58年の歴史に幕を閉じる横浜文化体育館。閉館後はどうなるの?
ココがキニナル!
横浜文化体育館が閉館とあったのですが、建て替えか何かでしょうか?長い歴史の中、様々なイベントがあったと思います。忘れられないイベントはなんですか(はんとさん、Can’t_a⁇さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
現・文体は閉館し、屋内競技をする「横浜武道館」や、文化やエンターテイメントを発信する「メインアリーナ」に生まれ変わる。館長の想い出は、64年の東京五輪で男子バレーボールチームが銅メダルを獲得したこと
ライター:はまれぽ編集部
横浜文化体育館の今後は?
2020年9月6日に現・文体が閉館した後、その建物などはどうなるのか。
完成イメージ図(横浜文化体育館ホームページより)
「横浜武道館」はすでに2018(平成30)年から着工されており、旧横浜総合高校跡地である横浜市中区翁町に建設が進んでいる。
「横浜武道館」完成予想図
まず、目を見張るものは外観だろう。現・文体は、昭和を代表する建物で、明るく光を多く取り入れるために多方面がガラス張りと白い壁で覆われている。しかし、「横浜武道館」は、ピッチの細かい木調ルーバー(羽板と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの)による繊細で趣向を凝らした表現により、日本建築の大屋根を彷彿させる質実剛健の建物をイメージずるデザインになっている。
2020年6月末には竣工予定
重機が入っている
また地上4階建ての「横浜武道館」の規模は、現・文体に比べ、一回り大きい広さを持っている。2階のアリーナは、バスケットボールコートにすると2面から3面へと広くなるようだ。バレーボール、バドミントン、卓球などの競技種目も、同様に多くの面数をとれるようになっており、このことで現行より多くの方が参加する大規模な大会でも、時間を短縮して効率よく運営できるようになる。観客席も約3000席用意される。そして、1階の武道場には、柔道の試合が4面できる広さを持ち、観客席が約500席設置される。
「メインアリーナ」については2022年1月に着工予定。
「メインアリーナ」完成予想図
今後の建設予定としては
2020年6月末
「横浜武道館」竣工予定
「横浜文化体育館」営業中
2020年9月6日
「横浜武道館」営業中
「横浜文化体育館」閉館
2022年1月
「メインアリーナ」着工予定
2024年1月
「メインアリーナ」竣工予定
2024年4月
「メインアリーナ」営業予定
となる。
「横浜武道館」が完成した後に、「横浜文化体育館」閉館。その後、「メインアリーナ」に着工する予定だ。
取材を終えて
横浜文化体育館の58年間には、64年に開催された東京オリンピック大会のような大きい大会から、市民が親しむ場としても活躍した歴史がある。9月の閉館を迎えた後は、ゆっくり休んでまた横浜のスポーツや文化を普及復興していく場として生まれ変わる。
新たに建つビルも、もちろん素晴らしい。が、今一度、古き良き時代から横浜を支え続けてきた施設に目を向け、思い出に浸ることがあってもいいのではないだろうか。
ー終わりー
取材協力
横浜文化体育館
住所/横浜市中区不老町2-7
電話/045‐641‐5741
http://www.yspc.or.jp/buntai_ysa/category/top/
ホトリコさん
2020年02月12日 14時08分
ちなみに、僕らの代がここで最後の成人式を行いました。二班に別けられてしまい、結局中には入らず次の班の成人式まで外で待ち、そこへ中学生までの幼なじみが一升瓶を持って来たので合流してから飲んで(今では嫌われる回しラッパ飲み!)暴れはしなかったが周囲からは余りいい感じしなかっただろうな。成人式前の抹茶とかは大人しく楽しんでいました。
陽気なヘンリーさん
2020年02月06日 10時31分
新日本プロレスの悪のルール!
両者フェンスアウトだったよな
master kさん
2020年02月05日 18時03分
今でこそ成人式は横浜アリーナですが、以前は横浜文化体育館だったんですよね~サッカーW杯のパブリックビューイングなんかあって思い出が沢山ありました。新しい施設にも継承されて欲しい。