横浜駅で終電を逃した!どこまでなら始発を待つより歩いた方が早い?(京急線編)
ココがキニナル!
終電を逃したあとどこまでなら始発を待つより早い?の京急線編が見たいです。(グラボロアスさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
終電が行ったあと、京急線の沿線を歩いた結果、杉田駅までなら歩いた方が早かった!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
街の看板を見て歩くことにした
余裕を感じていたからか、あろうことか「暇だ!」と思うようになった。歩いている人が持つ感情では無いのかもしれないが、ひとりで歩いていると、どうも「ヒマ」なのである。
そんな思いで、日ノ出町駅を通過した時、薬局のシャッターに派手なイラストが描かれていたのを発見。
【1:33】日ノ出町駅を通過(49分経過)
日の出薬局のシャッターにはイラストが!
昼間は見えないシャッターアート。これは面白いぞ!と思い、しばらくは街の景色や看板に気を配って歩いてみることにした。暇の解消だ。
平戸桜木道路沿いに「スポーツバー」と書かれた看板があった!
市内にもスポーツバーはたくさんあるが、堂々と「スポーツバー」と名乗る店は珍しい。と、このように街の景色に目をやって歩くのだ。
【1:45】黄金町駅を通過(1時間1分経過)
【1:57】南太田駅を通過(1時間13分経過)
南太田にある「喫茶トミー」の、うつろげな表情の看板
【2:09】南太田小学校前の歩道橋(1時間25分経過)
「Y校前」と名の付く交差点
横浜に精通していない人からすると、「なぜ学校がイニシャルで伏せ字になっているのだ?」と不思議に思うであろう。Y校とは横浜商業高校の愛称として知られている。
【2:28】井土ケ谷駅に到着(1時間44分経過)
しっぽ?
街の景色に気を配って歩くと、時間が過ぎるのは早い。気が付けば時刻は2時半を過ぎ、井土ケ谷から弘明寺を目指して歩いて行く。
弘明寺から様子が一変
井土ケ谷を過ぎ、日ノ出町からずっと歩いてきた平戸桜木道路に別れを告げる。次に目指すのは弘明寺だ。
一気に暗くなる…
ひと際暗い夜道を歩けば、やや傾斜のある上り坂。この時は単なる上り坂の一つにしか考えていなかったが、後にして思えば、ここから地獄の傾斜ゾーンが始まっていたのかもしれない…。
【2:51】弘明寺駅を通過(2時間7分経過)
真夜中の住宅街でストレッチ!
なんだかんだで3時。当然ながら足も疲れてきた。少しずつストレッチを挟みながらのウォーキングとなる。
【3:31】上大岡駅を通過(2時間47分経過)
少し休憩を挟んだこともあり、弘明寺から上大岡でかなり時間をかけてしまった。井土ケ谷を過ぎると駅間の距離が長くなる上、坂道も増えることも要因だろう。
磯子区森が丘付近の住宅街、これも上り坂
さらに上大岡を過ぎ、屏風浦を目指す道もまた上り坂が続いていた。
しかも、このあたりからは地形も入り組み、蛇行しながら線路に近い道を探して歩くという作業となって、これが意外に疲れる…。
【4:11】屏風浦バイパスをくぐるところ、だんだん明るくなってきた
上り坂があったかと思えば、今度は下り坂。下りの方が足取りは早くなるが、ここまで歩き続けていると足に来る疲労はかなりのものだ。
【4:18】屏風浦駅を通過(3時間34分経過)
上大岡を出て約50分。前回の相鉄線を合わせても、駅間の移動にここまで時間を要したのは初めてだ。やっとの思いで屏風浦に到着した時は、すっかり明るくなっていた。
2週間前、相鉄沿線を歩いた時は同時刻でももう少し暗かったのを覚えている。こうして明け方を迎えると、季節が夏へと向かっているのを感じることができた。眠いし、かなり疲れているのだけれど、そう考えるとなんとも爽やかな気分である。