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金山神社で行われた「かなまら祭」はどんな感じ?

ココがキニナル!

開催はまだだいぶ先ですが、川崎の「かなまら祭り」をレポートして欲しいです。外国の方も多数訪れるこのイベントは神奈川でも随一の奇祭、一見の価値アリ!と思います。(maniaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

カラッと明るい熱狂と笑顔に包まれた「かなまら祭」は、芽吹き花咲く春のパワーを受け取ることができるお祭でした。

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ライター:吉澤 由美子

立錐の余地なく境内を埋め尽くす人の群れが大きくどよめく中、お神輿が鳥居をくぐって道を渡り、川崎大師の商店街を進んでいく。沿道で待ち受ける人々が歓声を上げてお神輿の巡幸を迎え、熱狂の渦が広がっていく。
 


川崎大師の表参道を進む3基のお神輿。先頭の「かなまら舟神輿」は舟型の台にのっている


「かなまら祭」は、川崎大師にある若宮八幡宮に祀られている「金山神社」のお祭。巨大な男根のお神輿が練り歩く奇祭として話題を集め、例年、多くの人が訪れている。
 


羽田や横須賀が近いため、外国人観光客の多さが目立つ
 

名物の飴細工を持っていたので声をかけると、ポーズをとってくれた


命を生み出す神秘的なものとして男根や女陰を祀る信仰は、かつては世界中に存在していた。その多くが隠され、忘れられていく中、性を神聖なものとして崇敬する「かなまら祭」が先進国である日本にある。
 


桜がほころび始めた境内は、人でぎっしり


その民俗学的な貴重さに海外メディアが注目し、今では「ウタマロフェスティバル」として国際的にも知名度が高い。
 


外国のメディアも取材に訪れていた


2012年4月1日(日)に行われた、笑顔あふれる「かなまら祭」の様子をレポート!



期待感が高まっていく 「かなまら祭」直前



京急川崎大師駅近くの『若宮八幡宮」境内に祀られている「金山神社」
 


金山神社の社は、正八角形。外壁は鉄でできている。鍛冶の神様らしいたたずまい


鍛冶と性を守護する金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)が御祭神で、「かなまら祭」は商売繁盛、子授け、安産、縁結び、夫婦和合、下の病気除けなどにご利益があると伝えられている。
 


金属を扱う屋台もでている
 

お神輿をかつぐ一粋會の方々が神社前の歩道に集まっていた


江戸時代からおびただしい数の男根が奉納されていた金山神社。3基あるお神輿も大きな男根のご神体がそびえる。
 


神事の前にピカピカに磨かれる
 

法被(はっぴ)のデザインも金山神社らしい


朝の9時、お祭のために境内に出されたお神輿の周りでは、多くの参詣客が記念撮影をしている。
 


記念撮影の人気スポット。多くのカメラマンが群がる
 

マッチョなポーズをとってくれた