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東横線の横浜から渋谷まで、全駅名を歌い上げる「綱島ブルース」って?

ココがキニナル!

ひたすら東横線の駅名を歌いあげる「綱島ブルース」っていう曲があるらしいです。キニナル!(しもさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

歌っているのは横浜在住のオオゼキタクさんというミュージシャン。横浜から渋谷までの東横線全駅名をブルースの曲調にのせて歌いあげていた

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ライター:桐生 由美子

もうひとつの顔、「乗り鉄」から生まれた「綱島ブルース」



25歳で脱サラをし、音楽が仕事になったオオゼキさんは「何か趣味を持ちたいな」と感じた。そして、そんなときに出会ったのが「鉄道」の楽しさだったという。

子どものころから電車が好きで、キャンペーンで地方へ向かう移動電車や、初めての土地で目の前を走る電車を見ると嬉しくなったのだそう。
それから時間を見つけては電車に乗り、2012(平成24)年4月には全国のJR・私鉄全線乗車を達成。

「おかげで、初対面の人ともすぐに打ち解けられることが特技になったんですよ! みんなの出身地に行ったことがあるので、誰とでも共通の話題が作れるから」と、「乗り鉄」ならではのコミュニケーション方法を見つけたという。

全線乗車にかかった資金を伺うと、「たぶん・・・、ベンツが1台買えるくらい(笑)?」とか。「でもお金には代えられないものを得ることができました!」とオオゼキさん。
 


2009年に「歌鉄」として出演した「鉄道6賢人あいのり旅」のDVD


―趣味の鉄道と音楽が結び付いたのはなぜですか?
ホリプロとの契約を終了してから、「自分という資源で何かできないか?」と考えていたときに、鉄道好きで知られるバンド、元「カシオペア」のキーボーディスト、向谷実(むかいやみのる)さんに出会いました。最初は共通の趣味でもある鉄道関係のイベントで出会ったのですが、同時に音楽がらみでもいろいろな方を紹介してもらったり・・・。縁だなと思いましたね。
 


しみじみ当時を振り返るオオゼキさん


―「綱島ブルース」はどういうきっかけで生まれたのですか?
確か2012(平成24)年の春、向谷さんやサンプラザ中野くんたちとの花見の様子をUstreamで生配信しようとしていた時に生まれました(笑)。僕はインディーズのころに歌っていた「綱島ラブソング」という歌を歌ってみたんですが、「何か違う。タクは殻を破らないといけない!」って言われて(笑)。そしてできたのが、「綱島ブルース」。それまでの僕の歌とはまったく違うイメージを持つ1曲です。
 


多くのミュージシャンとの出会いがオオゼキさんの殻を破った!

 


殻を破って歌いあげる「綱島ブルース」



高音で透明感のある歌声とはひと味もふた味も違う「綱島ブルース」。渋いしゃがれ声で歌うその姿は、オオゼキさんの違う一面を見せる。

「向谷さんやサンプラザ中野くんとの出会いがなかったら、この歌は生まれなかったかもしれない。ほかの歌とは全然違う僕になっちゃうけど、引かないでくださいね (笑)!」と笑いながらいうと、オオゼキさんはギターを弾き始めた。

本来、「綱島ブルース」はライブでのみ聴くことができるというレアな歌とのことなので、動画アップはムリだろう・・・とあきらめかけていたら、「一部分だけならいいですよ」とオオゼキさん!
 


殻を破ったオオゼキさんの歌の続きはライブ会場で!(YouTubeにリンクしています)
 

本当に横浜から渋谷までひたすら駅名が入っている歌詞(クリックして拡大)


―なぜ「綱島」ブルースなのですか?
音楽活動をするために当時住んでいた戸塚から渋谷へ行くときに乗っていたこともあり、東横線が自分の生活に一番身近な電車だったんです。「綱島」推しの理由は、車窓からの風景を見ながら歌詞を考えるのが定番になっていて、渋谷帰りの車内でネタになるものを探しながら窓の外を見ていると、綱島駅を過ぎたあたりで鶴見川ときれいな夕焼けが見えた瞬間がとても印象に残ったから。ちょうど土手に視線を落としたところにカップルがいて・・・。そのとき、「彼らの気持ちになって何か作ってみたい」と思ったんです。そしてできたのが「綱島ラブソング」です。

