「スピード重視」でリベンジを! 箱根駅伝に臨む東海大に迫る
ココがキニナル!
2018年の箱根駅伝ではどんなドラマが待っているのか。地元・東海大の活躍がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
スピード重視の訓練を積んできた東海大。「打倒・青学」を掲げて箱根制覇を狙う!
ライター:はまれぽ編集部
苦い経験を乗り越えた2年生選手
前回の箱根駅伝で1区を走った鬼塚翔太(おにづか・しょうた)選手は、「最低限、区間賞を取りたかった」と振り返る。一方で、1年生での出場ということもあり、区間2位ではあったが「(他大学の上級生と)気持ちの差が出た。満足のできる結果ではなかった」と話す。
自主的な走り込みにも熱心という鬼塚選手
今回の箱根では、自分の走りができるよう、コンディション調整に余念がない。他大学の選手を置き去りにする走りを見せられるか、要注目だ。
黄金世代2年生のエース格と目される關颯人(せき・はやと)選手も、狙うのは区間賞を獲得してのチーム優勝だ。前回の箱根では花の2区を任されたが、体調不良の影響もあり区間13位に沈んだ。
今季は万全な体調で臨む
だが、1万メートルU20で日本代表に選ばれるなど、その実力は折り紙付き。「青山学院大学に挑戦したい」と箱根でのリベンジに燃える。
館沢選手は前回1年生ながら「山登り」を担当
「5区は、めちゃくちゃきつかった」。率直にそう話すのは、前回5区の山登りで苦戦した館沢亨次(たてざわ・りょうじ)選手。「ゴールできないと思うレースは初めてだった。自信があったので前半からいったが、力不足だった」と振り返る。
周囲からの高い評価を受けて「天狗になっていた」という前回の箱根から1年、チームに助けられてきた恩を、チームの勝利によって返していく決意だ。
阪口選手は注目の急成長選手だ
前回の箱根には出場しなかった2年生の阪口竜平(さかぐち・りょうへい)選手は、他大学の監督からも「要注意選手」としてマークされている。「走りたい、という気持ちがあるときは、結果もついてくる」と、箱根駅伝の開催を心待ちにしているようだ。
一日1000回の腹筋を日課とし、長距離を無理なく走れる体づくりを行ってきた。他チームにとっての脅威として、存在感を示していく。
「スピードの東海大」が箱根に旋風を起こす!
取材を終えて
両角監督は東海大駅伝部を「きわめて平均的なチーム」と評する。逆に言えば、どの選手もオールマイティな力を持ち合わせており、試合を有利に運ぶことができるということだ。
打倒・青学を掲げる東海大だが、今年は神奈川大学も躍進を見せるなど、群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の様相を見せている。
乱戦を制するのはどのチームか、神奈川勢から目が離せない戦いになりそうだ。
-終わり-
エーラさん
2017年12月15日 18時30分
駅伝部と言い方違和感あります。