カップルがラブホテルを選ぶ基準は何だろう？20代から30代のカップルにラブホテルを選ぶ基準を尋ねると、「アメニティの多さ(20代女性)」「駅近(20代男性)」「清潔感(30代男性)」「部屋の雰囲気(30代女性)」という声が挙がった。

しかし、一番多かったのは「料金の安さ」。やはりラブホテルを選ぶ上で“料金”は欠かせない。

ラブホテルの料金体系は大きく分けて休憩と宿泊の2つ。
今回は最も利用が多いであろう休憩時間に焦点を当て、取材を敢行。

横浜市内にあるラブホテルの「休憩平均料金は3時間で約5,000円(はまれぽ編集部調べ)」。そこで、「休憩が3時間以上で5,000円以下」の横浜市内にあるラブホテルを3つピックアップし、カップルがラブホテルを選ぶ基準である下記の5つの項目で評価した。

1. 料金の安さ
2. 駅からのアクセス
3. 部屋の内装
4. アメニティの多さ
5. 清潔感

　
男女の目線から評価すべく、編集部の吉田氏と「5万円挙式」以来1年ぶりにタッグを組み、“休憩が3時間以上で5,000円以下＆いい感じのホテル”をご紹介する！



純和風な雰囲気が魅力！ホテル「アイ・エス」

まずは根岸線石川町駅から徒歩1分とアクセス抜群なホテル「アイ・エス」へ。周辺はラブホテルが満載だが、「周囲ではうちが一番安い」と男性スタッフの方。
ホテル「アイ・エス」は全42室（一部改装中）。建物は「アイ」と「エス」に分かれている。
　

ホテル「アイ・エス」外観

スタッフの方によると、「エス」は和室やブラックライト付きの部屋など、多様な部屋があるとのこと。だが、今回は「アイ・エス」で最安値という部屋を案内していただくことに。ここで一同、「エス」へ移動し、最安値の522号室へ。「最安値」と聞き、恐る恐る部屋へ向かう松宮＆吉田氏。

すると…そこにはシブい6畳ほどの和風の空間が！
　

初体験！六角形のドア

吉田：全然いいっ！
松宮：むしろ新しい！
　

築30年、昭和の香り漂う室内
　

激シブの囲炉裏に注目！

この522号室の休憩料金は(月～日5時～0時 まで)の4時間で3,900円、100分だとなんと全日で2,900円！日～木は18時から翌日の15時まで21時間滞在し、4,800円！あまりの安さに言葉を失う松宮＆吉田氏。
　

窓の外には走る根岸線の姿が！

客層は20代から70代。中には30年以上通っているという常連客もいるそうだ。
　

旅館を思い起こさせる浴衣
　

ベッドも広々

続いてお風呂とトイレへ。広い！今では浴槽やトイレがここまで広い造りのラブホテルはほとんどないらしい。
　

2人で入ってもかなり余裕がありそう
　

松宮の部屋より大きそうなトイレ＆洗面所

激安価格はアメニティ(ヘアブラシ、ヘアゴム、クレンジングソープ＆オイル、ローション)を最小限にすることで実現しているそうだ。

「これだけ安いしアメニティは少なくてもいいか…」と呟く松宮。後ろでは「広い…」といまだ浴槽の広さに感激している吉田氏。
　

無料貸出品もアリ！

廊下には共用の電子レンジがあり、食べ物などの持ち込みが可能。
　

メンバーになると料金から5%オフ

ホテル「アイ・エス」は建物が古く、アメニティが少ない。だが、駅から徒歩1分というアクセスのよさと“日～木は最大21時間で4,800円”という、他にはない超破格の料金＆純和風な雰囲気が最大の魅力と言えるだろう。