検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

横浜でもデング熱感染患者を確認! 繁みや木陰に注意!

ココがキニナル!

全国で感染の報告がされている「デング熱」の感染者が横浜でも確認されたそう。「デング熱」の予防策は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

10代女性と20代男性の感染が確認されたが、現在は快方に向かっている。蚊を通じた感染で、長そで着用や虫よけ剤での対策が有効

  • LINE
  • はてな

ライター:はまれぽ編集部

代々木公園で感染!?



全国各地で感染の報告がなされている「デング熱」の感染者が横浜市内でも報告されたと、市が8月31日に発表した。

横浜市保健所によると、感染が確認されたのは港北区に住む20代の男子大学生と横須賀市在住の10代の女子高校生。女子生徒は2014(平成26)年8月16日(土)~18日(月)、男子学生は8月18日にそれぞれ東京・代々木公園を訪れた際、デングウイルスを持った蚊に刺されたとみられる。
 


共通するのは代々木公園(フリー素材より)

 
8月31日現在、女子生徒は横浜市内の病院に入院中。男子学生は一度入院したが、現在は退院しており、二人とも快方に向かっているという。

横浜市によると、デング熱は人から人に直接感染する病気ではなく、ウイルスに感染した患者の血液を吸った「ヒトスジシマカ」などの蚊に刺されることで感染する。
 


ヒトスジシマカ(国立感染研究所HPより)

 
横浜市が2011(平成23)年度から行っているサーベイランス(監視)調査では、これまで市内に生息している蚊からデングウイルスは検出されていない。

市保健所や厚生労働省によると、デング熱に感染した場合、発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などの症状がみられる。
通常、1週間前後で回復するが、まれに血小板の減少や血しょう漏出による出血性ショックを引き起こすこともあるという。

市内では今年度、既に5人の感染が確認されており、過去6年度で3~11人が感染しているが、いずれも海外での感染とみられる。今回感染が確認された2人は直近1ヶ月で海外渡航はなかったという。
 


過去の感染者数(2014年度は速報値)

 
デング熱に予防ワクチンはなく、市保健所では「ヒトスジシマカは7~9月上旬に多く、10月ごろまでは活動がみられる。肌の露出を避けたり、虫よけ剤を使うなどで対策してほしい」と呼びかけている。



取材を終えて



全国各地でこれまでにデング熱が報告された患者の多くは代々木公園を訪れている。
ヒトスジシマカの飛行距離は短く、繁みや木陰に隠れている場合が多いというが、デングウイルスを持った蚊に刺された可能性がある人もいるかもしれないので、身近にそのような人がいる場合や、そうでない場合であっても外出の際には十分な注意をしてほしい。


―終わり―
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 発表だけで記事書かないで 独自取材しないと…

  • なんで代々木公園にしかいないのか、その蚊は代々木公園までどうやって来たのか、なにか隠された意図があるのではないかといろいろ憶測されています。原因の究明も望みたいですね。

  • いまどきキニナル情報をありがとうございます。気をつけなくっちゃね!

おすすめ記事

【横浜の名建築】長浜野口記念公園 旧細菌検査室

白楽の地にて24年。「信頼と信用、約束は必ず守る」を大切にする「株式会社ユナイト」

  • PR

山手町にある植物防疫所研修センターってどんなところ?

「仕事」と「プライベート」どっちも充実させたい方、必見!社員寮完備の「みちのく建設」で快適に働こう!

  • PR

横浜駅きた西口付近、鶴屋橋の工事はいつ終わる?

誰もが必ず経験する相続問題。相談するなら、真摯に依頼者と向き合う「本牧司法書士行政書士事務所」

  • PR

伊勢佐木町のスポーツ用品店「アメリカ屋」は一般の人も買物ができるのか?

「ゴールドジム横浜上星川」で生まれて初めてのジム体験!初心者プログラムを体を張ってレポート!

  • PR

こんな記事も読まれてます

2度の爆発事故を起こした金沢区の工場は今どうなってる?

2018年~2019年 大晦日から元旦にかけての横浜周辺の電車運行状況

どうしてこうなの!? 東横線と直通するみなとみらい線が東急電鉄と別会社な深いワケ

「PPAP」も? 2017年、そごう横浜店の福袋の中身を大公開!

横浜の運送会社「大松運輸」って、休みも取りやすく働きやすいホワイト企業って本当?

ブルーラインとグリーンライン、駅名の文字表記が違う理由は?

社員食堂で発生した食中毒事件、多店舗への影響は?

横浜駅きた西口付近、鶴屋橋の工事はいつ終わる?

新着記事