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「浜マーケット」付近の変な名前の駄菓子屋とは?

ココがキニナル!

以前、磯子区に不思議な名前の店がありました。腰越プール前にあった駄菓子屋”とっきょ”。段ボールを積んでおもちゃを売っていた”うっぷ”誰かが勝手に付けたかもしれません。由来が気になる。(たたたさん)

はまれぽ調査結果!

「うっぷ」というあだ名は近隣に住む人により、店主の口癖からつけられたもの。「とっきょ」もあだ名と思われるが、由来は不明。

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ライター:小方 サダオ

残る謎は「とっきょ」の名の由来



ここで下町気質の親切な片野さんにお別れをして「とっきょ」のあった場所を少し北上したあたりで聞き込みを行った。
 


横浜市電博物館のあたりまで調査範囲を広げた

 
この近辺で、すでに閉店しているお好み焼き・もんじゃ店を発見。このあたりではお好み焼き店の人気があったのかもしれない。
 


お好み焼き・もんじゃ店があった

 
近くの酒店の男性に「とっきょ」に関して伺うと「その一家は以前、国道16号線をはさんだ向かい側に住んでいました。その後プールの前に引っ越して、夫婦が駄菓子店を始めました。そして息子夫婦が継いだのですが、その夫婦の息子が大学生のころに店主が亡くなり、15年ほど前にお店を閉めたのです。閉店直前にはクリーニングを始めたり、お酒を置いたりしていました」と答えてくれた。
 


Oさん一家が以前住んでいたあたり

 
続いて、はまれぽを知っているという、食料品店店員の女性Mさんに「とっきょ」に関して伺うと「プールの帰りに寄ることはありましたが『とっきょ』とは呼ばなかったです。菓子パンやカキ氷などを売っていた、プレハブ小屋のようなお店でした。また店内になぜか『蘭の花』が売られていて、買って行ったことがありました」

「それよりも私は『うっぷ』の方がキニナっていました。指先でこすると煙が出るおもちゃとか、このあたりにはあまり遊び場がないため、トレンドを作ってきたようなお店として印象的でした」と答えてくれた。
 


浜マーケット内の「うっぷ」は人気のあるお店だったようだ

 
そしてある飲食店の男性に「とっきょ」の名前の由来について伺うと「子どものころ、35年ほど前に行っていましたが、私たちの先輩は“とうきょう”と呼んでいました」

「友人に聞いたところ、『横浜の下町にある“とうきょう”のようにあか抜けた、ゲーム機でも何でもある遊び場』という意味でそう呼んでいたのではないか、と言っていました」と答えてくれた。

さらにほかの飲食店の店主も紹介してもらい「40数年前に『とうきょう』と呼んで通っていた」と答えてくれた。

以前は「とうきょう」と呼ばれていて、呼び名が短くなって「とっきょ」となったのかもしれない。
 


いろいろな商品を置いていた「とっきょ」

 
はじめはプール帰りの子ども相手のお菓子屋さんであったが、「ゲーム機」「蘭の花」「お酒」「クリーニング」など、状況に応じていろいろと商売内容を変えたようだ。それが変化の激しい、さまざまな形に姿を変える大都会・東京と重ね合わせて、このような呼び名になったのではないだろうか。

またあるお店の店主から「『とうきょう』ではもんじゃ焼きもやっていた」という話を伺い、「東京の下町が発祥のもんじゃ焼き」から、「とうきょう」となった可能性も考えられた。

しかしこれらの仮説に無理があることは否めなく、名前の由来が分からなかったことは残念であった。



取材を終えて



誰でも子どものころは、学校帰りなどに自分の通うお店にあだ名をつけた思い出があるのではないだろうか。
取材している中で、お店のおばあさんの顔に“アオタン(あざ)”があったので、通称アオタンと呼ばれていたお好み焼き屋さんの話もあった。

「うっぷ」「アオタン」などは、磯子区の下町のやんちゃな子どもたちがつけた、店主の特徴から来る単純明快なあだ名であったようだ。
さらに昭和の古き良き時代の名残を残す浜マーケットの姿も手伝ってこの街では、お店のあだ名を叫びながら元気に遊び回る子どもたちの姿が目に浮かぶようであった。 
 


お店のあだ名は子どもたちが作る場合が多いようだ

 

―終わり―
 

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  • 芦名橋近辺には「ポテト」という駄菓子屋がありましたよ。

  • 実家の近所にも駄菓子屋が3軒あって、5円玉、10円玉握りしめて行ってました。屋号があったのかどうか知りませんが、小公園に面したとことろにあった「コーエン」、おじいさんおばあさんがやってた「ジジババ」、町内会館の隣にあった「チョーカイ」など、そんな呼び方で通じてました。

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