横浜西口、女性が無料で飲める「相席居酒屋」。相席したカップルはどうなるのか? 潜入取材!
ココがキニナル!
いま、静かに話題の相席居酒屋。女性がおごってもらえちゃうという。神奈川県にあるんですかね。(brooksさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜にある相席居酒屋は、横浜駅西口と関内に「相席屋」が2店ある。横浜西口店では、オープンから3組のカップルが誕生した。
ライター:三輪 大輔
相席屋で、出会うことはできるのか?
潜入当日「チームはまれぽ」は、4人のメンバーで臨んだ。
まずは、編集部・山岸。
大人な女性を感じさせるファッションで登場した山岸
期待の新人編集・栄田(さかえだ)。
やる気MAXのてるかと筆者
そして筆者の盟友・カメラマン桜庭(さくらば)氏である。
ジャケットスタイルで決めてきた桜庭氏
午後5時のオープン後、男2人、女2人に分かれて、潜入取材で実際に相席屋を楽しむことにする。
別々に入店し、潜入取材開始!
身分証を提示し、入店をしようとしたが、オープンしてすぐの時間帯であったため、まだ女性客が来ていなかった。その場合、ワンドリンク500円で待つこともできるという。そこで、とりあえずビールを飲んで、女性客の登場を待つことにした。
このビールがなくなる前に、来るのだろうか・・・
そして、待つこと10分。筆者たちの元に、女の子が登場した。花柄のインナーシャツが目を引く目鼻立ちがはっきりとした女の子と、白いカーディガンが印象的な和風テイストの女の子の2人である。着席と同時に、相席屋での時間がスタートした。
まずは、各自が飲み物と食べ物を取りに行き、準備が整ったら、乾杯
乾杯の後、簡単な自己紹介が始まった。花柄の女の子は「まなみ」ちゃんで、白いカーディガンの女の子は「まり」ちゃん。なんとお2人は、大学4年生であるとのこと! 女子大生と飲むのは、何年ぶりだろうか・・・。偽名を使う子もいるらしいが、今は、そんなこと気にしないでおこう。
「2人とも同じ大学に通っています。通っているのは女子大で、管理栄養学が専攻です。将来は、管理栄養士になりたいと思っていて、今ちょうど就職活動中なんですが、まだ内定が決まっていないので、ちょっと焦っていますね」と話すのは、まなみちゃん。実は彼女、相席屋に来るのは2回目とのこと。そこで、相席屋に来る目的について尋ねてみることにした。
就職活動、お疲れ様です(イメージ写真)
「ご飯がタダで食べられるというのは、大きいかもしれません。出会いは、良い人がいればって感じですかね」
やはり、タダ飯は、女の子にとって大きな要素となっているようだ。店としても女の子が来ないと成り立たないビジネススタイルなので、仕方がないところはある。筆者は、正直な意見を聞くことができて、少しホッとした。ちなみに、まりちゃんは、この日まなみちゃんに誘われて、初めて来店したそうだ。
なお、相席屋の料理については、2人とも「普通においしいです」と口をそろえて言っていた。将来の管理栄養士のお墨付きの料理でもある。
確かに、おいしい料理が多い!
話題も、2人が管理栄養学について学んでいるので、グルメに関する話が中心となる。
「普段は、大学の周辺で、飲むことが多いですね」とまりちゃんが話すと、今、はまっている店について教えてくれた。「ラーメンが好きで、特につけ麺にはまっています。日の出らーめんのつけ麺が、おススメですね」と話すと、これに桜庭氏が食いつく。何を隠そう、彼は、銀だらの煮つけなども軽く作ってしまう、グルメな男であるのだ。
グルメの話題には、目がない桜庭氏
一方、そのころ、チーム山岸は男性陣の到着までの間、ただひたすら飲んでいた。ちなみに、女性は男性が来なくても無料のため、タダで飲み食いをすることができる。そのため、女子会のように楽しんでから、男性陣を迎えいれる女性も多いらしい。
待ちぼうけをしていたてるかの元にも・・・
男性陣が到着!
