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市営地下鉄40周年記念イベント「ブルーラインを知りつくせ!」の様子をレポート!

ココがキニナル!

2012年12月で開業40周年を迎えた市営地下鉄ブルーラインの記念イベントの様子をお届け!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

「満喫コース」と「乗り鉄コース」、2つのコースはどちらも満員!普段は見ること、聞くこと、体験できない市営地下鉄の裏側を感じることのできるイベント!

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ライター:田中 大輔

参加者には素敵なお土産も



センター北駅でも引上線に入り、今度は通常運行中の上下線に追い抜かれるシーンを体験。
 


センター北駅ではグリーンラインを目撃することもできた


そこから新羽駅に移動して、乗り鉄コースの参加者とはここでお別れ。
しかし太っ腹の交通局は、もちろん手ぶらでは帰さない。
 


乗り鉄コースの参加者はスタッフに見送られて下車


資料の入った特製バッグや、3月に5周年を迎えるグリーンラインの記念時刻表セット、さらに市電保存館の地下鉄シミュレーターを使い、前出の武冨さんが運転した解説付きのDVDまでプレゼント。
 


 

時刻表セットの裏面は、10枚並べると1つの写真になる遊び心


子どもからお年寄りまで広い層が参加した乗り鉄コースの皆さんは、笑顔で特別列車を降りて行った。



懐かしの1000形を楽しむ



さてさて、満喫コースの参加者には、もう一イベント残されている。
新羽駅から新羽車両基地へ移動し、開業当時に活躍していた1000形電車を見学したのだ。
 


往年の名選手1000形。ファンにはたまらない


もちろん外から見るだけでなく、内部も見学。
差し込む西日も相まってノスタルジックな雰囲気の車内には、写真パネルが展示されていたほか、運転席の様子を武冨さんの説明付きで見ることも。
 


車体は現行の電車と同じサイズだが、座席が低いためか広く感じる車内
 

1000形引退時の写真なども展示されていた

 

運転席の前には多くの鉄道ファンが集まった
 

1000形の運転席。ハンドルが2つあるのが特徴だそうだ


1000形についてまとめた冊子も手渡され、ファンの感激もひとしお。
時間ギリギリまで40年前にタイムスリップしたような感動を味わっていたようだ。



参加者の声をお届け



朝8時半の集合から始まったイベントも、いよいよ最後。
16時前に新羽駅に到着した特別電車を降り、乗り鉄コースの参加者同様にお土産をもらったらツアーはおしまい。
 


新羽駅に到着。楽しかったツアーもここで終了


すべての行程を終えた参加者に感想を聞いてみた。
 


市内から参加の村松さん(左)と、都内から来た阪口さん


ふたりとも笑顔で「楽しかった」と話し、村松さんは「交通局の皆さんが一丸となって一生懸命サービスしてくれてすごくうれしかった」と続けた。

この日のイベントでなにが一番良かったか聞いてみると、ふたりとも車内での武冨さんたちに聞いた話を挙げた。普段は聞けない貴重な体験談に大満足だったようだ。



交通局総動員で作ったイベント



最後に、交通局観光企画課の斉藤さんにもお話を聞いた。

通常のイベントの倍、半年もの準備期間を要したという今回のイベントを振り返り、「成功だったと思います」と斉藤さんはホッとした表情。
やはり通常ダイヤの間を縫う制限の中で、参加者をどう楽しませるかを詰めこむのは大変な作業だったようだ。
 


市営バスの『廃車作業立会いツアー』でもお世話になった斉藤さん


「交通局のいろいろな人が、それぞれで準備をして役割を果たしてくれたと思います」という言葉通り、斉藤さんたちのようにオフィスで働く人たち、現場で活躍する運転士さん、さらには車両基地で働くさまざまな裏方さんたちと、すべての人が参加者のために汗を流した。
その結果が、参加者の満足そうな表情を生みだしたのだろう。



取材をおえて



今回の『ブルーラインを知りつくせ!』は10年に一度の大掛かりなものだったが、交通局はほかにも多くのイベントを開催している。
近いところでは、3月30日にセンター南駅でグリーンラインの開業5周年記念イベント(参加無料)がある。こちらは誰でも参加できるので、興味のある人は足を運んでみてはどうだろうか。


―終わり―


グリーンライン開業5周年記念イベント
詳細は以下のURLからご覧ください。
http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/sub/greenline5th/
 

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  • もちろんお金を払っても見学したい面々は沢山居ると思うが、通常だと鉄道の日とかに無料公開したりするような内容だけでは、4500円戴くってわけにもゆかないだろうから、さすがにオリジナル記念品盛りだくさんだな。でも、そこまでしなくとも、そこそこの参加料を戴く有料公開見学会ってのは、もっとやって収益につなげてもいいと思う。赤字を云々されているんだし。

  • 面白かったですね。ところで、グリーンライン全体の記事はありましたっけ? まだならよろしくお願いします。

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