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肉を食べない人達の為のレストランを教えて!

ココがキニナル!

肉を食べない人達の為のレストランを紹介して欲しい。+禁煙だと尚うれしい。(rincoさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

日吉の「ナチュランド」、金沢文庫の「まいど」のランチがおすすめ。横浜には、肉を食べない人達の為の飲食店が非常に少ないようだ。

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ライター:山口 愛愛

動物性の食材を使わない貴重な店を発見



健康上の理由やポリシーなどの理由で肉を食べない人、食べられない人もいるだろう。ネットなどの情報を元に各店に電話をしてみると、肉を全く使わない店は意外に少なく、肉が入ってないと思われても、隠し味や出汁などで動物性のものが入っているというケースも多々あった。

そんな中「すべてのメニューに肉(動物性食品)は入っていませんし、禁煙店ですので、安心してください」という店がやっと見つかった。日吉にある「ナチュランド」だ。さっそく訪ねてみよう。

日吉駅から慶應義塾中等部の方へ向かい、住宅街を抜け坂道を上っていく。こんなところにレストラン?と思ったが、山の中腹にマンションのような建物が見え、「ナチュランド」の看板を発見した。
 


日吉から歩いて7分で緑豊かに。竹やぶに抱かれた隠れ家のよう


玄関でスリッパに履き替えると、思わず「おじゃましまーす」と言ってしまう。玄関の右手には自然食品の販売棚が並び、その奥にはダイニングが広がっていた。
 


絵画や小物に囲まれたダイニング。窓の外の緑にも癒される


肉を扱わないということで、オーナーの小山さん、店長の下山さん、三ツ井さんに店のコンセプトなどを伺ってみる。

「ここはマクロビオティック(基本的に動物性食品を使わない)レストランです。以前から自然食品に興味があり、家族の病気を機に改めて食事の大切さを痛感しました。最初は家庭料理の中で取り入れ、独自で学び、自宅の1階を改装したお店はその延長上という感じです。天然酵母のパン・自然食品の販売、岩盤浴も取り入れ、食事のあり方を見直し、心と体のトータルで健康に寄り添っていきたいですね」(小山オーナー)
 

オーサワジャパンの自然食品などの販売や個室の岩盤浴もあり!


マクロビオティックの食事法について、三ツ井さんに説明していただく。

「マクロは長い、ビオは生命、テックは術を表し、“長生き術”ということです。肉や魚、乳製品など動物性のものは使わず、ごはんは玄米。地産地消を心掛け、自然の旬のものを葉や根まで丸ごと味わいます。
お通じや、更年期障害、アトピーが改善されたとの声も。私自身も病気をきっかけに興味を持ち、今は悪いものが外へ出て体が軽くなった気がします」(三ツ井さん)
 


おすすめの自然食品を手にする三ツ井さん(左)とランチに腕を振るってくれた下山店長(右)
 

長岡式酵素玄米はもっちり。胚芽が残っている玄米は白米より栄養価が高いそう


食事は11:00~15:00の間ででき、希望の予算に合わせてマクロビオティックコースを予約できる。
日替わりのマクロビオティック定食(1,200円)もあるが、数量に限りがあるので、できるだけ予約しておいた方がいいだろう。この日のメニューを一例として紹介しよう。
 


種類豊富なおかず。季節によって栄養価の高い旬のメニューが味わえる


ピーマンの雑穀づめ、大豆からあげ、ベジ餃子、青菜と人参の炒め物、きんぴらごぼう、大根と人参の梅マヨあえ、春雨サラダ、キャロブケーキ、自家製ぬか漬けなどのメニュー。これに酵素玄米と野菜のスープまたはお味噌汁がついて1,200円だ。

食材はすべて無添加で、無農薬、有機栽培の野菜を10種類以上味わえるのが魅力。デザートは砂糖や牛乳を無使用。野菜の皮やしぼりカスも再び煮込んで野菜スープに使うなど、余すとこなくフル活用している健康食だ。

男性にも人気の「大豆からあげ」は鶏肉に見立てた一品。外はカラッとしていて肉の旨みが広がるようなジューシー感もある。
 


「大豆からあげ」は知らずに食べたら鶏の唐揚げと間違えそう


ランチだけでなく、併設のパン工房「タンポポ」(不定休・土日休み)では自家製天然酵母のパンを作り、販売していた。
 


黒糖くるみ(150円)や全粒粉食パン(420円)など小麦本来の風味が広がる
 

作家さんの手作り販売や、調理設備を設けたセミナールーム(1時間1,200円)も