登場した男性は、20代後半の飲食店勤務の方らしい。調理専門学校生時代の友人同士で、相席屋には今回、初めて来たとのこと。
2人とも休みだったので、とりあえず横浜に来て、誘われるかのように相席屋に入店。男性の一人が、最近ひどいかたちで、彼女にふられたのもきっかけの一つであったそうだ。
漫才コンビのように話がうまく、盛り上げようと気を遣ってくれたとのこと。仕事や男性陣のキャラクターなどの話で盛り上がったという。こ、これは、デキる男性陣に違いない!
こんな罰ゲームを
ねだったりして
「お店を出て別の店行きますか?」と声をかけられて、2次会は近くの魚民に行ったそうだ。山岸が、LINEの交換もしたとのこと。
男性陣は「サクラとかがいるかと思っていたけど楽しくてよかった」と言っていたそうだ。
無事、2次会も盛り上がったとのこと
ちなみに初回はアプリをダウンロードすると、無料で「罰ゲーム」を楽しめるらしい。
この「初回ダウンロード特典」があれば、より相席屋を楽しめる!
相席屋では、席を変えるもこともできるそうだ。まるで、夜のお店のようなスタイルである。しかし、ここまで1時間ばかり一緒に過ごして、良い関係性も築けている気がしていた。
それに、あわよくばの展開だってあるかもしれない。ただ取材としては、いろいろな女性の話を聞けた方が面白くなる。私の中で、個人的な欲望と仕事的な事情が、ぶつかり合う。そして、個人的な欲望が勝り、このまま一緒に飲むことにした。
それに相席屋である。タダ飯とはいうものの、やはり出会いも求めているはずだ。その点に、少しで期待を感じてみたかった。ただ、経費という甘えがでたからだろうか。特に何の進展もないまま時間が流れ「2軒目にいきませんか?」と誘って、「私たち、このままココに残ります」と笑顔でかわされ終了。実力不足を痛感しながら、店を後にした。
甘い時間を過ごすのは、まだまだ先になりそうだ・・・
率直な感想として、チャンスがない訳ではないが、それをつかむのは、なかなか難しそうだと感じた夜であった。
取材を終えて
世の中、男と女のニーズが合致することなど、そうそうないのかもしれない。だからこそ、タイミングが重要である。相席屋なら、確かに「付き合いたい」と思う男女が出会う確率は上がるだろう。筆者は、原稿に記載するような結果を上げることができなかったが、ぜひ一度足を運んでみてほしい。
ただ33歳・独身の筆者は、やはり猫でいいと思う。名前は・・・まだ決まっていない。
―終わり―
相席屋横浜西口店
住所/横浜市西区南幸2-16-1
電話/045-312-1333
営業時間/17:00~翌5:00
定休日/なし
も一さん
2016年04月24日 06時28分
女性0円の店で酷い目に遭ったことがあり、弁護士さんと相談中です。相席居酒屋のある周辺で品定めしたり…屯してる連中が多くて迷惑。興味はないですね。
桑名 弥次兵衛さん
2016年02月25日 02時45分
大学時代・大学卒業後も暫く横浜に在住していましたが、こんな店が出来ていたとは知ら無かったな。今は郷里の高知県にUターンしていますが、高知県は全国平均を上回るスピードで少子高齢化が進行しています。地元の高知県人の若者は、大学進学や就職と同時に県外に出て行く人が多いです(自分もその一人でした)。Uターンで帰省する人も年々減少傾向らしいです(雇用が少ないし、所得も低いし、職域も限られるし産業や企業も少ないから嫌煙傾向にある)。県や市などの地方自治体は、婚活パーティーなどを主催して、何とか婚姻者を増やす事に躍起になっている感じですが、こんな居酒屋があれば、婚活パーティーよりも抵抗なく利用できそうでいいですね。まっ、利用する人が、皆、婚活目的では無いでしょうけどね。
ホトリコさん
2015年11月06日 12時19分
やっぱり、恋愛<金、だね。大人になるまで逆であると妄想し続けていた時間までも無駄遣いでした。