8月25日(日)に行われる横浜市長選挙についてみんなどう思っている?
ココがキニナル!
8月25日(日)が投票日の横浜市長選挙。市民に直前アンケート!各世代ごとの声を一挙公開
ライター:はまれぽ編集部
30代・40代・50代「大きな変化を求めていない、今のままでいい」
(つづき)
43歳女性のGさんは
「現職が就任して以来、何がどう変わったのか、効果がわからない。市政に対する情報が入ってこないし、市として“何をどうするのか具体的な”政策を出していないと思う」とのこと。
続いて50代以上の方の意見を聞くと、今回の選挙の争点でもある「市庁舎移転問題」について関心のある方が多かった。
50代の女性Hさんは
「現職に投票したいが、横浜は裕福ではないし、市庁舎の移転は今すべきことではない」と言う。
50代南区在住の「がんちゃん」さんは、
「全て基本的に現状のままでいい。ただ、今回の市長選で現職が打ち出している公約では具体的なことがわからない。気になっていることは、横浜市に経済力がない、ということ。市庁舎の移転も少し待ったほうがいいと思う」と話してくれた。
「はまれぽ、見てます」とのありがたいお言葉をいただいた
30代~50代の男女計24名に話を聞いたが、約8割の19名が現職の林文子氏に投票する予定だと言い、残りの約2割は「正直誰に投票したらいいのかわからない」という意見が多かった。
子育て世代ママは待機児童数ゼロの恩恵にあやかったのか?
続いて、2013年4月に横浜市が発表した「待機児童数ゼロ」をうけて、市内在住の子育て世代の母親たちはどう感じているのか、子育て世代の女性が集まる神奈川区の「うさぎ山プレイパーク」にいた女性計4名に話を伺った。
JR横浜市営地下鉄片倉町駅から徒歩約8分「うさぎ山プレイパーク」へ
真夏日の正午にもかかわらず、子どもは元気ハツラツ
整骨院勤務だったというYさんによると、「今の横浜は子育てのしづらい街」なのだそう。待機児童数ゼロの報道をうけ、率直な感想は「ゼロなんてウソばっかり!」とのこと。
1週間に4日、かつ20時間以上勤務時間がある仕事に就いている母親のみ「保育所」の申請ができる、という前提条件を見たとたん、「無理」だと思い申請をやめてしまったという。
「条件を聞いただけで、保育所の申請をあきらめるお母さんも多いと思います。どこにも子どもを預けることができないと感じているお母さんも多いのではないでしょうか」とYさんは話してくれた。
出産前までは働いていたというYさん(左/40代)とMさん(30代)
また、出産前は幼児教育の仕事をしていたというMさんは、「復職のため就職活動をしようと思っても、預け先が決まらないので、うまくいかないし、待機の申請をしようとしても就職先がない。育休があるような大企業に勤めている人にとってはいい政策かもしれないけど、そうでないお母さんにとっては意味がないと思う。新設の保育所の資料を見ても、庭や敷地内で遊ぶ場所がない所が多いので、安心して預けられない、という話をお母さん同士でよくする」と、実感をこめて話をしてくれた。
取材を終えて
今回、幅広い世代の方にアンケートを実施し、市政に対するさまざまな意見をいただいた。
中には関心がないという人もいたが、今回話を伺った人たちに関して言えば、市政に対する不満は言いつつも、横浜を今よりもっと良くしたいという気持ちが伝わってきた。
しかし、意見を述べただけでは、現状は何も変わらない。
明日8月25日(日)は横浜市長選挙。
自分たちが暮らす「横浜」を今よりもっと良くするために、投票に行こう。
あなたは「横浜の明日に、何を描きますか?」
―終わり―
ゆたかさん
2013年08月24日 21時54分
投票率が20パーセント台になりそうな予感がします。
ゴーヤさん
2013年08月24日 16時03分
ポスターのない人はお金がなくて貼れなかったのでしょうか。ポストに入っていた候補者のチラシを見ても、芸能人とかよく分からない主張です。ツリかなとも。選挙に関心を持たせるような手だてを考えてほしいです。子育てに関しては、横浜は全く優しいとは思えません。中学校の給食、子育てママの働ける環境、具体的に見える政策を出してほしいです。
Nipさん
2013年08月24日 15時17分
有効投票総数の10分の1を得られなければ、供託金240万円没収され、選挙費用を含めると、とんだ散財です.