“まちの宣伝部長”の効果を徹底検証! 『横浜アト街ック天国』! 横浜 天王町
ココがキニナル!
某テレビ番組で紹介された後、その効果はあったのかを検証する『横浜アト街ック天国』。第4回は「横浜 天王町」で聞く!
ライター:はまれぽ編集部
3位「魚幸(うおこう)水産」
洪福寺松原商店街は「ハマのアメ横」ともいわれるが、本場・アメ横にも負けない超人気店。一度に300本ほどのマグロを大量に仕入れ、年末には30トンものマグロを売り切るという。
マグロ、2016!(渡哲也風に)
「男の取材だったら断ってたよ~」と気さくに対応をしてくれたのは魚幸水産執行役員で、まぐろ・店舗経営担当の鮫島政基(さめじま・まさき)さん。
平日はマグロ15本、土日で30本ほど売れるという数も驚きだが、放送後は「1ヶ月ぐらいは初めて見るお客さんが多かったので、ア〇街ファンが来たんじゃないかな」とのことで、2割ほどの売り上げ増だったという。
これが1日に30本!!??
2位「橘樹(たちばな)神社&洪福寺」
1186(文治2)年に創建され、天王町の由来となった神社と鎌倉時代末期創建で商店街の名前にも冠されるお寺がランクイン。
商店街のアーチにも「洪福寺」とある
差し込む光すら神々しい
対応してくれた住職の政栄宗禅(まさえ・そうぜん)さんによると、洪福寺は本堂が2階にあるため、一般の人がお参りに来ることは「私が住職になって2年になるのですが、ゼロです。門戸を開くという意味で取材をお受けしました」とのこと。
確かに一般参拝者が2階に上がるのは少々気が引ける
その効果か、「放送後、あまり多くはありませんが一般の方の参拝が増えました。中には座禅会に参加してくれたり、小学生のお嬢さんがおひとりで御朱印記帳のために来られたこともあります」とのこと。
「『アド〇』さんはまじめに取り上げてくれました。感謝しています」というが、別の番組では出演者が本堂で悪ふざけをして檀家(だんか)さんからおしかりを受けたそうで「今後、テレビの取材はお断りするつもりです」とのことでした。
1位「洪福寺松原商店街」
200メートル四方に72店舗(放送時)が集まり、前述したように「ハマのアメ横」とも称されるエネルギッシュな商店街。
洪福寺松原商店街振興組合地域環境事業部の伊藤彰芳(いとう・あきよし)部長によると、『アド街』の取材は2度目だったが、放送後はいつもの倍近い来客があり、年の瀬のような忙しさだったそう。「放送された店だけでなく、ほかのお店にもいい影響があったみたいで、本当にありがたい」と話していた。
これの倍って?
洪福寺松原商店街にはおいしい名物も盛りだくさんで、「とんかつ かつ信(かつしん)」では手作りの肉まんが紹介された。
同店店主の武井信介(たけい・しんすけ)さんは「焼き豚も取り上げてほしかったな」と、ちょっとだけ心残りがある。
赤い焼き豚!
お得意さんのほとんどが購入していくという焼き豚。持ち帰り専用なのだが、食べ歩きができると思って購入したお客さんには特別に店のレンジで温めてあげたこともあったそうだ。こういう心づかいが愛される商店街の証なんだろうなとしみじみ実感する。
取材を終えて
お寺の住職さんもお店の方々も嫌な顔一つせず取材に応じてくれ、人柄の良さをたっぷりと感じる取材だった。常にお客さんでにぎわうのも納得!
本当に楽しく、すがすがしい気持ち(かつ信の店主と)
取材ではなく、ゆっくり買い物に行きたくてうずうずさせられる街でした。
―終わり―
みむくんさん
2016年12月24日 12時45分
天王町住人だけど、松原の『ハマのアメ横』は看板倒れだと思う。普段使いで利用をしているけど、特別に買い出しをする時は横浜橋通り商店街に行っている。
デス男さん
2016年12月24日 02時27分
天王町商店街や松原商店街は、ゲーセンで遊んだ記憶しか無いな~。特に松原商店街にあった10円インベーダーゲーム(ボンボンって店名だったと思う)でよく遊んだなぁ。家系ラーメンは興味がねぇから、どーでもいいや。