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本郷台のヘアーサロン「ハンサム」で髪を切るとハンサムになれるのか?

ココがキニナル!

本郷台駅前のヘアーサロン「ハンサム」で髪を切るとハンサムになるのか…キニナル。(スさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

40年以上お客様の笑顔第一に考えた技術者の腕でハンサムな髪形になる。しかし、本物の「ハンサム」になるには人間の内面が重要!

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ライター:秋山 千花

「ハンサムの取材をお願いしたい」という編集部からの、あま〜い口説き文句にまんまと乗せられて、今回筆者が訪れたのはJR根岸線・本郷台駅。
 


根岸線の駅では、横浜市内西限の駅
 

筆者、過去記事の中でも再三にわたり公言してきたが、無類のいい男好き。
「ハンサムの取材」と言われれば、そりゃあもう断る理由なんてあるはずもなし! 二つ返事でお引き受けしたのだが・・・。
 


期待に胸を膨らませながら改札を抜け・・・
 

「ハンサムさ~ん、どこですかぁ?」と周囲を見渡すと・・・
 

ああ、やっぱり・・・。待っていたのは、例のヤツ。
 


また、あなたですか・・・松山君
 

明らかに筆者のハンサム像からかけ離れた彼の話によると、今回のキニナル「ハンサムの取材」は「ハンサムな男性の取材」ではなく「ヘアーサロン ハンサムの取材」なんだとか。
 


なるほど、そういうことですか・・・
 

「ハンサム」・・・いい名前です
 

では、気持ちを切り替えてさっそく「ヘアーサロン ハンサム」の取材、いってみましょう!



ザ・床屋さん!



キニナルヘアーサロン「ハンサム」は、はまれぽライターが横浜市内の魅力的な商店街を探訪する「1000ぶら」企画にも登場した。
 


駅前の団地1階部分に店舗が並ぶ商店街(写真は過去記事より)
 

1973(昭和48)年の本郷台駅開設当時からある団地とともに、この地で店を構え40年以上になるという同店は、懐かしさの感じられる庶民的な「床屋さん」といった印象。
 


広々とした明るい間口は「どなたでもどうぞ!」と優しく語りかけるかのよう
 

目印はもちろんトリコロールカラーのサインポール
 

店内を覗くと、閉店間際だというのにまだまだ接客に追われてスタッフたちが忙しく動き回っている。

一人がカットを終えると、また新たなお客さんが訪れる。駅前だからだろうか? 会社帰りと思しき年代のお客様が多い。
 


メインのカットスペースとなる左側一面にはカット台が8つ
 

「昔は8台すべてを使っていましたが、今は従業員の数も少なくなったので、こんなものですよ」と控えめに笑うのは店長の下久保豊子(しもくぼ・とよこ)さん。
 


理容室の女主人は優しいお母さんといった雰囲気
 

「今日は水曜日なので“大人サービスデー”。だから、会社帰りの方が多いのかも」と教えてくれる。
 


「子供サービスデー」や「アイロンパーマサービスデー」も!
 


お客様の希望をかなえる豊富なメニューがあるのも嬉しい
 

現在、スタッフは下久保さんを含めて5名。そのうち1名はパートさんだが、スタッフ全員が技術者で、それぞれに来店客の施術を担当している。

「基本的に指名制・予約制はとっていない」と下久保さん。駅前という立地上、飛び込みのお客様にもすぐに対応できるようにという考えのよう。

それでも、2度3度と訪れるお客様の中には、指名を希望される方もいるようで「もちろんそうした希望にも臨機応変に対応している」とのこと。
 


営業時間は午前9時30分から午後7時30分(土日祝日は午前9時から)
 

客層としては、やはり地域に長く根付いた店であることもあり、近隣住民や本郷台駅周辺にお勤めの方が中心。

とりわけ、平日午後3時まではシルバー会員サービスを実施しているため、年配の方が多いそう。
 


シルバー会員の登録料は無料。名前と生年月日を登録すればOK!