林文子市長の名入り生花は公職選挙法違反?
ココがキニナル!
林市長が市長選挙への立候補を予定していながら、市内のプロスポーツの開幕戦でチームに花を贈って公職選挙法に違反していると太田正孝市議が地検に告発。両者を取材してください。(福三さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
現在捜査中のため横浜熱闘倶楽部から事実確認。弁護士の見解では公職選挙法の中の「寄付」にあたる指示を誰が行ったかが争点となりそうだ。
ライター:はまれぽ編集部
専門家の見解
企業コンプライアンス、不祥事対応に詳しい、LM総合法律事務所の竹中一真(たけなか・かずま)弁護士に、公職選挙法違反について伺った。
そもそも公職選挙法179条2項は、「この法律において『寄附』とは、金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付、その供与又は交付の約束で党費、会費その他債務の履行としてなされるもの以外のものをいう」と定め、同条4項は「前3項の金銭、物品その他の財産上の利益には、花輪、供花、香典又は祝儀として供与され、又は交付されるものその他これらに類するものを含むものとする」と定められている。
画像はイメージ(フリー画像より)
これらの条項から、公職選挙法は、一般的な社交儀礼の範囲内と見られるような場合についても、厳しく「寄付」に該当するとしていることが分かる。
容疑の詳細が分からないので軽々しく判断することはできないが、今回、林市長名義で贈られたという花についても、公職選挙法199条の2ないし5で禁止されている「寄付」にあたるのではないかという見解だ。
竹中弁護士は、「誰が『寄付」の指示をおこなったのか、『寄付』をした当事者を誰とみるべきかが重要であり、それによって罰則を受ける者と罰則の重さが異なってくる」と話してくれた。
横浜市民の声
最後に、横浜市民から今回の件について聞いてみた。
関内駅前で休憩中だったササキさんは、「詳細については知らないが、今回のことで今まで残した功績がすべてダメになるわけではない。“承知していなかった”という発言があったにしても、起きてしまった事実を認める姿勢は潔い」という反応だった。
「責め立てるほどの問題ではないと思う」
みなとみらいのクイーンズスクエアで休憩中だった山本さんは、「林市長の知らないところで名前が使われてしまったという印象です」とのこと。
「そこまで深刻に受け止めるニュースではなかった」
横浜赤レンガ前で自転車タクシーの呼び込みをしていた大学生のめぐみさんは、「そんなことがあったなんて知らなかった。そもそも、そんなに悪いことだとも思わない」と正直な意見を話してくれた。
「もう少し横浜のこと勉強します!」
横浜市役所前で出会った横浜市職員の方はノーコメント。
犬の散歩中だった方、デート中のカップルなどに話を聞いたが、「知らない」という意見が大半で、目くじらを立てる横浜市民に出会うことはなかった。
取材を終えて
人々を束ねるリーダーは高い倫理観を持って行動しなければいけない。それが横浜市を代表する者なら尚更だ。
大きな看板を背負うということは、思っている以上にシビアで落とし穴が多いのかもしれない。
こんな粋な花だったら許してしまいたくなる・・・
11月21日現在、この件は捜査段階の状況だ。はまれぽでは引き続き、進捗情報をお伝えしていきたい。
-終わり-
取材協力
LM総合法律事務所
//hamarepo.com/ichioshi/72392.html
ファービーさん
2017年11月30日 10時41分
うるさい爺さん
りくそんさん
2017年11月29日 19時27分
よく分からないけど、横浜を代表するスポーツクラブの為に頑張っての意味を込めて送ってるだけなんだから良いんじゃないかと思うけど。
そういうことに関心を示さない他の議員たちの方が問題に思うけどな〜。裏で何かやってるのかもしれないですけどね。
福三さん
2017年11月23日 03時14分
市長が知らないって本当?嘘くさいし市民の無関心さも問題。嘘の「丁寧」「謙虚」は安倍だけで十分。