横浜市と町田市の境、奈良町へ

ちょっと趣を変えて、青葉区の丘稜に囲まれたエリア奈良町方面へ行ってみることに。

　

だいぶ緑が多くなってきた

　
標高81.6メートルのエリアを見つけて、調査。

　

このあたり
　

「不審者とちかんに注意」の看板の横で測定

　
風はほとんど吹いていないが、ひやっとした空気感で、ずっと吸っていられるくらい澄み渡っている。

　

13.6度

　
体感★★★☆☆

ダークホース登場？　程ヶ谷カントリー倶楽部

ゴルフ場。確かに山側にあって、寒そうなイメージある！　旭区のゴルフ場、程ヶ谷カントリー倶楽部のコース内に標高の高いスポットがある。

　

プレー中なので、中に入るのはNGとのこと・・・


仕方ないので立ち入り禁止の看板前で測定

　
キャディーさんに怪しい目で見られたが、気にしない、気にしない。

　

今のところ標高84メートルと最高地点をマーク


15度

　
青葉区、旭区エリアは、「空気がおいしい」タイプの風が吹く。

体感★★☆☆☆

瀬谷が本当にチベットなのか実施調査

何故か横浜のチベットと形容される瀬谷区だが、本当にチベットっぽいのだろうか。

　

相鉄線三ツ境駅より徒歩5分ほどの場所にある住宅街にお邪魔しました


十字のこのあたり


14度

　
あれ、全然チベットじゃないじゃない！ しかも最高気温よりも2度高いという結果だった。

体感★★☆☆☆

大本命！ 横浜の秘境“大平山 ”でプチ事件発生

朝も早かったし、寒い中、5分間棒立ちでいなきゃならないので、移動中の車で睡魔が襲ってきた。頭が左右にぐーらぐら。急がないと日も暮れてくるし、意識よ、戻れ。

標高159.4メートルと断トツでトップの大平山に到着。
横浜のチベットとして最も有力視している。が、測るためには山頂まで登らなければならないということをすっかり忘れていた。

　

寝ぼけ気味で、大平山ハイキングスタート

　
まず、この心臓破りの階段ね。キツイよね。ほんと。普段取材以外は、ほぼデスクワークなので、こんな階数の階段登ったことないよ。しかもヒールで。甘く見ていたよ、大平山。

　

とは言っても、調査のために登らにゃならん

　
この時の編集部・ヤマギシとの会話は、「ハァハァ」だけ。2人ともアラサーなんだから。息切れしちゃうんだから。

　

約20分後、鎌倉天園到着

　
予想以上にアップダウンの激しいコースで、思わぬ形でプチ登山をしてしまった。頂に到着すると、天園の文字が「天国」に見えてくるんだ、これが。

　

実は文字盤の「鎌倉」「金沢文庫駅」は逆なんだそう（by近くにいたおじさま）

　
頑張って登った大平山。測定の結果を発表！

　

10度をやや切る

　
え、寒さ？　寒くないよ。だってちょっとした登山をしたんだもの。汗ばんでいるくらいだよ。しかも、これから下山するから。リアクションも省エネなんだから。

なんと、ここで、タイムオーバー。下山した時点で午後3時25分。調査終了、と言いたいところだが、時間を延長し調査をすることにした。

体感は感知不能（気温は一番低い10度）

最後にどんでん返しがあるか、能見台

「谷になっていて、寒い風が溜まりそう」という奥様の意見だったが、実際はどうか。渋滞に巻き込まれ、午後4時30分を過ぎ、日が暮れてしまった。

　

能見台駅付近の歩道橋で測定。標高は25メートルほど


14度をマーク

　
陽が落ちたということで、「寒い」ような気になっているが、14度と気温はそこまで下がっていないようだ。

体感★★☆☆☆

結果は、横浜のチベットは10度をマークした大平山に決定。ただ、大平山を抜きにして考えると、市内で気温が低かったのは、野毛山、本牧山頂公園、港の見える丘公園だった。港の見える丘公園付近に気象台があるので、実は横浜市内全体で考えると天気予報で出される気温よりも高い場所が多いのかもしれない。
　

調査結果まとめ

　
キニナルにも、「あの場所に気象台があるが、他のエリアと気温のギャップがでるのでは」というような投稿もあるので、あのエリア一帯が「寒そう」と感じている人も多いようだ。これについては、追って調査予定。



取材を終えて

調査中に大活躍した「標高ワカール」。自分が移動するのに合わせて、標高を適宜表示してくれる便利なアプリだった。でも、そもそもこのアプリって普通の人はいつ使うんだろう？っていうのが一番キニナったというのはここだけの話。


―終わり―