嵐の中タモリも熱狂! ヨットレース「タモリカップ2016」をレポート!
ココがキニナル!
ベイサイドマリーナで開催される「タモリカップ2016」は今年も開催する?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
今年のタモさんは最高に楽しんでいるように見え、そしてそんなタモさんと海を愛する人々が大雨をもろともせずヨットを駆り、夜は恒例サルサの宴
ライター:永田 ミナミ
曇天模様の空の下
2016(平成28)年9月11日、日曜日。今年もタモさんこと森田一義(もりた・かずよし)大会名誉会長が主宰する「日本一楽しいヨットレース」タモリカップがやってきた。横浜では2013(平成25)年から開催され、今年で4回目となる。
2013年は台風の影響でレースは中止で前夜祭のみ開催。ぎりぎり台風をかわした2014(平成26)年は雨がぱらつくなか強い風を受けてレースが無事開催され、2015(平成27)年は快晴だったがヨットレースとしてはもう少し風が吹いてほしいところだった。
そして2016年は分厚い雲に覆われ時折小雨が降る、鳥浜は朝の8時
横浜ベイサイドマリーナに到着するとあいにくの天気で人もまばらであった
と思ったら、レースの準備をしながら各艇ヨットの上で朝食などを楽しんでいる
海に出てしまえば風を受けて波を切るヨットマンたちにとって、波飛沫も空から降る雨もきっと大差ないのだろう。
さて、曇天の2014年、快晴の2015年に続く3回目のタモリカップも、ヨットレースと陽気なサルサとタモさんで充分楽しい記事になるはずである。ところが、欲しがり屋さんの編集部・山岸から「運営の木原さんに“仮装をしたらどうですか”と言ってもらえた」という一報が。
さらに「ペコ&りゅうちぇるとか」などと提案してくるものだから、一瞬、海に出る前に船酔いしたのかと思った。とはいえ代案を考える時間もなく、仮装するならせめて船出に関係のある小野妹子か鑑真か吉田松陰がいい、と返事をすると小野妹子が採用され、山岸は推古天皇ということになった。
ということで用意した笏(しゃく)に今回の目標を書き込んだ
毎回、レース前にタモさんが帆船「みらいへ」の甲板で出場者を迎える海上パレードでは、出場者の多くがタモさんに向けてパフォーマンスを披露し、それも評価の対象となり、表彰式ではパフォーマンス部門の優勝者も決まる。
その海上パレードの最後尾でタモさんの前を通過し、部外パフォーマンスをしてもいいですよ、というのが木原さんの気前のいい提案なのであった。
タモさんに「お、小野妹子がいますねえ」と言われるのを目標とした
雨降る船出
やがてわれわれは出航の時間となり外に出ると、大きな雨粒が打ちつけていた
と思ったらまもなく雨は小降りに。こういった感じが繰り返しそうな空模様
そんな鉛色の空の下、パフォーマンスを控えたクルーはレインコートに身を包み
一路、タモさんが待つ旗艦を目指すのであった
そして沖合に浮かぶ3本マストの帆船が見えてきた。「みらいへ」である