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人見知りをしない気さくな人たちに出会える街、はま旅Vol.116「神奈川新町」編

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第116回は、京急沿線最後のはま旅となる「神奈川新町駅」。人見知りをしない気さくな人たちに出会える街だった。

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ライター:桐生 由美子

おみやげ買って帰らねば!

はま旅取材の楽しみのひとつでもあるおみやげ探し。行きの電車の中でスマホをスルスル動かし、唯一見つけたキニナルお店に行ってみることに。

「横濱スコーンクラブ」。手作りスコーンのお店だ。
 


国道15号沿いにある緑の看板が目印


こぢんまりとした店内には、焼き菓子がいっぱい。
店の奥には工房があり、毎日スコーンやマフィン、パイシューなどを手作りしている。
 


手作りスコーンは2個入りで370円。プレーン、クルミ、ブルーベリー、チーズなど種類も豊富
 

コロンとかわいいマフィンは1個199円
 

ガラスケースの中にはクリームがたっぷり入ったパイシュー(各230円)!


スコーンとマフィンを2個ずつ買い、向かうは最後の目的地、「良泉寺」へ。
しかし・・・、到着したのが17時をまわってしまい、門は閉まっていた。「淳行」で遊びすぎたようだ。
 


以前、横浜のガイドブック取材でも訪れたことのある良泉寺
 

神奈川宿の史跡にはこの案内板が立てられている


案内板を見ると、良泉寺は開港当時、諸外国の領事館になることを断るために、本堂の屋根を壊して「修理中」であることを主張したという逸話があるそうだ。

今回のはま旅もよく歩いた。記者は雨女なので、突然の雨に降られることも覚悟していたのだが、今日は1日中いい天気に恵まれた。

そして家に帰り、横濱スコーンクラブで買ったスコーンを、レンジで20秒ほど温めて食べた。
 


プレーンとくるみのスコーンは、甘さ控えめで朝食にもおススメ!




取材を終えて

今回のはま旅は梅雨に重なったため、雨の合間の半日を有効に使ってみた。
そんな限られた時間の旅だったが、今度「神奈川新町駅止まり」に乗ったときは、駅をふらりと降りて同じコースを歩いてみたい。そんな気分にさせられる、居心地のいい街だった。

また、先日、京急電鉄から、「東神奈川臨海部周辺地区 再編整備計画」が発表され、神奈川新町駅周辺もその範囲に含まれていることがわかった。取材先で駅前の工事についてもちらほら話は出たが、現段階ではまだ「商業施設ができるらしい」「飲食店や娯楽施設が入るみたい」という情報止まりだった。

京急電鉄が発表した資料の中に、キニナル文面を見つけた。

「一般国道15号と入江川第二派川に挟まれた浦島町・子安通地区は、防災上課題のある密集住宅市街地が形成されているため、地区の防災性の向上に向けた整備を進める」

これはあの水上家屋が建ち並んでいるあたりのことだと思う。たしかに散策しながら見ているときに、「この家、大丈夫なのかしら?」という不安がなかったわけではない。ただ、すべてをきれいに整備することで、横浜の歴史を感じる風景がなくなってしまうのは、ちょっと淋しい気がする。

新旧が共存するような街ができるといいな・・・。
 


駅前ではすでに工事が始まっていた



■今回のはま旅「神奈川新町」周辺

(Googleマップより)
・「新町検車区」
・「淳行」神奈川区新町2-8
・「横濱スコーンクラブ」神奈川区新町15-4
・「良泉寺」神奈川区新町9-3

 

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  • 神奈川新町は色々ある町ではないですが、さすがに、行った箇所がこれだけで、2時間喫茶店で潰したって、レポートとしてはひどいと感じました。

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