横浜市内でデング熱拡大の可能性? 金沢区の「海の公園」で二次被害を確認!
ココがキニナル!
金沢区の「海の公園」で蚊に刺された人がデング熱を発症し、公園が封鎖されているというけど、現状はどうなっている?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
市が公園を封鎖し、ウイルスを持った蚊がいないかなどを調査中。バーベキューをしている人たちは虫よけスプレーなどで対策していた
ライター:はまれぽ編集部
横浜で二次感染の可能性
東京・代々木公園を訪れた人を中心に、横浜や横須賀でも感染が確認されたデング熱。
代々木公園で蚊に刺されてデング熱を発症した女性が、さらに横浜市内でも蚊に刺されていたことが分かった。
女性が蚊に刺されたという金沢区の「海の公園」
このため、横浜市は「海の公園」を閉鎖するなどの対応に追われいる。
駅にも注意喚起の張り紙
横浜市などによると、デング熱の感染が確認されたのは、南区の20代主婦。
市などによると、主婦は8月17日(日)と24日(日)に東京・代々木公園を訪れて蚊に刺され、28日(木)に発症したという。
その後、31日(土)に、「海の公園」の犬の遊び場を利用した際、4ヶ所ほど蚊に刺され、9月3日(水)に横浜市内の病院で検査して感染が分かったとのこと。
またしても代々木公園(フリー画像より)
発症後に海の公園(同市金沢区)の「犬の遊び場」で蚊に刺されていたとして、同市は5日(金)から同公園の蚊のモニタリング調査を始めた。
二次感染の可能性を考慮して、市は5日朝から金沢シーサイドライン「海の公園南口駅」近くの犬の遊び場2ヶ所を閉鎖した。
市は同日午後から当面の間、蚊の捕獲を行う。蚊を捕獲しウイルス保有を調べ、保有が確認された場合は駆除する。
ウイルス保有の有無を調べる検査には5日ほどかかる見込み。
ウイルスを媒介する可能性がある蚊
一方で、海の公園のバーベキュースペースは解放されている。
報道などで海の公園で蚊に刺された人がいたことを知っていたという横浜市内の会社の同僚というグループは、「虫除けスプレーや蚊取り線香で対応している蚊から大丈夫だと思います」と話していた。
スプレーなどで対応しながらバーベキューを続けていたグループ
横浜市ホームページによると、市保健所は相談窓口を設置(土日は9:00~17:00)。同公園を訪れて蚊に刺されたなど、不安な人は金沢福祉保健センター(045-788-7840)で対応する。
取材を終えて
代々木公園に足を運んだことがあるとはいえ、横浜市内で二次被害が報告された。
海の公園は市民の憩いの場でもあることを加味しても、市の早急な対応に期待したい。
キミは大丈夫?
―終わり―
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ホトリコさん
2014年09月07日 12時04分
ヒートアイランド現象は歌のタイトルになっていたりと、かなり前から心配されていましたが、ついに個人的に恐れていたことが現実化しつつあると、海でも熱帯地方の猛毒生物が北上しつつあるから、いずれ陸上の猛毒生物や病原体も、発達した交通機関に便乗してやって来て、そして定着してしまう日が…。寒いよりは暑い方が好きですが、やはり天災は嫌ですね。
犬山しんのすけさん
2014年09月07日 05時07分
そもそも、代々木の蚊にしたって何処からウィルスを持って来たの?輸入動物から?それとも、海外帰りの感染者から?まぁ、海外で感染して帰って来てから判るって、珍しい話でも無いそうで。案外、国内でもウィルスは元気に勢力伸ばしてる?