お弁当の路上販売がなくなる? 東京都の取り組みの横浜市への影響は?
ココがキニナル!
東京都で、路上での弁当等の販売についての検討会が発足するなど動きがあるそうですが、横浜市への影響は?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
保健所担当者がこれまで以上に見回りを強化するなど、少なからず影響はありそうだが、すぐに弁当販売がなくなることもなさそう。
ライター:はまれぽ編集部
東京都と中央区は4月22日、「衛生面に不安がある」として、路上での弁当等の販売について議論する検討会を設け、夏までに対策の方向性を示す方針を明らかにした。6月にも実態調査に乗り出すという。
その影響で、「お弁当の路上販売がなくなるのではないか」などの報道が各メディアで報じられ、利用者からは不安の声が上がっているという。
はまれぽでも、以前、横浜駅西口などに見られる弁当の路上販売について取り上げた(該当記事)。オフィス街を中心に展開される路上販売は、ワンコインで買える価格設定と豊富なバリエーションで人気を呼んでいる。
そこかしこに路上販売の露店が見られる
急増する弁当類の行商、つまり路上弁当販売に対し、東京都中央区では2010(平成22)年4月より「路上における弁当販売のルール」を指導している。食品衛生法に基づき「許可ある施設で製造したものであること。販売する弁当には、適正表示があること」などが定められている。
その中で、都条例で定められる「弁当をワゴンの販売台の上に陳列して販売しないこと」「客待ちをしながら同一の場所に留まって販売しないこと」などのルールが守られていないのではないか、ということから、今回の検討会発足につながった。
東京都の動きをうけ、横浜には影響があるのだろうか。横浜駅前で取材した。
各露店への影響は?
横浜駅西口から5分ほど歩いたオフィス街では、昼ごろから弁当の路上販売が行われていた。いずれもパラソルをたて、直射日光が当たらないようになっている。
300~500円程度。手ごろな価格で人気を呼んでいる