共産党公認候補　こだま俊明氏
　

◆プロフィール

愛知県瀬戸市生まれ。東京都立深沢高校卒業、日本ジャーナリスト専門学校に学ぶ。元プロキックボクサー。民主青年同盟県常任委員、党横浜中央地区中区・西区「しんぶん赤旗」出張所長など歴任。1997年阪神大震災で現地ボランティア。趣味は映画鑑賞。


◆選挙について

私は、7月末から一カ月、石巻・女川地域にボランティアに行きました。被災者の方たちと接し、政治家とは、市民のいのちを守るものと実感しました。

11月に横浜市議16人が８カ国の海外視察に出かけました。私は公費を使っての海外視察は中止すべきと思います。
東日本大震災を経験した国民は、政治家に厳しい目を向けています。私はこの選挙戦で、いのちが大切にされる政治実現のため奮闘します。


◆中尾元市議の事件について

政治家が法を犯すことの罪は重いものがあり、政治家は法を守る義務があります。中尾氏にその自覚がなかったのでしょう。
今回の海外視察にも中尾氏は参加予定でした。議員の特権とばかりこのような視察に参加するその精神として腐敗したものを感じます。

自民党政治を変えると言って政権をとった民主党。公約(マニフェスト)は投げすてられました。
この政党の一員というのも精神を腐敗させる要因のように思えます。



自民党公認候補　山本尚志氏
　

◆プロフィール

1978年京都大学法学部卒業。
松下電器産業（現パナソニック）入社後、同社労働組合通信支部執行委員長などを務める。
1996年より連合神奈川横浜地域連合議長、2008年～2010年まで衆議院議員 菅義偉 公設秘書。
2011年12月現在、株式会社サカクラ 営業部顧問。


◆選挙について

地域のつながりを大切にする歴史と人情のまち、「いそご」のまちづくりに全力投球します。磯子は少子高齢化、防災の課題を抱えています。誰もが住んでよかったといえる安全・安心のまちづくり、そしていつまでも元気で働けるまちづくりの実現に向け中小企業対策、雇用対策に取り組みます。


◆中尾元市議の事件について

今年3月11日におきた東日本大震災、そして長引く不況の中での企業、雇用が危機的状況、にあるそうした厳しい局面にあって政治家の責任と使命は重大です。このような状況にある中、今回の中尾氏の事件は市民の信頼を大きく損ねるものでありきわめて遺憾です。

私は今回の補欠選挙、磯子の皆様から信頼されるまちづくりを「誠実に実行」し、「未来に責任」のもてる政治への信頼を取り戻します。



一方、地域住民の選挙への関心は

今回の補選は、立候補者のプロフィールにあるように、塾講師、学芸員、プロキックボクサー、大手企業出身者など、個性派がそろっているのが特徴といえる。

しかし、3日に行った磯子駅前での住民への聞き込み調査では、まだ告示日前ということもあり、さすがに立候補者の詳細を知る人は少なかった。
　

区の選挙管理委員会が入る、磯子区合同庁舎

　
また、今回問題となった中尾元市議の事件や現政権への不満など、民主党への逆風が強まっているかのような意見も聞けた。大阪でのダブル選挙を受けた小政党への追い風は、磯子にも及ぶのだろうか。

最後に、市民の皆さんにはいま一度認識してほしいことがある。

我々が投票した一票によって、市政は良くも悪くもなる可能性があること。
そして今回、中尾元市議が引き起こした事件によって7500万もの市民の税金が使われてしまうこと。

それらを見極めたうえで安心して任せられる市議に投票していただきたい。


―終わり―