移動販売車もあちこちに
インフォメーションでは、繰り返し9月の閉館のお知らせが流れてくる。それも悲壮感はなく、新しい施設になって帰ってくることを伝える内容だった。閉館中は、近隣の別のアウトレットパークを利用するよう案内しているようだ。
ここからの移動時間なども紹介されていて親切
象徴的な「尾びれの噴水」
館内では中庭部分を囲むようにさまざまなブランドの店舗が営業している。閉館を前にセールを実施しているお店も多いため、どこもにぎわっているようだ。
テラス状になった2階部分にも多くの買い物客がいた
閉館を前に、横浜ベイサイドでは利用者からアウトレットパークとの思い出の写真を募るフォトコンテストを開催。その作品を使ったモザイクアートが展示されていた。
多くの人の思い出で描かれているのは・・・
新施設のイメージ図!
郊外型のアウトレットパークらしく、駐車場も約1200台分用意されている。
アウトレットパーク本体と同じくらいの広さがありそう!?
施設西側の工場地帯には繁忙期用の臨時駐車場もある
オープンから20年が経過した建物は、絶え間ない潮風にさらされて相応の傷みがあるように見える。遠からず、施設の更新は必要になるものなのかもしれない。
新たな計画では、アウトレットパークは3階建ての施設になり、延べ床面積は現在の2万平方メートル弱から5万4000平方メートルに増加。入居するテナントの数は80店舗から約150店舗に倍増するという。いったいどんな施設になるのだろうか?