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目玉チャーハンに濱星樓。ハマスタに新オリジナルメニューが登場!

目玉チャーハンに濱星樓。ハマスタに新オリジナルメニューが登場!

ココがキニナル!

以前からベイスターズの選手や関係者の皆さんのみが利用できる食堂で美味しいと話題だった目玉チャーハンが一般向けに発売されました。ぜひレポートお願いします!!(よこはまたろうさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

目玉チャーハンは、観客制限の中でも売り切れるほどの人気メニューに!新たに開店した濱星樓とともに、新しいハマスタ定番メニューになりそう!?

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ライター:田中 大輔


無観客での開幕を経て、上限を5000人、収容人数の50%(横浜スタジアムでは1万6000人)と、観客数を増やしてきた今季のプロ野球。なかなか球場での観戦はできないし、運よくチケットが取れたとしても以前とまったく同じように楽しむとはいかないのが現状だ。


そんな中でも、横浜DeNAベイスターズではコロナウイルスが問題となる前から進めていた計画を順次実行に移し、来場者に楽しんでもらおうと腐心している。今回のテーマである『目玉チャーハン』もその一つ。

発売から少し時間が経ってしまったが、ほかにもある今季からお目見えとなったスタジアム飯と合わせてご紹介していこう。



選手の勝負飯がファンの元にも!


ベイスターズファンの中には知っている人も多いかもしれないが、目玉チャーハンとはもともとハマスタの関係者食堂で出されていたメニュー。それも、選手がアイデアを出して作られたとも伝えられている隠れた名物なのだ。


こちらが目玉チャーハン。名前の通りのシンプルなメニュー
(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)


どの選手が言い出しっぺなのかは諸説あるようだが、モノとしてはチャーハンの上に目玉焼きを乗せたシンプルなメニュー。以前から「食べてみたい!」というファンからの声が多かったそうで、毎年のように新メニュー検討会議では名前が挙がっていたとか。それが満を持して今季から、内野コンコースの売店でファンに向けて発売されているというわけだ。

目玉チャーハンが売られているのは、一塁側コンコースの一角にある小さな売店。実際に食べてみると、チャーハンは懐かしい感じのするしょうゆ味。チャーシューやネギ、ナルトが具として入っている、言ってみれば普通のチャーハンで、その上に2つも半熟の目玉焼きが乗せられている。ボリュームにも自信のある一品だ。


現在、目玉チャーハンが買えるのはこの売店のみ!


スタジアムの飲食物を扱う、横浜スタジアム 営業統括部の矢田磨衣美さんによると、普段この料理を作っている関係者食堂の調理長にも協力を仰ぎ、誰が作っても選手が食べているものと同じ味を再現できるように何度も試作を繰り返したのだそうだ。

こだわりは、固すぎず柔らかすぎない目玉焼きの具合や、口の中ですべての具材を感じられるように工夫した大きめカットのチャーシューやナルトとのこと。


今永投手も太鼓判!? 選手にもおなじみの味が楽しめるようになった
(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)


観客数の制限がある中であっても売り切れになる日があるほどの人気だそうで、「最初は普通の味だと思うけど、食べれば食べるほど癖になる」、「選手が食べている勝負飯を食べられてうれしい」といった声が寄せられているそうだ。

ちなみにこちら、選手によってはマヨネーズをかけるなどのアレンジも盛ん。売店では調味料の用意はないが、やってみたい人は自前で用意してみるのも楽しいかもしれない。



高いところにそびえる本格中華も登場!




さて、ハマスタ飯つながりでもう一つ、ご紹介しよう。

入場制限が5000人の最後の1日となった9月18日、レフト側ウイング席の3階に本格中華を謳う『濱星樓(はますたろう)』がオープンした。
本当はレフト側ウイング席と同様に、春先のシーズン開幕からハマスタの新名所として開店する予定だったが、コロナの影響でこのタイミングに。スタジアムの矢田さんも「本当にやっと、という感じです」と笑う。


ハマスタの新しい飲食物販売店、濱星樓がついにオープン


ここ濱星樓で出される中華料理は、横浜中華街発展会協同組合が監修をしているという本格的なもの。何度もアドバイスを受けては試作を繰り返し、ようやくお墨付きをいただいたんだそうだ。


開場直後からさっそく足を運ぶファンの姿も


開店初日、売れ行きがよかったのが『海鮮あんかけ焼きそば』。「スタジアムではスープをどう持ち運ぶか、余ったスープをどうするかなどの問題があって、麺類がほとんど売っていない」と矢田さん。それでも汁気の少ないこのあんかけ焼きそばなら提供できるのでは、という判断で開発が始まったそうだ。


実はけっこう珍しい!? 海鮮あんかけ焼きそばは900円
(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)


エビやイカ、キクラゲといった海鮮の風味が出汁となって餡にうま味を与え、焼き目のついたこだわりの麺がアクセントになっている逸品で、男性が食べても満足感を得られるほどのボリューム感だ。

このほか、『麻婆豆腐』や『エビチリ』(どちらも丼にもできる!)といったガッツリ食事メニューだけでなく、女性もうれしい『マンゴー杏仁プリン』などのスイーツも用意されていうる。こちらも本物の生マンゴーをピューレにして使用している本格派で、上品な甘さが特徴だ。


450円のマンゴー杏仁プリンは品のある味わい
(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)


「ハマスタ」に、高い建物を意味する「樓」という漢字を付けて「濱星樓」。ウイング席というスタジアムにそびえる建築物にあるお店ということで、この名前が付けられたそうだ。

知らないと読めない名前なので、みなさんはこの機会にぜひハマスタの新名所「はますたろう」を覚えておこう。




取材を終えて




ハマスタに限らず一昔前のスタジアム飯と言うと、高い割に量も味も「うーん……」というものも多かった印象。でも、最近のベイスターズオリジナルメニューはお世辞抜きでおいしいものが多く、観戦の際の楽しみの一つにもなっている。

ハマスタではおなじみとなった『青星寮カレー』や『ベイカラ』同様に、目玉チャーハンや濱星樓の中華も定番となっていくのでは。


今年は超満員とはいかなかった。来季はぜひ現地で新メニューを!
(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)


今年は状況が状況なので、スタジアムに観戦に行けない人も多くいるだろう。でも、もし今季の残り試合、あるいは来シーズンにハマスタを訪れる機会があれば、野球の試合はもとよりハマスタでしか食べられないスタジアム飯も存分に楽しんでもらいたい。


―終わり―

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  • ニコ生Baystars戦中継のコメントのやり取りで、昼食のメニューと問われた実況さんが「目玉チャーハンだよっ!」と言い放ったのをきっかけに視聴者の間でおなじみになったメニューですね。なお、キクラゲは海鮮ではありません 念のため

  • 取り上げていただきありがとうございます!!私も五千人の時は制限があり食べることができませんでしたが先日やっと食べることが出来ました。ナルトがいいアクセントになり美味しかったです!!濱星樓は行きましたがNo.1メニューはエビチリ丼かと思ってました。エビチリも予想以上に辛く本格的でした。次回あんかけ焼きそばも食べてみたいと思います!!

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