元町の人気クレープ屋、開店の経緯って?
ココがキニナル!
元町商店街にあるクレープDonが気になります。一見サラリーマンぽい穏やかでやさしいおじさん二人がやってますが、どんな経緯で店をやることになったのでしょうか(M@LAさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
33年続く店は、ご主人がフランスでクレープを見たのがきっかけ。美味しさの秘訣は特に無く、当たり前の作り方をしているだけ!とのこと。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
クレープ屋さんはどこにある?
元町に古くから営業しているクレープ屋さんがあるという。クレープといえば日本で人気のきっかけになったのは原宿だが、クレープの発祥はフランスのブルターニュ地方であると言われている。
投稿にある情報を頼りに、かなり古くからある元町商店街のクレープ屋を調査しようと思う。
みなとみらい線「元町・中華街駅」の5番出口から
元町口の出口を出ると左手に元町商店街が広がっている。以前はまれぽでも取り上げた、ウチキパンや、看板犬のいるお店などが立地し、横浜の流行発信基地とも言える商店街だ。
商店街の山下公園方面入口は交番が目印
商店街に老舗のクレープ屋さんがあるはずなのだが、一体どこにあるのだろうか。
交番を横目に商店街に足を踏み入れてみると・・・
あった!
場所はなんと、交番のすぐ横。あまりに近すぎて危うく通りすぎるところだった。レンガ調の柱に挟まれる形で、「クレープDON(ドン)」は営業している。早速、詳しい話を聞いてみることに。
フランスで見たクレープに一目惚れ
小さな店内には、男性のご主人がひとり。ご主人の目の前には、クレープを焼くプレートが設置され、その他の調味料や調理器なども手の届く範囲に収まっている。ラジオが聞けるラジカセがあったが、基本的には最小限のスペースに、必要なものだけを揃えているといった空間だ。
お店を切り盛りする山崎さん。ワイシャツにネクタイなのは、良識ある服装をとのことだ
投稿では2人で営んでいるとのことだったが、尋ねると交代制で行っているとのこと。
もう一人の方は、山崎さんのお友達。さすがに今は共同経営者という立場なので、「友達」という呼び名に抵抗を感じるそうだが、起業する前はいわゆる友達であったという。むしろ、「相方」と呼ぶ方が相応しいのかもしれない。
店をオープンさせて既に33年。若い頃、少しだけサラリーマンをしていた経験もあるそうだが、33年もクレープ屋をやっているので、「もう脱サラと言えるのかどうか…」と答えてくれた。ちなみに年齢を尋ねると「…50代!」という回答。共同経営者の方も同じだそうだ。
作りながら話してくれた山崎さん