路上販売といえば、以前「横浜駅西口、路上販売の弁当屋さんって合法なの？」の記事にて触れたこともあるが、今回はなんと果物。

投稿によると、駅前にて「もも」や「梨」などの果物をリアカーで販売しているという。ではどこで路上販売が行われているのか？

インターネットで事前に情報収集を試みたところ、横浜駅西口周辺で見かけたという目撃情報が多くみえたので、まずは現地へ向かった。
　

横浜駅西口周辺にて目撃情報があったが･･･

駅を出てまずは西口周辺を探索してみるが、それらしき姿は見つからない。そこで、道行く人に聞き込みをしてみたところ、モアーズ付近で見かけたことがあるという目撃情報が。

しかし、現地にはそれらしき姿は見当たらない。いったん引きあげ、後日再度現地へ赴いてみるものの、なかなか出会うことはできなかった。
　

モアーズ周辺にてリアカーで果物の路上販売をしているらしい

調査も暗礁に乗りあげたかと思いきや、別の取材でたまたま現地周辺に立ち寄った際に、とうとうそれらしきリアカーを発見した。

路上販売の男性に接触

場所は、モアーズからヨドバシカメラへ向かう横断歩道の手前。見た感じでは40～50代くらいの男性が大量の「梨」をリアカーに載せ、販売していた。
さっそく、リアカーによる果物の路上販売をしている男性にコンタクトを試みた。

男性いわく、リアカーでの路上販売は主に都心を中心に、横浜駅や町田駅周辺で果物の販売をおこなっているそうで、横浜駅周辺には週1回程度訪れているのだとか。ちなみに道路使用許可はもらっていないとのこと。
　

大ぶりな梨がたくさん

大元の会社が毎朝市場で新鮮な果物を仕入れ、提携した個人業者がそれを買い取る。その後、各所にてリアカーで路上販売しているのだそう。
男性とのコンタクト時は「梨」しか販売していなかったが、その季節にあった果物をチョイスしているそうだ。

「そんなことよりもちょっと味見してってよ」
そう言いながら梨を捌きだし、ひとかけら食べさせてくれた。

味は至って普通で品質には問題のないように思える。
値段表も5個で300円となかなか良心的なお値段。

そこで安さの秘密を伺ったところ、男性の口から驚くべき発言が。