今年も残すところあとわずか。年の瀬になると帰省や旅行でお土産を買う機会も増えるはず。
横浜に来た人も横浜から里帰りする人もキニナルのが、横浜や神奈川のちょうどいいお菓子ではないだろうか。

新幹線が発着する新横浜駅は横浜みやげのメッカ！というわけで、実態を調査することにした！
　

新幹線駅でもある新横浜では、改札の中でも外でもお土産が買えるぞ
　

今回は、新横浜駅のキヨスクを担当する東海キヨスク関東支社新横浜支店の松田幸大（まつだ・ゆきひろ）さんにご協力いただき、横浜土産の人気ランキングやおすすめのギフトを教えてもらった。
　

おすすめ商品「横濱レンガ通り」の前で緊張気味の松田さん

　
ランキングの前に、まずは新横浜駅の新幹線改札前にある「グランドキヨスク新横浜」でお買い物をしている方に、おすすめ商品をインタビューしていこう。
　

お土産に加えてコンビニ商品も取り扱っている「グランドキヨスク」

　
まずは、岐阜県から、イベントに参加するためにやってきたという二人連れのサワダさんに、お土産のチョイスを聞いた。
　

横浜へ来るのは二度目だそうだ

　
手にしていたのは馬車道十番館の「ビスカウト」（5枚入りで810円・税込み／以下同）。
　

カステラなどと一緒に日本に伝来した由緒あるお菓子

　
今回のお土産を選んだ基準をうかがうと、「個包装になっていて配りやすいかな、と思って選びました。このお菓子は食べたことがないので、余ったら食べようと楽しみにしてます」と話してくれた。

つづいてお話をうかがったのは、旦那さんが横浜出身だという音谷さん一家。横浜へ里帰りしていて、これからお住まいの新潟に戻るためにお土産を選んでいた。
　

吟味して選んだ横浜土産は・・・？

　
買い物カゴに入れていたのは、横浜マリンフーズの「横浜メープルリッチパンケーキ（10個入り1080円）」と、鎌倉まめやの「湘南ミックス（270円）」。
　

ふわっふわのパンケーキをご購入
　

お土産を選ぶ基準をたずねると、「いろいろな人に配る前提なので、あまり高いものではなく、値段と数のバランスかな」とのこと。また、一目見て横浜のお土産だとわかる商品であることも重要なポイントのようだ。
　

ミックスナッツは「以前食べておいしかった」ということで、リピート買いだった
　

ちなみに、パンケーキの下にある「シュガーバターの木」は東京の商品。残念！
　

続いては、これから「岡崎に住む息子夫婦のところにいって、孫の顔を見てきます」というご婦人にお話をうかがう。
　

横浜らしいお土産ということで、「あかいくつ」と迷った末に決めたのが・・・
　

「横濱レンガ通り（18個入り1620円）」だ！

　
なんでも息子さん夫婦は赤レンガ倉庫近くで結婚式を挙げたそうで、「このお土産なら、そのことを思い出だして喜んでもらえるかな」という心遣いもあって選んだそうだ。

お土産を選ぶ人は、誰もが渡す相手のことを思い浮かべながら吟味している。選んだ品物には、そうした思いやりの気持ちがそのまま表れているように思えてくる。

「どのお土産がいいのか、全然わからないの」と言いながら売り場を見渡していた女性にもお話を聞いてみる。
女性は山口県から息子さんが住む横浜に用事を済ませにきたそうで、「『横浜』や『東京』という名前がついたお菓子を買おうかと思います。どこに行ってきたのか分かりやすいので」と話してくれた。
　

重慶飯店の「蝦仁餃子（えびぎょうざ、1080円）」は自宅用。悩む時間も楽しそう

　
また、別のお客さんから「このお菓子がおすすめ！　おいしいですよ！」と教えていただいたのは、女性誌のお取り寄せランキングで第一位に選ばれ続けているという、「六瓢息災（むびょうそくさい、20個入り3240円）」。
　

目黒区の会社なので、横浜土産ではなかった。無念！

　
ヒョウタンをあしらったお菓子はなかなか高級なお値段だが、「年末年始はあいさつに行くことが多いので、ちょっとしたお持たせとして重宝してます。やっぱり重視するのは日持ちするかどうか。今日は売り切れているけど、神奈川県のお土産なら『クルミッ子』もいいですね」と話してくれた。
　

職人の手作りで、大量生産ができない「クルミッ子」。手に入るかはタイミング次第！

　
お買い物中の方々からそれぞれのこだわりやおすすめを伺ったところで、注目の売り上げランキングを見ていこう！