大型の古代魚が泳ぐ! 巨大な水槽がある関内のバー「18BAR」に突撃!
ココがキニナル!
関内の18BAR(Bar Jyu-hachi)がキニナル。各テーブルごとに水槽が設置とか・・・いったいどんな雰囲気なのかぜひ!(rin_kaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
アロワナの泳ぐ水槽が配置された、大人がゆっくりお酒を楽しめるバー。アーティストによるライブも月2回程度行われる。
ライター:大和田 敏子
ライブやDJイベントも行われるバー! お客さんの雰囲気は?
清さんが18BARの店長になったのは、2010(平成22)年のこと。それ以前は、18BARのお客さんで、関内のライブハウス「横浜リトルダーリン」の店長だった。音楽のある空間が好きだという、清さんの嗜好は、現在の18BARに反映されている。
ライブが行われるステージ
月2回程度、ライブが行われるほか、年2回ほどDJイベントもあるという。ライブを行うミュージシャンの音楽ジャンルはさまざま。ハードロックなどは要相談とのことだが、基本的にはイベントとして組めるものなら何でもOKなのだそう。普段の店のBGMは、R&B、ブルース、ジャズなど、落ち着いた雰囲気のものを選んでいる。
水槽を眺められるテーブル席もある
お客さんは20代半ば~60代くらい。男女比で言うと、男性が少し多い程度だそう。落ち着いてゆっくり飲む方がほとんど。常連さんも多いが、通りがかりやグループでの飲み会の後などに立ち寄る方もいるそうで、男女問わず、ひとりで来るお客さんも多いとか。
音楽好きの方も多いという。もちろんアロワナが好きな方も。
水槽を背にした、個室っぽい席もある
時には、飛び込みライブが行われることもあるそう。その時々によって、いろいろな雰囲気のあるバーなのかなとも思う。
ライブ前のOHAGI(萩原卓也)さんに、お話をうかがう
OHAGIさんは、ソロだけでなく、9人編成のバンドOhaginz(オハギンズ)としても活動。都内や横浜、川崎を中心にライブを行っており、開港祭でも演奏したという。
18BARには、お客さんとして来店することもあるそうで「おしゃれな雰囲気ですが、集まる方が良い人ばかりで、わいわいと良い雰囲気で飲める店です」と話してくれた。
ここで、お客さまにも少しお話をうかがった。
ワッティーさん(左)とアサヒさん。ふたりは初対面
おふたりとも今夜のOHAGIさんのライブのために来店されたそう。
ワッティーさんは店の常連でもあるそうで、「店長も、お店に来るお客さんたちも、みんな良い人ばかりで、良い雰囲気です」と。初めて来店されたというアサヒさんは、「おしゃれで、女の子が好きな感じのバーですね」と話してくれた。
入り口付近にさりげなく飾られている、アクセサリーや缶バッジもちょっと目を惹いた。これらは販売もしているそうだ。
清さんの先輩(某中華街のお土産やさん)の手作りアクセサリー
スタッフえりささんの先輩(来年3月に元町の画廊で個展を開くそう!)の缶バッジ
カクテルやおつまみをいただき、いよいよライブへ!
お客さんが少しずつ集まってきたライブ前の時間、カウンターにあるお酒などを見せていただく。
お酒のラインアップはごく普通と思いきや・・・
焼酎が一升瓶で並んでいる
焼酎が多く置いてある理由を伺ってみると、熊本出身のオーナーは、もともと、この店を「焼酎バー」として開店したのだそう。今はそれほど「焼酎バー」の雰囲気はないが、もちろん焼酎を好むお客さんもいるという焼酎は1杯500円から。カクテルは850円くらいからで、種類もかなり多い。
ひとつ、おすすめのカクテルを作っていただくことに。
ライチリキュールをベースにしたカクテル「楽園(900円)」
このカクテル、見た目の美しさだけでなく、グレープフルーツ、パイナップル、レモンのジュースがミックスされていて、とても飲みやすく、おいしかった!
わがままを言って、おつまみも一つお願いした。
肉巻きおにぎり(700円)
味付けがしっかりしていて、おつまみにもなるし、ちょっとお腹が空いた時にも、ピッタリな一品。系列店「やきとり230」で出しているメニューだそう。
カウンターの横に飾られたちょっとエロティックな絵もいい!
仕事を忘れてくつろいでいると、次第に増えてきたお客さんからアロワナの話題も聞こえてくる。アロワナが、ちょっとした話のきっかけや交流に一役買っているところもあるのかも。
いよいよライブ開始時間に。
鈴虫の鳴き声をBGMにした、秋のイメージの歌からライブが始まる
アコースティックなサウンド。外見とギャップのある(失礼!)透き通った歌声に惹き込まれる。
しっとりとした歌も素敵!
18BARの6周年ライブとあって、アップテンポで盛り上がる曲も
お客さんと一体感のあるライブが繰り広げられた
ライブは、18BARのほんの1コマ。普段の18BARは、また違った雰囲気を見せてくれるのだろう。
後日、日ノ出サンデーズの「うさぎのエリー」こと、塩野えりささんが、スタッフとして店に出ると伺い、開店前の時間に、再び18BARにお邪魔した。
時には、バイオリンでライブ参加することもあるえりささん
えりささんが働いているのは、基本的に午前0時から午前7時の閉店時間まで。午前0時からはカラオケが入るので、その日のお客さんによって雰囲気が変わるようだ。とはいえ、ほとんどが静かにしっとり飲む感じのバーだという。
営業時間は午後8時から午前7時まで。スタッフは清さんとえりささんのおふたりだ
開店時間を過ぎ、お客さんがひとり、清さんと話しながら、静かにビールを飲み始めた。大人の雰囲気のバーカウンター・・・。
18BARの日常は、静かに始まる
18BARの系列店には、相生町に「やきとり230」、伊勢佐木町に「TASOGARE63」がある。オーナーは、店名に数字をつけるのがお好きなよう。いつかお邪魔してみたい!
やきとり230。焼き鳥2本で30円(ひとり1セット限り)
TASOGARE63。1963(昭和38)年からあるバー。今はアメリカンダイナーっぽい感じ
取材を終えて
行きつけのバーがあるのは、カッコイイと、つい思ってしまうバー初心者の筆者。行きつけのバーが18BARだったら、ちょっと人を連れて行きたくなるかも。18BARは、おしゃれなだけではなく、そんなふうに人の輪ができていくバーでもあるように感じた。
いつかまた、仕事抜きでうかがいたい!
―終わり―
取材協力
18BAR(じゅうはちばー)
住所/横浜市中区相生町2-50 文盛堂ビル B1F
電話/045-641-6718
営業時間/20:00~7:00
定休日/日曜・祝日
オハギンズオフィシャルウェブサイト
http://ohagins.wix.com/home
にゃおみーさん
2014年12月08日 10時28分
行ったことのないバーって敷居が高いような気がしてなかなか入りづらいですよね。ここなら行けそうです。”やきとり230”も気になります。