一見敷居が超高い!? 赤レンガ倉庫にあるレストラン「モーション・ブルー・ヨコハマ」ってどんなお店?
ココがキニナル!
赤レンガ倉庫にあるモーションブルーっていうライブレストラン?ってどんなところ?入りたいけど、どうやって入ればいいの?正装とか必要ですか?(2319さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
赤レンガ倉庫にあるモーション・ブルーはカジュアルな装いで気軽に入れて、本格的な音楽とフレンチ料理の楽しめるレストランだった
ライター:三輪 大輔
モーション・ブルー・ヨコハマの店内に潜入
ライブ開始が近づき、店内にお客さんが入ってきた。テーブルの上のキャンドルに灯が点り、店内はムーディーな雰囲気になっている。しかし、お客さんの格好は、高津さんにご説明いただいた通りポロシャツやシャツスタイルの方などけっこうカジュアルだ。仕事帰りのビジネスマンも何人か見かける。
ちなみに席のタイプは、全部で6種類ある。ステージ正面のアリーナ席と後方のアリーナ席。そしてステージサイドのカウンター席とソファ席。これにバーカウンター席とボックス席をあわせた6種類である。何名で利用するか、音楽と食事のどちらを優先するかなど、どんなシチュエーションでも楽しめるように工夫されているのだ。
照明も調整され雰囲気たっぷりの店内
お酒の種類も豊富でバーカウンターも併設されている
この日、予定されているのは、妹尾美穂(せのお・みほ)さんのステージだ。小学校の先生からジャズピアニストに転身したという経歴を持つ彼女。地元の岡山を中心にライブ活動を開始し、表現豊かなステージングで人気を集め、現在は東京を中心に活動を行っている。今夜は、セカンドアルバムの「Ciel」のライブツアーでモーション・ブルー・ヨコハマのステージに立つ。
出演者の「妹尾美穂」さんのポスター
私と山岸様も席に着き、開演を待つ間に、先ほどご紹介した同店の人気メニューである「特製もち豚のスペアリブのロースト ザワークラウト添え」と「ロメインレタスのシーザーサラダ」を注文した。
フードとドリンクのメニュー表
スペアリブは肉食の本能を刺激するジューシーさ
スペアリブは、見た目以上にお肉がぎっしりと付いており、アクセントの利いた味付けが、食欲をさらに駆り立てる濃厚な一品である。シーザーサラダは、レタスの柔らかい食感から、歯ごたえのある部分までしっかりと楽しめるサラダになっている。
またドリンクに、季節のフレッシュフルーツカクテルをオーダー。この日は「洋ナシのカクテル」で、梨の甘さを存分に引き出したフルーティーな一杯であった。
果物の甘さが香ばしい洋ナシのカクテル(1100円<税別>)
洋ナシのカクテルはノンアルコールも用意されている
この時、山岸様が客席に何かを発見。山岸様の視線の先を追うと、そこにはなんと仮装姿の2人組の姿が。その姿を私が見止めた後すぐ、山岸様が席を立ち2人組に接触を開始した。
5分後、戻ってきた山岸様いわく、2人組は妹尾さんのファンの方で、昨年のライブにも参加したらしい。そのときも同じような仮装をしていて、これが妹尾さんに大評判。次も同じ格好で来てくださいと言われ、その約束を本日果たしたらしいのだ。こんな熱いファンがいる妹尾さんのステージに自ずと期待が高まってしまう。
ハロウィンだから、と仮装姿で乗り込んできた2人組。この格好でもOKです
午後7時になり、いよいよステージが開演した。本日のステージは1部と2部に分けて行われる。ステージには妹尾美穂さんのほかに、セカンドアルバム「Ciel」のレコーディングに参加した計4名のメンバーが出演。
ベースの鳥越啓介(とりごえ・けいすけ)さん、ドラムの藤井学(ふじい・まなぶ)さん、パーカッションの岡部洋一(おかべ・よういち)さん、そしてギターとチェロの伊藤ハルトシさんである。
エモーショナルな演奏を奏でる5名のアーティスト
演奏だけでなく抜群のトークでも盛り上げる妹尾美穂さん
ステージ中央奥でベースを奏でる鳥越啓介さん
力強いビートを刻むドラムの藤井学さん
数々の楽器を自在に操るパーカッションの岡部洋一さん
ギターとチェロの伊藤ハルトシさん
演奏中は客席がとても静かで、ミュージシャンが奏でる音だけが空間を包む。音質がきめ細かいため、音の響き方に深みがあり、楽器のアンサンブルも重量感たっぷりだ。それぞれの音の表情が豊かであるので、楽曲がもつストーリーを感じることができ、音楽が作りあげる世界に自然と誘われていく。
また客席とステージの距離が近く、アーティストの楽器へのタッチや息遣いも間近で見ることができる。ステージで躍動するアーティストの鼓動と一体になった、臨場感を堪能することが可能だ。
観客席からステージの距離は近くて迫力満点
その後、ゲストミュージシャンのフルート奏者坂上領(さかがみ・りょう)さんとアルトサックス奏者の多田誠司(ただ・せいじ)さんが加わった。観客との掛け合いなどもあり、ステージは加速的に盛り上がりを増していく。
窓からは横浜の夜景を一望することができる
ファーストステージのハイライトは、ドラムの藤井学(ふじい・まなぶ)さんの誕生日のバースデーソングだ。メンバー紹介の流れから、妹尾さんのコールに応える形で、会場全体でハッピーバースデーを歌唱すると、第一部が終了した。
約1時間のステージであったが、全く時間を感じさせることのないステージングだった。音楽のシャワーを浴びて心がキレイに洗われ、心地よい気持ちになる。音楽の持つ素晴らしい力に、改めて気づかされた。カジュアルな服装で美味しいフレンチを食べながら、音楽も楽しめるレストラン。それが「モーション・ブルー・ヨコハマ」なのである。
取材を終えて
音楽は頭で考えるものではなく、心と体で感じるものなのだ。そういった音楽の楽しみ方をモーション・ブルー・ヨコハマではすることができる。学生時代にものすごく下手ではあるが楽器をしていた。もう一度、楽器をやってみようかなと思えるほど、音楽の楽しさに触れることのできた1日だった。
―終わり―
よこよこちゃんさん
2019年08月25日 19時27分
普通にブルーノート横浜なら良かったなぁ。これ思ってる人多そう。
みなと301さん
2015年08月05日 22時08分
何れにしろ、副編集長の山岸とかいう「頭の悪いバカ」な上司を持つと面倒くさいですな。このおかしな文章もその「頭の悪いバカ」な副編集長の好みなのでしょう。ご苦労様です。
ushinさん
2014年11月17日 19時11分
なになに?鶴見市場温水プール・・・?いやそれは、ワイルドブルーヨコハマ