アーティストのMISIAがいる森? 栄区の正体不明な「MISIAの森」ってなに?
ココがキニナル!
栄区上郷の森一体で「MISIAの森プロジェクト」とは?MISIAは九州出身では?横浜市のWebのリンクは工事中だらけ・・・(katsuya30jpさん、お代官さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
栄区の森林をもっと知ってほしいというプロジェクトの一環で正確には「MISIAの森プロジェクト」。環境問題に造詣の深いMISIAの名が冠された
ライター:細野 誠治
	MISIAから、SONG FOR YOU
	
	ここ栄区に誇れる自然があるぞ! という大仰なPRではなく、“気づいて下さい”という発信。これは自然が、当たり前に身近にあることと同じことなんじゃないか。そんな思いがする、いいPRなんじゃない?
	 
	
	こたえは森にかくれてる(MISIAの森プロジェクト・ポスターより)
	 
	.jpg)
	謎が解けた今、MISIAのメッセージがすんなりと染みてくる
	(MISIAの森プロジェクトHPより)
	 
	
	
	緑、つつみ込むように・・・
	
	キニナル疑問は解けた。でも栄区のいう魅力を伝えずに記事を結ぶことはできないよな・・・というわけで栄区が誇る横浜最大の森、「横浜 自然観察の森」を散策してみよう。
	 
	.jpg)
	栄区の皆さんにオススメされたスポットを巡ってみよう!(横浜 自然観察の森パンフレットより)
	
	神奈川中央交通バスで最寄りの「森の家前」バス停で下車。冬のハイキングに出発。
	 
	
	こちらが最寄り「森の家前」
	 
	
	目印の看板。さまざまな施設があるみたい
	
	緩い傾斜を5分ほど。「上郷 森の家」に到着。
	 
	
	本館(左)と別館
	 
	
	イルミネーションが開催される予定の広場
	
	ここから通称「タンポポの道」を通って20分ほど。ログハウス造りの「自然観察センター」へ。
	 
	
	緑のトンネルを進む。途中、炭焼き窯があった
	 
	
	自然観察センターと、隣接する生態園。日本野鳥の会の数ある調査拠点のひとつだ
	
	360度、辺りすべてが自然。心地よい。横浜にもこんな所があるんだなと実感する。
	更に10分ほど進む。少し勾配が出てきた。そして辿り着いたのが「ヘイケボタルの湿地」。ここは前出の河野さんにオススメされた場所。
	 
	
	人工的に作られた湿地で、名の通り蛍が住む。今の季節はカエルの産卵場所だ
	
	あぁ、自然学習にはピッタリの場所だな、と。子どもがいたら連れて来たいなと強く思う(子ども、いないけどさ)。
	
	湿地の戸板を渡って「コナラの道」を行く。更に勾配が急になってきた。道中、葉を落とした木々の間から鳥の鳴き声や、ガサガサッ! という何かが動く音がする。
	 
	
	犯人はタイワンリス。方々で見かけた
	
	日ごろの不摂生か、シンドくなってくる。でも、どうしても行きたい場所があるので頑張る。湿地から30分くらいで、ようやく目的地が見えてきた。
	それは・・・。
	 
	
	横浜最高峰の山、大丸山(おおまるやま)!
	
	標高156.8メートルの大丸山は横浜で最も高い山。
	「ナントカは高い所が大好き!」を地で行く。急な階段で膝が笑う。
	 
	
	あっ、明日は筋肉痛だなと分かる階段
	 
	
	山頂に着いた! 辺りはこんな感じ
	 
	
	頂上からの眺め。八景島方面の海が見える
	 
	
	
	取材を終えて
	
	ハイキング、何年ぶりだろ? 吹きつける風が汗をかいた身体に気持ちいい。そして妙な満足感がある。
	
	横浜と言えば海、誰かを案内するとしたら、みなとみらい。そんな風に凝り固まっていたかも。でも、いいじゃん、森。
	取材は1月だが、キャンプやバーベキューが楽しめるオンシーズンに行ったら、きっともっと楽しいのだろうなと思う。山を森林を、自然を学ぶ、楽しむなら横浜では、ここだろう。
	
	横浜には、誇るべき自然がある。単純だけど、気づかせてもらえたみなさんに感謝! な取材でした。
	 
	
	癒されます、横浜の自然
	
	
	―終わり―
	 
	●横浜市栄区役所 地域振興課 
	 住所/栄区桂町303番地の19
	 電話/045-894-8390
	●MISIAの森プロジェクト ホームページ
	 URL http://www.yokohama-misia.net/
	●横浜 自然観察の森
	 住所/栄区上郷町1562-1
	 電話/045-894-7474
	●上郷 森の家
	 住所/栄区上郷町1499-1
	 電話/045-895-5151
	 URL http://www.kamigou-morinoie.org/
	 
	





面白かった
面白くなかった
コメントする














ホトリコさん
2014年07月07日 12時20分
謎鳥の正体はアオサギです。近所の今井川や、ズーラシアのフンボルトペンギンの展示プールでも見られるようになりました。環境破壊も心配される中で環境に配慮する活動が野鳥にも住み良い場所を提供しているのかもしれませんね。
たこイチローさん
2014年02月17日 13時14分
10数年前のことですが、子供が小学生になった頃、昆虫採集(古)のために「上郷自然の森」に行きました。虫採り網をもって意気揚々と入山してすぐ「動植物採取禁止」の立て看板が目に入り、すごすご帰ってきた記憶があります。非難覚悟でいえば…子供が虫採りもできない「里山」って、いったい何の意味があるんでしょうねぇ?