横浜市都筑区の住宅街にある正体不明の看板は何?
ココがキニナル!
都筑区の住宅街に正体不明の看板がある。それ以外の看板はなく、その建物がなんなのかよく分からない。なんの会社なのか、看板に描かれているキャラクターが誰なのかキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
※この記事は株式会社ワンフラットのPR記事です※
謎の看板を発見
横浜市都筑区の住宅街に正体不明の看板があるという。なんでも、その看板(ストリートアートと言った方が近いかもしれないが)には得体の知れないキャラクターが大きく描かれているのだそう。無類の謎スポット好きを自称する「はまれぽ」が、謎の看板があると聞いてじっとしているわけにはいかない。ということで、さっそくキニナル看板がある都筑インターチェンジの近くへ足を運んだ。
最寄り駅である横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台駅」を降りて歩くことおよそ15分。住宅が連なる一角に、噂の看板を発見した。
でも、謎の看板はあれど、事務所と思われる建物に表札などはない。何かの会社だろうか。突撃する前に、いったん看板に近づいてみる。
くりっくりの目が特徴的なこの人物はいったい誰なのか?
「Oneflat」が社名なのか?
社名らしき「Oneflat」の下には、「Light cargo transport group」と記されている。スマホを使って一つひとつ意味を調べていくと・・・
・Light=軽い
・cargo=貨物
・transport=輸送
・group=グループ
なるほど、「軽貨物輸送グループ」か。恐らく、軽貨物を配送している「Oneflat」という会社なのだろう。正体がなんとなく分かったところで、さっそく突撃である。
「こんにちは〜」
突然の訪問にもかかわらず笑顔で出迎えてくれたのは、代表取締役の横山一平(よこやま・いっぺい)さん。予想通り「Oneflat」は会社名とのことだ。
まずは「Oneflat(以下、ワンフラット)」がどんな会社なのか確認すると、「横浜を中心に、関東1都3県で軽貨物配送をしている会社です」と横山さん。
あの看板に書かれていた通り「軽貨物」の会社だった
さっそく、あのキャラクターについて聞きたいところだが、いきなり聞くのは失礼な気もするので、まずはワンフラットの特徴について掘り下げてみる。「軽貨物」とのことだが、具体的にはどんなものを配送するのだろうか。
「事務用品を中心とした法人向けの通販サイトや某大手通販サイトの配送をメインに、飲食物や印刷物、建設機械、おもちゃの配送まで幅広く請け負っています」
ハンドメイドのオシャレな内装
「いまは医療関係の配送にも力を入れています。事務用品の配送だとコピー用紙などといった重たい荷物もありますが、例えば歯のインプラントの型だとサイズも小さいし重くないんですよ。しかも、歯医者の受付だと女性がほとんどですので女性ドライバーが好まれる傾向にあります。そこでワンフラットでは女性の採用にも力を入れていて、近々女性だけのドライバーユニットを組みたいとも考えてるんです」
女性のドライバーも活躍している
軽貨物のドライバーといえば50~60代の男性が多いイメージがあるうえ、運送会社にかかわらず今はどこの企業も人手不足が深刻な問題である。果たして女性ユニットを組むだけのドライバーが所属しているのだろうか。
「現在、ワンフラットは100名ほどのドライバーと契約していて、毎月5人ほど増えています。まだまだ女性ドライバーが多いとまでは言えませんが、それでも少しずつ増えてきていますね。すでにユニットを組めるだけの女性ドライバーは所属していますよ」と、横山さんは笑顔で答える。
スタッフの8割は20~30代とのこと。若い!
なぜこれほどまでに人手不足が蔓延している現代において、ワンフラットは安定して人材を確保できているのだろうか。看板のイメージキャラクターもキニナルが、これも解決しておきたい謎である。
「一般的に、ドライバーの仕事って3K(きつい・汚い・危険)のイメージがあると思います。でも、ワンフラットではTSA(楽しい・清潔・安全)をモットーに、作業量や勤務時間を自分でコントロールできる自由な働き方を推奨しています。ドライバー同士も仲が良く、この間も業務終了後に6~7人のドライバーが事務所で夜中の1時くらいまでアイスを食べながら交流を深めてましたね(笑)」
カフェをイメージした事務所は憩いの場にもなっている
とはいえ、それだけで設立からわずか2年足らずの若い会社に100名ものドライバーが集まるとはいささか謎である。荷量に差はあれど、大手でさえ人手不足に困っているというのに。
「軽貨物の配送って稼げないイメージがありませんか? ワンフラットではそういったところからドライバーのイメージを覆そうとしていて、年収にして700万円を稼ぐドライバーもいるほどなんです。独立支援もしていて、すでに5社の独立支援実績があり、収入を含めてそういったところに魅力を感じて所属しているドライバーも多いのではないでしょうか」
横山代表は29歳の若手実業家
少しいじわるなことを言えば、ドライバーのイメージを覆したところで、メディアでもたびたび話題になる「再配達問題」を解決しないと、ドライバーの労働環境そのものが変わるわけではない。つまり、ドライバーがすべての負を背負っている現状に変わりはないのだ。
そうした問題の根本にメスを入れるべく、「ラストワンマイル」と言われる物流の最終局面を得意とする軽貨物運送業界に向けた最新のプラットフォームをマレーシアで開発、近日公開予定とのことだ。
清潔でおしゃれなワンフラットの事務所
どうやら「ワンフラット」はただの軽貨物運送業者ではなく、「業界を変えたい」という気概にあふれた革命児のようだ。ただ、正直これだけの問題を解決するには、想像を超えるエネルギーが必要になるはず。なぜ大手ではないワンフラットがこの問題に立ち向かおうとしているのだろうか。
「全ては運送業界全体のイメージを良くするため。大手こそこういうことはできないんですよ。というのも、昔からの古い体質があって、それが強みにもなっているためです。でも、ドライバーだけでなくユーザーもそんなことは望んでない。だからこそワンフラットのような新しい会社がそこにつけこんでいかないといけないんです。再配達問題がなくなれば効率的に稼げますし、業界のイメージが良くなればドライバー不足などの問題も解決できますからね。口だけでなく、本気で解決しようと試行錯誤しているところです」
そろそろ本題に入りたいところ・・・