新しい庁舎を一足先に見られる！

1971年に竣工し、耐震基準を満たしていなかった瀬谷区庁舎。そのため、2010年1月から新庁舎建設の工事が行われていた。この度、新庁舎および公会堂、消防署が完成したということで、瀬谷区は2月4日に、お披露目会を開くことになった。はまれぽでは、その様子をしっかりレポートしようと思う。
　

12時、イベント開始直後の様子

まだ工事中の箇所があり、細い通路を抜けて庁舎の中に入って行く。イベントは12時からだが、開始直後から人がどんどん訪れていた。
　

瀬谷区のマスコット「せやまる」がお出迎え

関係者のみを集めた式典セレモニーは午前中で終了しており、お披露目会はお祭りイベントのような雰囲気。区の職員、併設される瀬谷消防署の職員が一帯となって、会場を盛り上げている。
　

来場者には瀬谷の区花「アジサイ」の苗木がプレゼントされていた

新庁舎は5階建て。現況の庁舎が3階建てであり、床面積も約1.7倍にまで増えることとなる。築40年にもなる庁舎からすれば、見違える姿となった新庁舎に足を踏み入れ、「わ、キレイ！」など歓喜の声があふれていた。

イベントの中で見る事の出来た、新庁舎の内部を幾つか紹介しよう。
　

まだ何も無い区役所を見るのは新鮮
　

玄関には総合案内のモニターが設置されている
　

2階から3階には吹き抜けがあって明るい
　

2階には食堂が設置されている
　

キレイな洗面所
　

赤ちゃん用のベッドが備わった待合室も

私自身、「ランドマークタワーは横浜全ての区から見えるのか？」の検証の際、一度瀬谷区役所を訪れているが、その時の暗く古い庁舎のイメージとは大違い。全てが近代的で、それぞれのスペースも広々としている印象だ。

このような素晴らしい新庁舎で行われるお披露目会ということで、是非、区長からコメントを頂きたい所だったが、多忙のため対応できないとのこと。代わりに区政推進課の担当課長から話を聞く事が出来た。
　

区政推進課地域力推進担当の金子課長

話によると、今回のイベントの目的は、区民の皆さんにキレイな庁舎を見てもらうことで、役所を身近な存在として捉えてもらうこと。初めて足を踏み入れる庁舎が、重く堅苦しい場所ではなく、賑やかで楽しい場所である方が、区民と職員との距離も縮まることだろう。