【体験レポ】京急ミュージアムの体験コーナーを遊びつくしてきた! 京急のレジェンドも登場
ココがキニナル!
横浜の京急グループ本社1階にオープンした京急ミュージアムの体験コーナーを遊びつくす!オトナでも楽しめるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
2020年で40歳を迎えるはまれぽ編集部最年長の小島も大満足の「京急ミュージアム」。細部までこだわって作られた館内の体験コーナーは子どもやマニアでなくても楽しめる。
ライター:はまれぽ編集部
2020(令和2)年1月21日に、横浜の京急グループ本社1階にオープンした「京急ミュージアム」。
京急ミュージアムの記事はこちら
待望のオープンとなったが、2月24日までは事前申し込みの抽選入館となっているため、まだその感動を味わえていない方が多いだろう。その後は、同月26日から当日受付の入館も可能になるということだが、ここでも混雑することは間違いないだろう。
入館したくてもできない、入館を夢見ている、そんな方のために「はまれぽ」は、内覧会、オープン初日の様子を伝えてきたが、お伝えしきれていないことも多くある。そこで今回は、「京急ミュージアム」に特別にお邪魔し、展示だけでなく操作体験もできる「京急ラインジオラマ」や「鉄道シミュレーション」、オリジナルのプラレールを作れる「マイ車両工場」を実際に体験してきた。
京急ラインジオラマ
今回体験するのは、はまれぽ編集部最年長で鉄道好きの小島。
この取材を楽しみにしていた小島(40歳)
待ちわびていた「京急ミュージアム」の取材でテンション上がりまくりの小島だが、さらにもう1つ、小島に嬉しいサプライズが。京急グループ広報担当者のご厚意で特別にお借りできた、京急ミュージアムのスタッフ帽子だ。気分は京急グループの一員! よかったね小島!
早速、京急ラインジオラマの操作体験に移ろう。
このジオラマは長辺12メートル、短辺3メートルという圧巻の大きさ。しかし、本当に驚くのはその大きさだけでなく、細部まで作りこまれたジオラマのクオリティだろう。
地域的特徴を捉え、京急が提供する生活のシーンを表現し、主に6つのエリアに分けられている。
1)品川、都心エリア
2)京急蒲田、羽田空港エリア
3)京急川崎エリア
4)横浜、みなとみらいエリア
5)上大岡、金沢文庫エリア
6)横須賀、三浦、葉山エリア
三浦を表現したエリアには大根畑が
ジオラマの細かい表現は、ぜひ現地でじっくり見ていただくことにして、操作体験をレポートしていく。
2019年に引退した800系の824号の運転台を使用している
広報担当の熊﨑千夏(くまざき・ちなつ)さんにレクチャーを受ける
今はもう見ることはなくなった、片手操作のハンドルでいざ、実践。
出発、進行~
操作する京急車両は黄色の車体。品川、都心エリアを出発し、3分間自由に操作することができる。この操作、オトナでも結構難しい。しかし、せっかく自由なのだから、好きな駅に止まるもよし、走り続けるもよし。
上記の6つのエリアを颯爽と走り抜ける映像はぜひ動画でご覧ください。
操作に集中しレポートをしなくなった
824号の実物の運転台を使用しているだけでもすごいが、「京急ミュージアム」のこだわりはこれだけではない。ジオラマのために特注した電車は6本、バスも京急バスだけでなく、他社が運営しているバスもあるという。そして、このジオラマ内で走行している電車の速度は、京急グループの運転課という部署が監修している。さらに、運転台に取り付けられているメーターの微妙な振れ方など、かなりマニアックな部分までこだわっているそう。
素人には分からない微妙な動きまで再現している
1回100円で操作体験ができるジオラマは、先着制なので並べば体験できる。操作が結構難しいので、何度もチャレンジすることになるだろう。
バスネットワーク
次に体験したのは京急バスの体験コーナー。
運転席に座れて嬉しそうだ
このバスの運転台は実物を使用しているわけではなく、写真や資料を元に再現された運転台だ。しかし、本物のようにボタンの数が多かったり、運転席に座らなければ分からないポイントが数多く仕掛けられている。
バスの運転席で体験できるのは、ドアの開閉音や停車するバス停のアナウンスを流すボタン。停車するバス停のアナウンスは、定期的に変わるそうだ。
運賃箱の裏側はこんな風になっていたのか
ハンドルはHINOなのに
車体はISUZU
目の前のモニターで流れている映像は、実際に京急バスが走行している、横浜、三浦、東京エリア。都心から畑道など、私たちに身近な風景が流れている。
身近なところで生活を支えている京急バス