川崎市と大田区がご両親!? 噂の銭湯サイダーとは?
ココがキニナル!
川崎市と大田区の銭湯とスリーエフだけで販売されている「黒湯サイダー」がキニナル。(スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「黒湯サイダー」は川崎市・大田区の「新しいお土産品」として誕生! 川崎市・大田区、横浜市の銭湯の一部で入手可能だが品薄!
ライター:山崎 島
川崎市と東京都大田区がご両親? 黒湯サイダーとは(つづき)
ロビーから先は撮影NGです
『星乃湯』さんのお風呂なんですが、熱さが選べるんです! 筆者が通う銭湯ってお湯が熱めで「この熱さ・・・さては回転を意識しているな?」と思ってしまうほど、5分も浸かってられないんですが、こちらのお風呂は、ぬるめや熱めがあり、「のんびりと入っていってくださいね」の心が伝わってきた。
ジャグジーや電気風呂、薬湯など種類もあったけど、筆者が一番好きだったのはシルク風呂。
ぬるめのお湯に細かい泡が柔らかく身体に絡んできて、全身に膜張るみたいに汗かけた。壁画は星座を模したタイル画だったなあ。
で! 30分後ポッカポカでロビー集合
身体が冷めないうちに
ひえっひえのサイダーを
のむ!!
ぐっっっおぉー、いいねえ、炭酸が強い!
口に入れたとき、最初、辛口ジンジャーエールかなと思った。
でもすぐにジンジャー感が消え、ちょっと塩を入れた、すっきりさっぱりサイダー!
これ筆者好みだわー、食事にも合いそう。
黒湯サイダーは1本200円(税込)
番頭の奥様にお客さんの反応を聞いてみると「飲み物の中では比較的値段はする方なんですが、皆さん珍しがって買って行かれます。さっぱりしてて良い、と大人の方に好評ですね」とのこと。
これ定番にしてほしいです。限定商品って最初びっくりするけどあとはうーん、なんでしょ? とかひねくれた心を持っていたけど、「黒湯サイダー」は地に足がついた味わいでした。うちのそばの銭湯にも卸してください。
行政さーん
温かいお湯につかり、サイダーでさわやかに締めましたら、もう一か所、川崎市役所へとお話を聞きに行きました!
お話を伺ったのは川崎市経済労働局産業振興部商業観光課(長い)。ご担当さんに黒湯サイダーの誕生話を伺いました。
「黒湯サイダー」は川崎市の学生と大田区在住の外国人たちが「川崎市と大田区の新しいおみやげ物を作ろう」とワークショップを実施した中で試作品を作り、大田区・川崎市観光まちづくり連携事業実行委員会が商品化したものなのだそう。
公式のパンフレット(大田区・川崎市まちづくり連携事業実行委員会HPより)
「まず、ご当地サイダーが多く商品化され、親しまれていたため、サイダーを作ろうということになりまして、次に味を決めよう、といろいろ意見を出し合いました。梅味や梨味、などが出たのですが、2つの地域で共通するものってなかなか難しく・・・そこで大田区と川崎市で共通する「黒湯」味にしよう!ということで、参加者たちが味からパッケージまで、すべて考案し、川崎市の飲料メーカーに商品を作ってもらいました」とのこと。
温泉味を連想させるネーミング、とってもキャッチ-だし、好奇心をくすぐられますね。
ちなみに公式パンフレットによれば、川崎市や大田区に共通する「黒湯」とは、古代の植物が枯れて分解された無形成分「腐植質」と呼ばれるものの影響からお湯が黒くなっているとのこと。
今後は違う味の商品を考えているそうで、また新たなレアサイダーが生まれる予感がざわざわします。ぜひ黒湯サイダーは定番化していただくという方向でご検討頂けませんでしょうかね? 今後とも川崎市と大田区のニュー土産物からは目が離せません。
取材を終えて
最近はご当地サイダーがブームになっているけど、あと15年後ぐらいしたらオークションで1本2万円ぐらいで取引されるようになるんじゃないか、なんて思ってます。お金儲けの話じゃなくて、そうなる前にいろいろ味わいに行こう! っていう・・・ほんとだよ!!
はまれぽサイダーとか作ればいいのにー。でも味はきっと家系ラーメンなんだろうな!?
ー終わりー
ニャッシャーさん
2017年05月01日 10時34分
私がたまに行く銭湯は(大田区)、ニテコサイダーも置いてある。秋田の姉妹都市のやつらしいんだけど、そっちもけっこう好き。
sho-shoさん
2017年05月01日 07時12分
どこだよ? 有馬温泉って! (笑)