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港の見える丘公園の崖下を整備する計画がある!?

ココがキニナル!

港の見える丘公園のガケ下がずっと整備されていないのですが何か計画は無いのでしょうか?(yh19399さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

計画はあるが、ほかの公園整備などとの兼ね合いもあり時期は未定。内容も今のところ決まっていないが、いずれは整備される予定です!

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ライター:田中 大輔

果たしてあの土地を整備する計画はあるのか!?

(続き)

さて、本題に入る前に少し“公園”についてお勉強。

公園には、街区公園や近隣公園、運動公園、風致公園などいくつかの種類がある。
街区公園や近隣公園は、近所の子どもたちが遊ぶ、いわゆる普通の公園を指す。

運動公園はその名の通り、運動施設があるもので、横浜FCが本拠地とする
ニッパツ三ツ沢球技場がある三ツ沢公園などがこれにあたる。

聞きなれない言葉だが、風致公園というのは、「緑が多かったり、街の風景になるような公園」とのことで、港の見える丘公園はここに含まれる。ほかに、山下公園なども風致公園だ。
 


こんな光景を見ると、“風致公園”というのも納得


街の風景になるべく造られた公園なら、なおさらあの崖下のスカスカな状態はマズい。
なにか計画はないのか、と核心を突くと、諏訪さんから「計画はあります」という答えが。

「ただ、市内18区を見ると公園の足りないところもあるんです。万遍なく造っていかないといけないので、時間がかかってしまっているのが現状です」とのことで、あの土地になにかを造ることは決まっているが、具体的になにになるか、いつ工事をするかといったことはまだ白紙なんだそうだ。

あの場所がどうなるか、考えられる可能性をたずねると、「細長い土地なので選択肢は少ないです。一般論ですが、どちらかというと動きまわる公園というよりは、ゆっくり過ごすための場所になるんじゃないかと」ということだった。




住宅がすぐそこまで迫る土地



ただ、土地が空いているからといって、なんでもできるわけではない。
下の写真を見てもらえれば分かる通り、問題の土地は民家のすぐ近く。

となると、近隣住民の意向を聞かずに計画を進めるわけにはいかないのだ。

 


アパートや一軒家がすぐそばまで。奥には銭湯の煙突も見える


例えば、高い木を植えてしまうと近隣住宅の日当たりが悪くなってしまうし、遊歩道のようにすれば公園利用者に家の中を覗かれてしまうかもしれない。
そういった問題が出ないように、事前に協議した上でなにを造るかを決めていくそうだ。




あの土地、実は……



ところで、完成後の公園の工事には大きく分けて2種類あるそうだ。

ひとつが“改修”で、20~25年を目安に古くなった設備を部分的に更新する工事。
もうひとつは“再整備”で、時代のニーズに合わせて機能の変更や配置換え、全面的な改修を行う工事のことを言う。

ということは、港の見える丘公園の一部であるあの土地の機能を変更するわけだから、これは再整備……と思いきや、それは間違いで「あそこは新しい公園ということになります」とおふたり。

というのも、実はあの崖下の土地は港の見える丘公園の一部ではないのだ。

 


意外や意外。あそこは港の見える丘公園ではない!?


あの場所、上図のように崖の上は港の見える丘公園だが、崖と下の平地は公園の外側になるのだ。

なので、あの場所を公園化した場合、それは別個の新しい公園になるというわけだ。
ただし、公園の内容や管理の利便性などを考慮して、港の見える丘公園に含める可能性もあるということだった。




取材を終えて



現在、市内にはおよそ2600個の公園があるそうだ。

あの場所が新しい公園になるか、港の見える丘公園の一部になるかはまだ分からないが、計画はあるということなので、いずれあの場所もキレイに整備されることだろう。

横浜を象徴する公園に新たな見どころができるかもしれない。


―終わり―
 

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