日本最大級のハロウィンイベント「カワサキ ハロウィンパレード」当日の様子をレポート!
ココがキニナル!
川崎のハロウィンパレードはどのような経過で盛大になったの? 今年はどんな感じ? 現地レポートお願いします。(恋はタマネギさん/山下公園のカモメさん/ゆうき@ねむり姫さん/たこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
川崎のハロウィンパレードは、初回1万人だった観客数が18回目の今年で11万人に! とても凝ったすごい仮装をこれでもかと見ることができた。
ライター:吉澤 由美子
ハロウィンの季節になると、TVで毎年、川崎のハロウィンパレードが取り上げられる。参加人数も観客数も日本最大級のハロウィンイベントと紹介されていて、仮装のクオリティーがハイレベルなこともよく話題に上る。
過去にたくさんの方からキニナル投稿をいただいていたので、このビッグイベントを、満を持して今年こそご紹介!
JR川崎駅東口はカオス状態
パレードのスタートは10月26日(日)午後2時30分から。到着した午後1時には、川崎駅東口の商店街は人また人の渦。仮装している人の姿も多く、街全体がハロウィン一色に染められている感じだ。
川崎市役所本庁舎も地元企業によるディスプレイでハロウィン仕様!
このカワサキハロウィンは、18年前、「株式会社チッタ エンタテイメント」が街全体をひとつのステージとした新しいコミュニケーションイベントに挑戦しようと企画制作してスタートしたもの。ハロウィンというテーマに、ドイツで毎年行われていた「ラブパレード」からもヒントを得てパレードというかたちを取り入れたそう。
ラ チッタデッラのハロウィンデコレーション
主催は、川崎市とラ チッタデッラやアトレ川崎、DICE、さいか屋川崎店、川崎アゼリア、川崎ルフロン、川崎モアーズ、丸井川崎店という8施設に、東口の13商店会と町内会、いいじゃんかわさき実行委員会にフェスティバルなかわさき実行委員会が名前を連ねる地域密着型のイベントだ。
ラ チッタデッラには写真コーナーや子どもたちにキャンディを配るブースがあった
第1回が行われた1997(平成9)年には参加者300人で始まったハロウィンパレード。第2回は650人、第3回は1500人、第6回には2500人と年々参加者が増えていった。
その混雑ぶりに、2005(平成17)年からはパレード参加は事前申し込みを行う定員制となって現在に至っている。今年のパレード参加は定員2500人。昨年は3500人、その前は6年間3000人だったが、今年は国道15号封鎖があるので、この人数を定員としている。
そしてまた、観客数も飛躍的に増加。初回は1万人だった観客数は、翌年には2万8000人となり、第7回には5万人、第10回にはとうとう10万人規模になっている。つまり、日本最大級のカワサキハロウィンパレードは、参加者や観客が自然に増加して大きく育ってきたイベントなのだ。
アミューズメント施設のような川崎競輪場
パレードの出発地点は、川崎競輪場前。今年はなんと、国道15号を一時封鎖した1.5㎞のコースになっている。首都圏の大動脈である国道15号封鎖なんて、お正月の駅伝級のスペクタクル。
スタート地点が遠いので、ラ チッタデッラ近くからスタート地点までの無料のシャトルバスが出ているらしい。仮装したハロウィンキャラクターだらけのバスだなんて、めったに見られるものじゃない。これは見逃せないと、シャトルバス乗り場に行ってみることに。
ラ チッタデッラに入ると、仮装をしている人の密度がどんどん濃くなっていく。
ここからは、いくつかのグループの仮装をまずご紹介。
ツイッターで集まったグループ
頭はオオカミ、身体は人間という外見の究極の生命体5人のバンド『MAN WITH A MISSION(マン ウィズ ア ミッション)』のファンだそう。
キュートなモンスターの中の人はヘアメイクさん。これは、1日で作り上げたとか
羊の集団かと思いきや、羊をかぶった狼の方が多い!
アワードで準グランプリに輝いたグループ
「お寿司は日本の誇り」だからお寿司の妖精
寿司ガールは、メンバーの間でエビが人気で取りあいになったとか。
外国人が「スシー!」と声をかけていた
「死の世界と天の世界」をテーマにした仮装だそう。中学からの親友同士のおふたり
メイクも細かい!
今年ブレイクのアケミちゃんを1号、2号、3号と引き連れた細貝さん。パレード参加は4年目
仮装途中だったかわいいスカルたちとドラキュラ男爵は、大学の仲間
顔に傷と「EAT ME? 」の文字! 生々しい傷跡を顔にペイントした女の子たちが多かった
圧巻の食虫植物。製作期間は2ヶ月ほど
食虫植物のおふたりは、もう来年の仮装について考えているそう。パレード参加は6年目。
アワードでドラキュラ賞を受賞していた。
メイクや色使いも華やか