湘南唯一の酒蔵・茅ヶ崎の熊澤酒造がユニーク?
ココがキニナル!
茅ヶ崎市で地ビールや日本酒を作っている熊沢酒造さんが変わっています。是非取材してみてください。キニナル。(にゃんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
変わっているのは、日本酒界の常識を変えた若社長が、文化の中心となる蔵元を目指し、酒蔵にパン工房、レストラン、ギャラリーを展開しているところ。
ライター:吉岡 まちこ
湘南でただ一軒の酒蔵
神奈川で日本酒が造られているの?と思う人も少なくないかもしれない。
県内にある蔵元は意外にも13ヵ所。どれもが丹沢山系の伏流水(河川などの地表の水が地中に浸透して、流れる地下水)を使った地酒を造っている。
(資料提供/神奈川県酒造組合HP)現在⑭⑮は製造されていない
今回投稿にあった茅ヶ崎の熊澤酒造は、上の地図の⑬。創業は1872(明治5)年。今年で140年を迎えた湘南で唯一の酒蔵だ。
いったいどこがどう“変わっている”のだろう? 実感できるか早速行ってみることに!
単線のJR相模線香川駅が最寄り
のどかな宅地の中に看板が。洋風ムード??
熊澤酒造は日本酒だけでなく、「湘南ビール」という地ビールの評価も高い。
駅から徒歩で約5分、すぐにそれらしい入口が。けっこう雑然としている!?
入ってみたが忙しそうに作業中。どう見ても入口を間違えたっぽい…
建物裏の路地を抜けると、突然とてつもなくおしゃれな空間が!
そうなのだ。ここは造り酒屋がやっている湘南のおしゃれなレストランとして雑誌に取り上げられることが多いのだ。
蔵元の敷地内ではイタリアン、和食のレストラン、パン工房、ギャラリーを展開
駐車場から来ると、このゲートがちゃんと迎えてくれるはずだった!
ものすごくお洒落な空間で、敷地のどこを撮っても絵になる。でも、なんだろうこのゆるさ…。雑誌で見ていたよりも緊張させない雰囲気が予想外。
“レストランの見学だけでもいいですよ”という看板
ゴロンと酒造り用の桶が。事務所は奥の白い建物の2階だ