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三ツ沢公園に乗馬クラブがある!?

ココがキニナル!

横浜駅近くの三ツ沢公園に乗馬クラブがあるそうですが、都会の真ん中に馬と親しめる場所があるというのは興味深いです。初心者でも気軽に利用出来るのかなど体験レポートが見たいです。(濱のホタルさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「横浜乗馬倶楽部」は初心者でも気軽に乗馬を体験できます!経験豊富なインストラクターがていねいに指導してくれるので、安心して楽しめます!

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ライター:松宮 史佳

馬上から見える風景



馬場に到着。しかし「どうやって馬に乗るのか」という疑問が湧きあがる。
すると「これに乗ってください」と高柳さん。
 


台に足を掛ける


次に鐙(あぶみ)という馬具に足を乗せ、シロちゃんの背中に手を伸す。
馬はかなり背が高いので、飛び乗るような勢いが必要だ。

「くっ…」

シロちゃんの背中をまたいでなんとか馬上へ!
 


ついに乗れた!


馬に乗ると、普段とは目線の高さがまったく違う!馬に乗ると、目線は大体2.5~3mの高さらしい。
 


馬から見ると下はこんな感じ


まずはゆっくり歩いてみることに。高柳さんから「軽く手綱を握ってください」と言われるが、手にはかなり力が入ってしまう。
「手をもっと下げてください」と高柳さん。
 


この高さで軽く手綱を握る


高柳さんに促され、ゆっくりと歩くシロちゃん。

「!!!」

当たり前だが、馬の背中は乗馬マシンとはまったく違い、平らではないので思いのほかバランスを取るのが難しい。

前後・左右・上下…と不規則に揺れるので、自然と内腿に力が入り姿勢が伸びる。
これは内腿、腹筋と背筋に効きそう。
 


まだまだ腰が引けている


経験豊富な高柳さんと「人を乗せるのに慣れている」というシロちゃんを信じ、力を抜いて身を任せることに。すると、除々にシロちゃんの動きに慣れてくる。

ここで「鐙から足を外してください」と高柳さん。

鐙から足を外すと、足が不安定になる分、より直に振動を感じる。
 


次なる課題:「鐙から足を外す」


「いいですよ~!」と高柳さん。
…力を抜いて馬に合わせることが分かってきた。(ような気がする)

「また鐙に足を掛けて。ちょっと速くしてみましょう」シロちゃんに合図をする高柳さん。

すると、シロちゃんは短い間隔、速いリズムで歩数を刻むように。スピードが上がり、揺れが大きくなる。だが、馬と一体になっているのを感じて楽しい。

「いいですね!じゃ、足を鐙に掛けて立ったり座ったりしてみましょう!」

よくわからぬまま鐙に足を掛け立ち上がると、「足は前や後ろにいかず、まっすぐ真上に立ってください」と高柳さんに言われる。真上に立とうとするが、うまく感覚がつかめない。

すると高柳さんは「ふくらはぎを馬の腹に付けて真上に立って」とわかりやすくアドバイスしてくれる。
ふくらはぎをぴったりとシロちゃんのお腹に付け、立ち上がってみると…。

「!!!」

ふくらはぎを馬のお腹に付けることで安定し、真上に立つことができた!
 


微妙に立ったり
 

座ったり


馬のリズムに合わせて立ったり座ったりするのがおもしろい!
まさに「人馬一体」を体感!

「初めてで立ち上がれる人ってあんまりいないですよ」と褒めてくれる高柳さん。
とっても褒め上手なのだ。

普段は「初めての人にはやらない」そうだが、取材ということで特別に「駆歩(かけあし)」を体験!
「駆歩」は最もスピードがある跳躍。リズムはゆっくりだが、前後・左右・特に上下に大きく揺れる。
 
普段の生活では体験できない、“高い目線”からいつもとは違った風景を眺め、“馬と一体になることができる”。乗馬の楽しさを心行くまで堪能した松宮。
 


別れが名残惜しい


30分という短い時間だったが、非常に密度が濃く“乗馬の楽しさ”と”馬の美しさ”を体感した一日だった。
 


筋肉質で流線型のボディが美しい!
 

シロちゃんの顔に血管が浮き出ていて驚いた


「洗い場」でシロちゃんの脚をブラッシングし、顔をタオルで拭く高柳さん。松宮もお手伝い。
 


脚をブラッシング
 

シロちゃんは人間年齢70歳!お疲れ様でした




取材を終えて



まずは長時間取材にご協力いただいた高柳さんに感謝したい。

実は体験するまで乗馬は“セレブの趣味”というイメージを持っていたが、「横浜乗馬倶楽部」には馬とふれあうために乗馬をしているというOLやリタイア後健康のために乗馬を始めたという70代の方、障碍飛越で県大会出場を目指している方など、さまざま。中には朝乗馬をしてから会社に出勤するという強者も!

やはり土日はかなり混み合うが、平日は比較的予約が取れやすいとのこと。
だが、予約状況は天候や季節にもよるそうなので、問い合わせていただきたい。

月に一度、第三日曜日に乗馬を普及するために無料で「引き馬会」を開催しており、誰でも参加できる。都会の真ん中で馬に触れ合えるとはなんとも贅沢!まずは気軽に馬と触れ合ってみては。


―終わり―


◆NPO法人「横浜市馬術協会」
〒221-0855 
神奈川県横浜市神奈川区三ッ沢西町11-26 三ツ沢公園馬術練習場内
TEL:045-(311)-0789
営業時間:9:00~17:00(事務所)
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
HP:http://yrc.boo.jp/
アクセス:市営地下鉄「三ツ沢上町」駅から徒歩10分
または横浜駅西口⑥~⑪番乗り場より 「三ツ沢総合グランド入口」下車、徒歩5分
騎乗料+指導料+馬場使用料(平日)30分 5,200円(土日祭)30分6,200円(予約制)
※詳細は問い合わせを!
 

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  • 懐かしいです。小学生のころ、通っていました。通うのに、乗馬靴をはいて電車に乗るのですが、赤鉛筆を耳に挟んだおじさんが、縁起が良いと喜んでました。

  • 興味あって楽しみにしていたのですが、乗馬クラブの雰囲気やどれくらい広くて、どんな倶楽部なのか?などがいまいち伝わって来ない感じでした。体験」というのがタダなのか、こういう単発は歓迎されるのか、とか。靴の写真とかはそんなにいいから。

  • 乗馬ってもっと硬いイメージなのかと思いましたが、家族で行っても楽しめそうな雰囲気ですね。子供の頃から姿勢が悪くて最近は整体に通っているのですが、健康増進という意味での乗馬にも非常に興味を持ちました。

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