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ドヤ街の簡易宿泊所で火災発生。その現状は?

ココがキニナル!

6月30日未明、寿地区の簡易宿泊所で火災が発生。火災の経緯やいまの現状をレポート。(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

6月30日未明、寿地区である中区松影町にある簡易宿泊所から火災が発生した。
警察の発表によると、出火が発生したのは6月30日の深夜1時半ごろ、簡易宿泊所「いちょう館」の5階から黒い煙が出ているという通報が消防に寄せられた。

この火事によって泊まっていた男性が煙を吸うなどして、現在病院で手当てを受けているが、命に別状はないとのこと。出火元である部屋以外には幸いにも被害はなく、大事には至らなかったそうだ。なお、県警では現在、火元を捜査中とのこと。

一夜明けた現地の様子はどうなっているのだろうか。火災が発生した状況をうかがうとともに、いまの現状をレポートすべく寿地区へ向かった。



現地の様子は



今回、火災が発生した簡易宿泊所「いちょう館」はJR石川町より徒歩10分ほどの位置にある。
ちなみに、寿地区の簡易宿泊所といえば、先日「ドヤ街宿泊レポート第2弾!ライター井上がドヤ街の実態を調査!」でも触れたのはご存じのとおり。
 


寿地区の様子


現地周辺をぐるりと回ってみたが、辺りはひっそりとしており、数時間前に火災が発生したことがウソと思えるほど。
 


鉄筋9階建ての「いちょう館」


近隣の簡易宿泊所に住む男性の話によれば、火災発生時はえらい騒ぎになっていたのだとか。また、火元となった5階の部屋に住む男性は近くの病院に運び込まれたのだそう。



簡易宿泊所「いちょう館」の管理人に直撃

話を伺ったのは、簡易宿泊所「いちょう館」の管理人・小澤さん。

聞くところによると、6月30日の深夜1時半ごろ、火災が発生したことを知らせる防犯ブザーが館内に鳴り響く。住民たちの報告によって、火元は50代男性の住む、5階の511号室ということがすぐに判明したのだそう。
 


顔出しはNGとのこと


3階に住む男性がいち早く511号室に侵入し、半焼となった部屋から住民男性を救出。
その後、ほかの住民たちがバケツリレーや消火器2本を使用しての消火活動にあたり、火はほぼ消し止められたそうだ。
 


鎮火に使われた消火器2本