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横浜に「パパサークル」ってあるの?

ココがキニナル!

ママサークルはよく耳にしますが、パパサークルってのも最近はあるようですが・・・横浜を拠点としてるパパサーってあるのかな?(いぶちん☆さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市の各区にある地域子育て支援拠点で、パパサークルがあるのは3拠点。今回はその中からパパサークルの草分け的存在「どろっぱ」をご紹介。

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ライター:河野 哲弥

普段の「どろっぱ」活動例



今回の幼児のための救急講座は、サークルというよりも、スクール的な要素が強い内容だった。そこで後日、パパサークル「どろっぱ」の定例活動も取材させていただいた。
 


10月13日(土)に行われた、「どろっぱの集い」


この日参加したパパさんは、合計8人。うち3人が初参加とのことで、まずは簡単な自己紹介が行われた。続いて司会役の大槻さんが、パパならではの「悩み」を聞き出していくと、「育児ストレス」や「夜泣き」などの話題が交わされるようになっていった。

「ストレス発散には、ランニングがいい」と話すのは、「どろっぱ」参加歴4年の坂井さん。常に子どもにかかりきりの生活の中、1人で過ごせる時間が作れるので、頭を整理することにも役だっているのだとか。また、夜泣きについては、「パパがあやしても泣きやまないので、ママに任せるのが一番。パパの役目はママのフォロー」などという意見も。

やがて会話が落ち着くと、いよいよ本番、定例会の議題へと進んでいった。
まずは、いつもは調理師として働いている土井さんから、「親子で親子丼」という企画提案がなされた。これは、簡単にできる本格料理をパパに覚えてもらい、ママの家事負担を軽減しようというもの。

 

続いて、定例会の議題が話し合われた
 

この日の内容は、主に3つ


続いて、この時期恒例となっている「パパと一緒にお散歩ツアー」の日程が発表された。日吉にある慶応大学のキャンパス内で、散策したり芝生で遊んだりする、3時間程度のミニツアー。

最後は、年末に行われる「どろっぷデー」というイベントについて、打ち合わせが行われた。近くにある太尾防災拠点内で、飲食のブースを出店するのが、毎年の伝統行事となっているらしい。
 


去年の「どろっぷデー」に参加したパパさんたちの様子


去年行われた模擬店の内容は、焼き芋、フランクフルト、手打ちソバなど。これに対し今年は、「体が温まるからオデンがいい」、「オニギリと豚汁も捨てがたい」などの活発な意見が、次々に出されていた。
 


特製どろっぱTシャツを着こなす、メンバーの土井さん(左)と坂井さん(右)


さて、こうしたパパサークルについて、参加歴1年の土井さんは、「親子丼の企画など、自分ができることをみんなに共有してもらい、少しでもママの助けになればうれしい」と話す。一方、参加歴4年の坂井さんは、「メンバーから出された企画を、定例イベントとして定着させていきたい」と、まとめ役を買って出ている模様。



他拠点のパパサークル一例



最後に、港北区以外のパパサークルの状況をまとめておこう。PTAなどを中心とした学校単位の団体を除き、各地域子育て支援拠点で組織されているサークルは、2団体あるようだ。

・神奈川区地域子育て支援拠点「かなーちえ」で活動する「かなメンの会」

土曜日を中心に外遊びなどのイベントを開催し、「かなーちえ」が企画する各種講座にも参加。メンバーは現在15人程度。
 


片倉うさぎ山公園にてお手製「やきそば」を食べながら盛りあがる、「かなメンの会」の様子


・港南区地域子育て支援拠点「はっち」で活動する「パパボラ」

パパのボランティアという意味で名付けられたサークル。遠足や外遊びイベントのほか、今年10月に行われる「はっち祭」では、パパたちが悪役をやっつけるヒーロー劇を予定している。メンバーは約20人。
 


「はっち祭」に向けた劇の練習を行う、「パパボラ」のパパさんたち


ほか、今後パパサークルを結成する予定があるのは、金沢区と都筑区の2拠点。組織だった活動はないが、パパが参加できる不定期のイベントを随時行っているのが、残り13区の各拠点といった状況だった。

今回印象的だったのは、参加されていたパパさんが、一様にステキな顔つきをされていたこと。こうしたサークル活動を通じて得た、育児への自信やパパ友の輪が、その表情を内面から輝かせているのだろう。皆さんも、ぜひ、地域子育て支援拠点の扉をたたいてみてはいかがだろう。参加の問い合わせなども、各拠点で行っている。


―終わり―


9月29日(土)より、全5回の最初のプログラムとなる、港北区の主催による「パパの極意~地元でパパ友をつくる方法」が開催中。

日時:9月29日、10月6日、27日、11月3日、12月1日の各土曜日
時間:10:00~12:00
場所:港北区役所会議室ほか
定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
詳しくは、「どろっぷ」、もしくは横浜市港北区地域振興課まで。
「どろっぷ」公式サイト
http://www.kohoku-drop.com/
 

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