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弾けるけど、聴けるのは20秒!? イセザキ・モールにあるウクレレ喫茶「八神君」にライター・クドーが突撃!

ココがキニナル!

イセザキ・モールの7丁目あたりにある「ウクレレ喫茶 八神君」が気になります。ウクレレが弾けるのか、聴けるのか?そして「八神君」とは何者なのか…?ぜひ取材をお願いします。(miyukidさん)

はまれぽ調査結果!

喫茶であり、BARである「八神君」。世界何ヶ国をも股にかけた音楽ベースの人生を謳歌する音楽人、八神君。ウクレレ弾けますが、聴けるのは20秒!?

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ライター:クドー・シュンサク

また、ヘンな店である。ヘンな店というか、ヘンだろうな、これは。って、店。
結局、結局は、ヘンなお店である。
実際に、そうなのかどうなのか。あと、八神君てのは人なのか、なんなのか。
ウクレレ喫茶は、弾けるのか聴けるのか。そのあたり諸々をお伺い。

これが八神君、見事にヘンな人だったんです。



愉快な「八神君」



イセザキ・モールの7丁目あたり。この辺には安くておいしい店がたくさんある。それはいいとして、キニナル八神君に到着。
 


段ボールでよろしく
 

いいですね


なんかまだ、胡散臭いけど、違った意味で期待できそうな八神君。お店のある2階へ。
ノリノリの、自己主張ストロングスタイル、声の大きいナルシストで、ちょいちょい難しい顔をして哲学をはさんでくる。
違うといいけど、そういうのは勘弁してほしい。八神君。
 


それでは
 

おじゃまします


映画や音楽のカルチャーにあふれている店内。やりすぎではなく、あふれているといった風情。店の奥に居るの、彼が八神君だろうな、たぶん。
 


店内
 

それにしても
 

ふんだんに音楽臭
 

これ最高なんです


カウンター奥の八神君にあいさつ。笑顔の八神君こと八神てるひささんという男性でした。八神君は、さわやか風でワケあり風で、ちょっとエキセントリックなところもあって、独特なオーラを持つ、筆者と同世代の明るいお兄ちゃん。
 


八神君です


まずお店のことの前に、八神君がどういう流れでお店を始めることになったのか。八神君はいったい何者なのか。
 


笑顔の八神君はいくつもの楽器を操るマルチプレイヤー


海外での音楽活動や、ハワイアンバンドでの国内ツアー、ギターとパーカッションを駆使して障がい者とともにレクリエーション活動、それに自身のバンド活動と、音楽を通じてさまざまな国と人と接してきたミュージシャン、そんな八神君。ウクレレ喫茶・ギター酒場オーナーの八神君。
 


17歳からバンド活動を開始したという八神君
 

八神君


音楽活動、店の経営、今のところ八神君の生活はその2つがすべて。このお店は2014(平成26)年の7月1日に開店。なんと、店を始めたきっかけが、思いつきだという八神君。
 


思いついた八神君


それも、思いついて2ヶ月後に店をオープンした八神君。イセザキ・モール内のこの立地を選んだのは「あえて! ・・・んー。横浜のこのアツい界わいなら良かったし・・・ここになったのは・・・あえて! あっはっはっは」

過去の音楽活動を通じて知り合った方々の協力やお力添え、そしてなにより八神君の情熱というか熱量というか、思いつき。これにより「八神君」は開店。

ちなみに店名はそのまま、八神君のやる店だからそのまま。「あっはっは、そのままっすよ」とのこと。

ちょっと、吉本新喜劇の大山という座長に話し方が似ている。
 


カメラを向けるとちょっと顔を作る八神君


話がさっきからキニナっていた映画『レザボアドッグス』の珍しいポスターの話に。
廃版になったポスターだということ、出演している俳優スティーヴ・ブシェミが好きだということ、映画の魅力、そのすべてをまじりっけのない情熱で少年のように語る八神君。ふんぞり返った評論目線のおやじたちとは違い、ちょっとアツくて笑えるくらいヤンチャだが、こういう人、信用できますよね。
 
ヘンな人だけど。