それに東京から帰ってくると、ちょうど綱島のあたりで「あぁ~横浜に帰ってきた~」っていう気持ちになる。僕にとっては、ほかの街にないグッとくるポイントなんです。だから殻を破って違う歌を作ろうと思ったときに思い浮かんだ風景も、綱島だったんだと思います。
 


歌声と表情がガラリと変わる「綱島ブルース」

 


愛すべき地元横浜



地元、戸塚区内の中学校から神奈川県立光陵(こうりょう)高校、横浜市立大学へ進学。一度は東京へ移り住んだものの、「やっぱり暮らしやすい」と横浜へ戻り、現在も横浜で暮らすオオゼキさん。「僕の歌に『春風の街』という歌があるんですが、それは戸塚の柏尾川沿いの桜を見ながら作りました。ほかにも歌詞の中の『思い出』や『思い出す』というワードは、すべて横浜のことですね」という。

ということは・・・。筆者は調子にのって「横浜市歌、歌えますか?」と聞くと、「歌えますよ。わが日の本は島国よ~♪」ですよね!
歌い始めると同時に立ちあがると、ギターを手に取り、「横浜市歌」を、弾き語りで歌ってくれた!
 


こんなに感動的な「横浜市歌」は初めて聴いた!
 

YouTubeにリンクしています>


そして・・・。「横浜18区全部いえますか?」とさらに質問。
「たぶん言えますよ! ええと・・・、金沢区、港南区、港北区、緑区、都筑区、青葉区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区、中区、西区、南区、鶴見区、神奈川区、磯子区、保土ヶ谷区・・・旭区! 言えた(笑)!」
なんと1分足らずで言いきり、「路線地図を思い浮かべながら言いました(笑)!」と苦笑した。

2010(平成22)年に自身のレーベル「TAKUworks」を設立してからは、マイペースにライブを楽しんでいるというオオゼキさん。そして現在、平日は「日本工学院専門学校」で、講師として作曲と歌を教えている。

「どんな場面でもオープンでいれば、縁のある人と出会うチャンスも逃さないと思うんです。心を閉ざしたり守りに入ったりしてしまうと、せっかくのチャンスも逃してしまう。だからオープンでいる。それが僕の人生ですね!」
最後にそう言うとオオゼキさんは、またギターを弾きながらさりげなく歌い始めた。

「車窓から見えた鶴見川の土手に立ち寄ってみませんか?」とオオゼキさん。
 


川が見えるとなぜかはしゃぎ出すおちゃめなオオゼキさん
 

土手から東横線を撮影!
 

撮影した東横線!
 

東横線に手を振ってみた!

 


取材を終えて



「綱島ブルース」を歌うオオゼキさんはまるで別人! 声が好青年から渋いおじさんに変化する と表現すればいいだろうか・・・。
透明感のある歌声と、センスのあるジョーク。歌い終わると、必ず笑顔を見せてくれるオオゼキさん。次のライブには、ぜひ参戦したい!
 


取材後、奥田民生の「さすらい」をオオゼキさんとセッション! 感動!



―終わり―
 
<オオゼキタク ライブ情報>
公演タイトル:「穴蔵VOICE Vol.5」
日時:2014年3月19日(水) 開場18:00/開演18:30
会場:SHIBUYA BURROW
東京都渋谷区道玄坂1-22-12 長島第一ビルB1F
料金:前売\2,500/当日\3,000※ドリンク別 税込
出演者:Brand new classic/オオゼキタク/木島裕/染谷泰英/中村僚(The Remember Me)
発売日:2014年2月22日(土)
プレイガイド:ローソンチケット/BURROW店頭
 
●取材協力
オオゼキタク
http://www.oozekitaku.com/

the Fried Potato
http://tsunashima.net/
横浜市港北区樽町2-7-21 リバーサイドマンション綱島204号/050-3578-4447
※ライブ時間外の日中は練習スタジオとしてレンタル可
 

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  • 「目蒲線の女」みたいなアレですか?日吉ミミも日吉だねぇ

  • 五木ひろしの横浜たそがれのメロディーで相鉄線や東横線の替え歌を口ずさみ駅名を覚えたものです。一度お試しあれ。東横は相鉄より駅名が多いので日吉で急行に乗り換えることをお忘れなく!

  • せっかく撮影するなら、東武の車輌じゃなくて東急の車輌通過時が良かったですね~。

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